市内のKTM・Husqvernaディーラーにて |
これに備えて、ヘルメットやジャケット等の装備は引っ越しに荷物に突っ込んで送っていたので、あとはバイクを選ぶのみ。慣れない道は、慣れた小回りの利くバイクが良いだろうってことで、モデルチェンジした390DUKEを選択。
まずはドイツでバイクに乗ることが目的だったので、特に予定もなく街中をうろうろしてみました。街中での走行は、もちろん右側通行なことや、交差点や車線の規制、信号の配置などわかりにくいところが多くて未だに結構戸惑います。
動画編集に不慣れで見苦しいですが、一応動画にまとめてみましたのでよかったら見てみてください。
この2017年式の390DUKE、外観がかなり変わったものの、基本スペックは先代に近いため、外装変更がメインなのかな?と思っていました。しかし実際はこのモデルから電子制御スロットルになっていたり、ブレーキが強化されていたり、ポジションもかなり改善されている印象を持ちました。
ブログでは紹介していませんが、私の乗っていた2015年式の390DUKEはポジションやフィーリング向上のためにハンドルバー、シート、ステップ、ブレーキパッド、スロットルなどを変更していました。その印象から新型に乗っても違和感なかったってことは…!
個人的には電子制御スロットルのバイクはどうも違和感があると思っていたのですが、途中までそのことに気づかないくらいの自然さでとても好印象でした。また、低速域のギクシャク感も、かなり改善されています。先代のスロットルはガタが大きくてフィーリングがお世辞にも良いとは言えなかったことを考えれば、グッと良くなっているポイントだと思います。
ドイツでレンタルバイクを借りるには
少し走って海まで |
日本語のサイトでも断片的な情報はあるのですが、大半は海外旅行ツアーとセットでツーリングがついてる、という類のもので、個人的に借りたよ、というような情報は少なかったです。また、フランクフルトやミュンヘンあたりだと、英語サイト完備で観光客相手に商売しているようなお店があるようなんですが、ハンブルクでは英語サイトがあるところがほとんどなく、Web上ですらうまく見つけられずに悶々としていました。その後ドイツ人の同僚「motorradvermietung(レンタルバイクの意)」などのワードを教えてもらって、やっと検索できました。
そんなこんなで調べたところ、ハンブルクあたりで手広くディーラーを展開している会社があって、BMW, Ducati, KTM, Husqvarna, SUZUKIなどをレンタルしていることがわかりました。また、別の会社のKawasakiのディーラーでもレンタルバイクを扱っているってことで、しっかりしてそうなディーラー系に限ってもそれなりに選択肢はありそうです。
価格的には、もちろん車種によりますがこのお店の場合、1日24hで49€(125DUKE)~149€(1290SUPERDUKE)くらいなので、日本と同じか、ちょっと安いくらいかな?という感じかなと思います(参考1,参考2)。一応この価格は保険も入っているし、距離も300㎞までは含まれています。ただしこのお店の場合、借りる際にデポジットとして500€の現金が必要なのと、有事の際の免責額が2000€とかなり高いです。万が一転んだり事故したりの際には結構な実費負担が必要になりそうです。
借りるための必要なもの(書類)としては、
(1)運転免許証(国際免許証、免許証の翻訳など。もちろん欧州の免許証がベスト)
(2)身分証明書(パスポート)
(3)住民登録証
が必要とのことでした。
免許証の翻訳というは、国際免許証の簡易版?のようなもので、領事館に申請すると「この人の日本の運転免許はこんな内容ですよ」という翻訳書類を発行してくれます。ただし、ちょっと知名度が低いのか、あるお店ではそれではダメと言われてしまいました。もし旅行先で運転したいと思ったら、ちゃんとした国際免許を取得して行った方が確実だと思います。
あとちょっと気になるのが(3)で、旅行者だとどうなるの?というのが謎です。旅行してバイク乗りたい!って人は結構いると思うので、また機会があれば聞いてみようと思います。
たぶん予約は電話とかメールでもできると思うのですが、自分はいろいろ不安だったので、直接お店に行ってこの辺りの話を聞いた後、その場で予約をしてもらいました。
オドメータにに注目! |
予約内容の確認、レンタル料(前払い)、デポジットの支払いを済ませたら、外観の確認と操作系の簡単な説明を受けて、あとは行ってらっしゃい!って感じです。この辺りは、多分日本でも同じですよね。
返す際も、時間までにお店に行くと、外観と燃料量をチェック(満タン返し)したら、はいOK、みたいな感じです。もし規定の走行距離をオーバーすると追加料金が発生しますが、その分を差し引いたデポジット金を受け取って終了です。
あ、出かける前に担当してくれたスタッフに名刺をもらっておくと良いと思います。何かあって電話しなければならなくなったときに、担当してくれた人に取り次いでもらった方が事情が伝わりやすいはず。
自分はドイツ語は全くできず少し英語が話せる程度なのですが、案外すんなり借りられたなあというのが正直な印象です。最初ってことでいろいろと緊張しましたが、結構満足度は高いです。動画の中でもちょろっと触れましたが、この夏にはもう一度別のバイクを借りてツーリングに出かけました。その様子も、また動画と記事にしたいと思います。ではではまた!
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