てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

金沢日記、2015年夏。

2015年08月24日 | 金沢


こちらは、橋場町の浅野川のほとりの柳です。この川沿いの柳を見ると、金沢に帰ってきたなあと思います。

広島帰省も控え、海水浴にも行っちゃったし、畑と子育てをまわすのもなんだかワタワタしてたし夏は金沢にも帰省しないことも多いので、今年は無理だなと計画できずにいました。

が、、、

母から珍しく「帰ってこないの?」的な電話…(母は気を遣って帰って来いと言わない人)

相棒くんが今年は珍しく「今年の夏は帰らないの?」的なことを何度か話してくる…

そして子どもたちはいつでも「じいちゃんばあちゃんちに行きたい!」…

って熱気(?)が高まっている感じで、まったく予定にはなかったのですが、無理くり帰省計画を立て、2泊3日で帰省してきました!



到着した日はまたまた魚屋さんで刺身を注文してくれていて、食べきれないほどの刺身を用意してくれていました。



母のつくったゴーヤチャンプルー。北陸っぽい九谷の器ですねえ!

写真がありませんがあとは相棒くんの大好きなステーキ。さすがにステーキを食べることができたのは、相棒くんと食いしん坊な長女のみでした。

…最近は、わたしたちが「○○行く?」と子どもたち連れて行こうとしても、家でまったりしていたり友だちと遊ぶのが楽しい年齢になってきて、せっかくの金沢でひがしの茶屋街や主計町(かずえちょう)、片町などに誘ってもばあちゃんたちと本屋やショッピングに行ったり、いつものビュッフェに行きたがる子どもたち…。

仕方ないから1日目の日中は、金沢をゆっくり歩いたことのない相棒くんとふたりで金沢観光にまわりました。

結婚してから何回か相棒くんも金沢には来てはいたのですが、3人とも小さかったしほんの2~3日の滞在だったので、ゆっくり歩いたことなどほとんどありませんでした。なので、相棒くんはとっても喜んでいました。

ひがし茶屋~浅野川を渡って河原沿いを歩き、主計町(こちらも昔の茶屋街)、橋場町を歩きました。



いつものひがし茶屋。もう17時前で、ほとんどのお店が閉店前でした(到着がいつもすごく遅いわたしたち…)。

ひがし茶屋、橋場町、尾張町など、ものすごい人で、駐車場も1時間ならんでようやく車を停めることができました。並んだのが15時半くらいだったのでもう閉店間近でした。



主計町の入り口。



主計町の事務所。こちらは飲食店が多く、もう少ししないとお店が開かない感じでした。

とっても風情があります。主計は、わたしが金沢に住んでいる頃は整備されていませんでした。今度は主計町で飲みたいです!

…2日目は、わたしの祖父母のお墓参りに行ってきました。

帰りは昼食時で、ほかのお店もたくさんあるのにどうしても子どもたちが8番らーめんがいい!というので8番に。



相棒くんが、8番の店舗の多さにかなりびっくりしていました。コンビニレベルでバス停ごとくらいにお店があるので…笑

結局帰省するたびに8番に行っています!

さて、その夜は、子どもたちがまたいつものビュッフェ(実家の近所にある人気店)に行きたがって、わたしと相棒くんは片町で夕食に行くことに…。

…なんか…結婚してからふたりで夕食に出たのが初めてでした。

結婚してから12年経ちますが、ずっと子育てに追われてふたりで食事すら、滅多にしたことがありませんでした。

今まで本当に大変だったなあと人生を振り返りつつ、ごくごくたまにだけど、こんな時間が作れるようになるのかもしれないねえと話していました。

でも、たまたま帰省していて父や母が2~3時間見ていてくれているからできたことなんですが…!



ここは柿木畠(片町)。

金沢のおでんではないのですが(味噌おでんだったりどて煮がある)、金沢の老舗で有名なお店「高砂(たかさご)」。



ここで飲むのもいいなあと思いつつ、広坂、片町(香林坊あたりから犀川大橋くらいまでぐるっと一通り歩いた)をまわって、結局今やすっかり金沢飲みのベーシック「いたる」で飲むことに。



エビスで乾杯!エビスだった時点で今日はいたるにしてよかったなあと。。。つきだしは、バイガイでした。



能登豚。1切れ味見させてもらいました。レモン汁と柚子胡椒で食べるんだけど、すごく美味しかった!



