朝から雨。昨日の練習で疲れていたということもあり今日はSWIM重視で外練習はRUNのみのやや休みモード。
明日から横浜勤務に戻ります。
言われてみればなのですが科学というのはこういった現象がこういった法則で起きているということを証明している学問でなぜそういう法則になるのか?ということには答えていないわけです。何で重力定数がこの値になっているか?光の速さはなぜ30万キロ/秒なのか?と言った疑問です。その疑問に答える一つの手が「神の存在」を持ち出すことだといいます。科学は全能、全知ではない人間の営みであるわけで生み出してきた法則などの正誤を神に伺っているということになります。
この本では物理学の歴史(古典物理、量子物理、宇宙論)に登場してきた神の歴史を振り返ることによって物理学自身の中身がどのように変化してきたかをたどっています。 筆者が宇宙論の専門ということもあり、宇宙関係の話がやや多いですが宇宙は確かに証明することすら難しいわけで神に登場していただく機会が多数あります。
美しいと思ったのはカオスとフラクタルの話。
カオスはニュートンによる古典力学を使いながらもそれぞれの系が複雑に絡み合うことによって未来が予測できないような「混沌とした」複雑系のことを指している。 パチンコの玉とか天気予報のようなのが例。
フラクタルは血管の長さXと太さNの関係、ガラスを壊した時のサイズXと破片の数NがXのべき関数X^N (^は上付き文字をあらわす。)であらわされるという自己相似性のこと。フラクタルな世界が始めて絵として表したのは平安時代の僧侶たちの描いた曼陀羅図とのことで仏の配置が入れ子構造になっているのが特徴とのこと。フラクタルな世界というのはまさに神々が偏在していそうな雰囲気がします。
曼陀羅図↓
「困った時は神頼み」とはよく言ったものですが自分の運命で決定できない要素が絡み合うからこそ世界、そして人生が面白くなるのだと思います。
写真はフラクタル迷彩のF-16戦闘機
明日から横浜勤務に戻ります。
物理学と神 (集英社新書)池内 了集英社このアイテムの詳細を見る |
言われてみればなのですが科学というのはこういった現象がこういった法則で起きているということを証明している学問でなぜそういう法則になるのか?ということには答えていないわけです。何で重力定数がこの値になっているか?光の速さはなぜ30万キロ/秒なのか?と言った疑問です。その疑問に答える一つの手が「神の存在」を持ち出すことだといいます。科学は全能、全知ではない人間の営みであるわけで生み出してきた法則などの正誤を神に伺っているということになります。
この本では物理学の歴史(古典物理、量子物理、宇宙論)に登場してきた神の歴史を振り返ることによって物理学自身の中身がどのように変化してきたかをたどっています。 筆者が宇宙論の専門ということもあり、宇宙関係の話がやや多いですが宇宙は確かに証明することすら難しいわけで神に登場していただく機会が多数あります。
美しいと思ったのはカオスとフラクタルの話。
カオスはニュートンによる古典力学を使いながらもそれぞれの系が複雑に絡み合うことによって未来が予測できないような「混沌とした」複雑系のことを指している。 パチンコの玉とか天気予報のようなのが例。
フラクタルは血管の長さXと太さNの関係、ガラスを壊した時のサイズXと破片の数NがXのべき関数X^N (^は上付き文字をあらわす。)であらわされるという自己相似性のこと。フラクタルな世界が始めて絵として表したのは平安時代の僧侶たちの描いた曼陀羅図とのことで仏の配置が入れ子構造になっているのが特徴とのこと。フラクタルな世界というのはまさに神々が偏在していそうな雰囲気がします。
曼陀羅図↓
「困った時は神頼み」とはよく言ったものですが自分の運命で決定できない要素が絡み合うからこそ世界、そして人生が面白くなるのだと思います。
写真はフラクタル迷彩のF-16戦闘機
1/h^n=1/f^n+1/g^n、
第一式おもしろい着想ですね。経済学のホットな話題として財政均衡主義と現代貨幣理論(MMT)の競合モデルの方程式や関数なんてものはできないのでしょうかね。
この原因をしぶとく究明してこの材料は実用化されたのがその舞台裏である。
まあ簡単に言うとシナジーということで
1+1=2 だけではなく
1+1=3 という世界を
数理的に表現しようとしたもののように受け止められる。