Takekida's log

千里の道も一歩から

[レース体験記]いごっそうアクアスロン

2009-07-29 23:55:34 | Race
今更ながら悔しさがこみ上げてきたのでレース体験記。
写真はこちら

「いごっそう」というのは土佐弁で快男児、酒豪や頑固で気骨のある土佐男児のこと。女性の場合は「はちきん」といわれ気が強くしっかり者であることが知られています。高知県は坂本竜馬や板垣退助、吉田茂など数々の偉人を生み出した土地でもあります。

話は脱線しましたが会場の黒潮町、土佐佐賀は高知から100km程度で特急でも1時間半ぐらいかかるところです。
天気は2日ともいまいちでしたがそれでも海はきれいでした。
前日は競技説明会をかねたふれあいパーティ。高知の名物でもあるかつおのたたきをその場で焼いてくれるサービスもあり大満足。秋田大OBの方やお世話になるトライアスロン連合の方とも話が出来ました。意外に母校の土佐塾に通わせているという方もいたりして話が盛り上がりました。あと土佐佐賀は母校の生物の先生でもあったM神先生に関係のある明神水産の本拠地です。先生の親戚の方もいたりして驚きました。世の中は狭いもんです。

さてレースのフォーマットは1.5km+10kmのアクアスロン。前日からライバルは一人しかいないとのことでSWIMでの差を最小限にしてRUNで盛り返すという作戦に。

天気は朝方は晴れていたのですが開始前には大粒の雨が降り出しレース中も断続的に激しい雨が降り続いていました。その分、暑さはほとんど感じずに済みました。

SWIMは三角形上に張られたブイを750m2周回で一回上陸します。時計回りなので基本右呼吸の自分としてはずっとブイが見えるので楽なコース。ほとんど波はなし。
スタートは非常にスムースでバトルはほとんど無し。ライバルはやはりSWIM早く一つ頭、抜け出してきたので10mぐらいはなしてずっとそれについていくという感じになりました。意外にも着いていくことができたのはWetスーツを新調した効果もあったのかも。結局、Topとは15sec程度の遅れでSWIMをアップで十分に射程圏内。
この時点でRUNではいけるだろうと思ってました。

RUNは海岸沿いの道を往復するコースですが折り返し前1kmが激しい上り坂(東北大でいえば青葉山に登るような感じ)があります。走り出してみると意外に体が重くSpeedに乗ることができず前との差もなかなか詰められず。
それでも何とか折り返しの前の坂で一回、先頭をPassしますが折り返し後の下りで完全においていかれることに。1kmの下りが終わるころには500mぐらいの差がついてしまいました。そのまま差は詰められずに一般男子では2位でレース終了。しかもラスト1kmで高校生の女の子に抜かれるというおまけ付き。

結局Timeは1:03:41 S 23:38 R 40:03 でなんとRUNが40分もかかってしまいました。いくらアップダウンのあるコースとはいえショック。

今回の敗因は完全に下りの練習不足とアクアスロンというフォーマットでの準備不足かと思います。もう少し粘れればと悔やまれますが実力は実力。出直します。

帰りは知り合った方の車の乗せていただき高知駅へ。久しぶりに高知の温かさと厳しさに触れた旅でレースの結果を除いては大満足でした。さてさて次は10月まで大会なしです。

写真はかつおのたたきを作っているところ。わらで焼いて火力を上げ表面のみを焼くというのがおいしさの秘訣。
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2 Comments

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おつかれさま (mirai)
2009-08-05 23:11:16
悔しさが伝わってきます。
裏を返せば惜しい位置にいたからこそ思える事だとも思う。
限られた環境だけどがんばろうぜ。
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まったくです… (たけきだ)
2009-08-06 22:55:42
色々と後悔の残るレースでした。まったくかなわなければここまで悔しくないのかもしれませんが… ともあれ悔しさをバネにステップアップして以降と思います。今週から練習も再開しました。とりあえずは10月の長良川スプリントを目標とします。 確かに限られた環境ですがまたお互い頑張りましょう!!
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