鳥皮揚げ(パリッパリ)、出し巻。



加賀太きゅうりのオリーヴオイル和え。



揚げ焼き(北陸人は揚げをすごくよく食べると思う)。

あとは鰯焼きでしたが飲みものと今日はふたりしか食べる人がいなかったのでもうお腹いっぱい…!

3日目はお昼すぎまで実家でみんなでゆっくり過ごして名古屋に戻りました。

…8月は帰省で1、2回は3~4日畑を空けなきゃいけないし、ただでさえ夏休みで子どもの用事がいろいろ立て込んで、週末も遠出したりして畑が大変です!!本当に猫の手も借りたいくらい。。。

さて、今週末はいよいよ広島です。

行けそうだったら今年は初めて広島市内に子どもたちを連れて行って観光できたらいいなあと思っています。

…みなさんも夏楽しまれているかと思います!

日が暮れるのが早くなりましたが、もう少し、夏が続きそうですね…!



金沢でおでん飲み。

2015年04月12日 | 金沢


地元金沢の人たちはよくおでんで飲みます。普通のことだと思ってたけれど、県外に出てあれは北陸っぽい習慣なんだな~とわかりました。

わたし自身も若いころ友人とよくおでんに行きました。

特に好きだったのが片町の「おでん居酒屋 三幸(みゆき)」です。

ここは若い人もいっぱいいるし、もちろん年配の方もたくさんいるし、いつ行っても満席だし予約もとりづらい人気店でした。

それは今でも変わらないみたいです。

この時期だし、やっぱり予約取れなかったみたいで残念だったけど、今年の春はこちらも地元ではおでん屋さんの代表格の「赤玉」に行ってきました!



冒頭の写真も赤玉おでんです。

真ん中にある、練り物の串…!これは赤巻きと言って、富山の名産品です。かなり赤く着色してあるけど(!)、これはこれで北陸の人にとってはなじみの深いものなんですよね。

牛筋煮込みも注文しましたが、名古屋での生活も長くなってきているのでなんだか牛筋は甘辛く炊いた味噌煮込みというのが染みついていて、お出しで煮込んだ牛筋が出てきてわー懐かし~~と思いました。冒頭の写真の右上にチラっと写っているのが牛筋です。

赤く着色してある代わりに昆布で練り物を巻いてあるシリーズもあります。

三権(さんごん)のかまぼこ

「三幸(みゆき)」「赤玉(あかだま)」「高砂(たかさご)」は地元では一番有名な感じのおでん屋さんだったと思います。

高砂は関東風のおでん屋さんなんですが、地元では代表格のおでん屋さんで先日昼食を食べに行った柿木畠(かきのきばたけ)の通りに昔からずっとあるおでん屋さんです。

…寒い季節だったせいか年齢のせいか、最近お酒を飲むときはやっぱりおでんがいいな!と思います。

あと金沢ではおでんのほかに「とり野菜」でもよく飲みます!

これらはとくにご馳走ってこともないものですが、北陸の人の暮らしや娯楽によりそった食べ物なんですよね。

…昨年の春は、車で友人と子連れで遊んで帰りにおでんだったので、三幸で修業して独立された方のお店金沢市笠舞にある「つぼみ」に行ってきました。

ここもおでんはもちろんなんですが、ほかのメニューも結構美味しくて、ぷりぷりのアジフライを出してもらって忘れられない美味しさだったので、またいけたらいいなあと思っています。

ちょっと前にテレビで取り上げられて「金澤おでん」ということで売り出そうとしているみたいですが、味はとくに変わったところもなくふつうのおでんなんです~笑!

