HRDworld

 

Rブレーキトラブル!

2012-01-09 | バイクの話

マスター流用で復活
新年早々の記事は、クインキーのトラブルの話題。
これまで大きなトラブルはなくよく働いてくれていたのですが、ついに中華車らしい?トラブルに見舞われました。

それはなんと
Rブレーキがスカスカ
になるというもの(-_-)

正月休みも終わりに近いある日、残り少なくなったパッドを交換していたのですが、確認のためにペダルを踏んでみるとペダルがスカスカになっており全く制動力が発生しません。フルードは漏れていないし、どこもいじってないのに…(-_-;)
さすがにこれは困るのでいろいろ見てみると、どうもマスターシリンダが全くポンピングしていない模様。
ピストンのシールがダメになって内部で漏れてたとしても、いきなり油圧ゼロだなんてありうるかなあ?とは思うのですが、何度ペダルをストロークさせてもペタンペタンと手応えなくフルボトムします。
こうなると対処方法はマスターOHもしくは交換ですが、ちょっと冷静になって考えてみると…

・クインキーの国内代理店はもう無いので純正品の入手はたぶん困難
・純正マスターシリンダはリザーブ一体式で整備性があまりよくない
・もともとフィーリングも不満。刻印がないため分解しないとサイズも不明。

と、いうことでここは純正仕様で直すよりも素性の知れた部品を流用したほうが良いかと思い、結局オークションで見つけたNSR50他と互換の社外マスターシリンダを買ってみることにしました。
取り付けボルト穴ピッチが純正:50mm、NSR50:45mmと異なるので最低限ブラケットの加工が必要になるのですが、まあそのくらいならなんとかなるかと思って購入。
原付用ではありますが、サイズは1/2(Φ12.7)ということなのでこの車格のリヤ用としては一般的なものと思います。
ついでにホースも準備。フロント同じプロトのSWAGE LINE。イージーオーダーできるのがいいですね。今回はサイド20°-ストレートの650mmを選びました。

さてさて、そんなこんなで完成したのが右上の画像です。
取り付け自体はフレーム側のブラケットを少し削ったのとボルト穴をあけ直した程度でなんとかほどよく収まりました。リザーブは別体になるので、そのブラケットも現物あわせで作成。そうそう、別体タンクになったせいかエア抜きがすごくやりやすくなりました。

純正RマスターシリンダNSR50他互換品

まだ純正品を分解していないので純正サイズがわかりませんがストロークが減って乗りやすくなった感じなので、若干サイズアップしているかもしれません(ホースを変えたせいかも?)。
予想外の出来事に新年早々びっくりしましたが、これでまたしばらく走れそうです。


<追記>
後日、不具合の起きたマスターシリンダを分解してみたところ、原因が判明。
なんとピストンが押し込まれた状態で固着していました。なるほど、これなら何度ペダルを踏んでも全く油圧は発生しませんよね。なっとく。
でもこれ、出先や走行中に起こったらと考えると怖いですね^o^; フロントも今のうちに流用で替えとこうかな…
ちなみにサイズは純正も12.7で、今回のものと同サイズでした。フーリングの変化はホース変更によるものが大きそうです。純正も見た目はステンメッシュでそれっぽいんですけどね^^;

純正Rマスター構成部品ピストン固着

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2012 | TOP | LEDテープの使い道 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | バイクの話