でも、こういう暮らしにとけこんだおでん文化というものは、確かに根付いていて、しっとりした北陸の地酒をちびちび飲みつついただくおでんはオツなものです。

湿っぽい北陸ではこういう献立が最高です。

毎年、学生時代のバイトで一緒だったメンバーで集まっています。わたしの中学からの親友もメンバーなんだけど彼女は今横浜に住んでいてなかなか地元では会えませんが、ブランクが空いてもまったく変わることがない関係で、ホントおもしろい子ばっかりでゲラゲラ笑って帰ってきました。


金沢日記。

2015年04月07日 | 金沢
この春もまた、金沢に帰省してきました。

北陸新幹線に沸く石川ですが、TVとかで見るとちょっと浮かれすぎていて恥ずかしいでも、地元が元気になってくれるとうれしいです…

わたしたちは名古屋からなので、いつものように高速で北陸道を通って行くので、いつもながらガラガラの北陸道でスンナリ帰省できました

名古屋で桜が8分咲きになった頃帰省したので、北陸の桜はまだ咲きはじめといった感じでした。いつもこの時期は兼六園の梅園が見頃!



大人になって兼六園が大好きに。



ああ、好き。濃いピンクの梅の花。



グッとくるぜ。



たまらん。



こんな椿も。は~きれ~~。

中2になる甥っ子、小5になるウチの長女、小2長男、年長末っ子連れての兼六園は、つい昨年まではラムネ飲んだり花見団子食べたり、ふざけたり、とっても楽しいひとときでした。

でも今年は喜んでいるのはわたしと妹だけ・・・。

子どもたちはおなかすいたね~とか、もう帰ろ~とかブーブー言っていて、もうこういうところに親と一緒に行って楽しいばっかりじゃなくなってきているようです。成長ね。



今年は初めて金沢の21世紀美術館に行ってまいりました!

心得のないわたしと妹、そして子どもたちは何を見てもちんぷんかんぷんで、キョト~ンとしていましたが、定番のあのプールみたいなところでめっさ喜んで、美術館ではわたしたちはここがMAXて感じでした

…お昼は柿木畠(かきのきばたけ)に行きたいな!と思って歩きました。21美の建設後で、道あってるかなと思いましたが広坂から柿木に突入

柿木畠は飲食店がたくさんある通りです。新しい甘味処などもできていたりもしたけれど、全体的には相変わらずの佇まいで落ち着きます。

「いたる」や「あまづぼ」も健在でした~~懐かしい~



あまつぼのお座敷で昼食いただきました。



わたしたちはお造りご膳、子どもたちは天丼のご膳をいただきました。やっぱり刺身が旨い~~!!お味噌汁はエビのお頭とブリが入っていて、北陸の味でした。。。しみじみ。。。

天丼もとても美味しそうでした、写真取り忘れ…汗

帰りに成長期のため胃袋が宇宙な甥っ子が金箔ソフトを食べていました。さすがに満腹だし金箔は地元の人はあんま食べたことないんじゃないかな?わたしは多分食べたことない気します。



でも、これなんかアメージング‼…な感じでテンションあがりますね。

この日は午前中に美術館、柿木畠の昼食、午後の兼六園、兼六園を出たところの交差点「広坂」にあるお店のソフトクリームという感じで1日を過ごしました。

この日はお天気もよくて暑いくらいの陽気で、雨が多い中こんな日があってよかったです。

また、実家の近くの美味しいお店や、20数年来の友人と片町でおでん飲みをしたときの写真も掲載できたらいいなあと思います!

ひとまず今日はここまでアップさせていただきました!

金沢港、金沢の魚。

2014年04月10日 | 金沢

実は、小さい頃、お魚もお肉もあまり得意ではありませんでした。

魚が好きになったのは、金沢に戻った中学生の頃からです。

毎日、食卓には3種以上の魚がのぼりました。母がいつも魚屋さんに通ってくれていたからです。

実は、こちらも意外に初めていったのだけど、金沢港です!実家から10分程度なのに初めて行きました。

Dscn0459ウッドデッキで潮風に吹かれて。

名古屋生活クラブで、金沢の魚をあつかってくれているおかげで、わたしは日本海の味を、長久手でも味わわせてもらっています・・・ホント感謝してます!

港にある、市場です。

Dscn0475

季節によって魚の種類やお値段が変わります。

Dscn0477

甘エビ。金沢にいた頃は、また甘エビか。。。という感じでしたが、今ではご馳走。

Dscn0470

市場の横に魚が干してありました。

Dscn0473    

ハンガー、金属の棒、タフロープを工夫して・・・。浜風を浴びて、気持ちよさそうなカレイ。

そして、安くて旨い魚を食べたい!と思われる方に、ぜひともオススメしたいのが、金沢港にある、「船員厚生食堂」~♪

一般にも開放されているので、お昼にもなるとたくさんの人が押し寄せます。

Dscn0479

近海でとれた新鮮な魚をフライにした定食や、海鮮丼などが、格安で食べられます、しかも旨い!

Dscn0485

店内はお客さんでいっぱい。この日は20分ほど並びました。

Dscn0487

まぐろ、ぶり、さわら、いか、いくら、あなご、たこ、胡瓜、錦糸卵ののった、ボリュームたっぷりの海鮮丼が1000円でーす。お味噌汁とお漬物がつきます。

その他、高いメニューでも近海フライ定食900円、ヒレカツ定食1200円、刺身定食1200円などなど。

うどんやカレーは500円前後でこれぞ港の食堂という雰囲気たっぷりで、スタッフの方は全員女性で、ものすごく忙しそうな店内をテキパキとまわしていました。お仕事っぷりがカッコよくて、ほれぼれと見つつ、海鮮丼を待ちました。

【(金沢港船員)厚生食堂】

076-268-1299 金沢市無量寺ヲ51/営業時間…11:00~14:00、17:00~21:00/休…土

街中や駅周辺、近江町市場には、鬼のようにいくらやウニなどがのった海鮮丼が3000円ほどであり、これはこれで豪華でおいしいのだけれど、港の食堂の海鮮丼・・・かなりおススメです・・・♪

Dscn0405

友人宅でも、子どもたちと大勢で手巻き寿司パーティをしました。

Dscn0407   

ひさびさに帰省したわたしたちのために、魚屋さんで買ってきてくれて、おもてなしをしてくれました・・・お昼間は獅子吼高原(ししくこうげん)や白山比咩神社(はくさんひめじんじゃ)に遊びに行きました。楽しかった・・・ありがとう!

白山比咩神社は、このあたりに住む人たちみんなの心のよりどころです。心がスーッとします。

Dscn0389

子どもたちも見よう見まねで・・・。

Dscn0396

立派な注連縄!

Dscn0397 

砂利に美しく筋が切られて・・・心が洗われます。

わたしたちのパワースポットです

・・・さて後日、実家でも手巻きしよう~!となり、いつも帰省するたび刺身を注文する近所のお魚屋さんで、今回は手巻き用のをお願いしました。

Dscn0437

この魚屋さんのならびに、昔からある小さい商店。もうこのあたりはすっかりこんな感じですが、黄色い看板の「いとや」さんで、中学生の頃少ないお小遣いで、毛糸や針を買っていました。

Dscn0435

実家もお買い物は、近所の県庁付近のお店ばかりになって、こちら方面は魚屋さんくらいしか通っていないようです。

「いとや」さんは開店休業っぽいかな?今は自宅のすぐ近くに大型の手芸店ができて、わたしもそこに行っていますが・・・懐かしいお店です。


金沢日記・・・金沢ひがし茶屋街、にし茶屋街。

2014年04月06日 | 金沢

Dscn0444 実は初めて行った!にし茶屋街。

金沢はわたしの生まれ故郷ですが、小さい頃から父の仕事の都合で大阪で育ち、中学生になる13歳から27歳で仕事で名古屋に行くまでの間、暮らしていました。

わたしにとって、ふるさとであり、いつまでもなんとなく旅気分が少し残る、金沢なのです。

名古屋の方でも、金沢を訪れたことがある方が意外に多くて、驚きます。

「今度金沢に行くんだけど、どこかいいところある?」って聞かれて、やっぱり一番に答えるのが、茶屋街です。

わたし自身、重要伝統的建造物郡保存地区でもある、茶屋街には小さい頃は行ったことがなかったんですよね。

20代なかば、広告の仕事をしていた頃に取材させてもらったり、撮影の仕事でいく機会が増えて、茶屋街の魅力を知っていきました。

街の灯りがともるころになると、三味線や太鼓の音がこぼれ、藩政時代の面影をとどめる場所です。

今回、ひがし茶屋街で撮った写真に限って、カメラ設定のどこかをいじったのか、ボケ気味で残念w

Dscn0422

金沢で一番大きなお茶屋さん、懐華樓(かいかろう・金沢市指定保存建物)。

以前、服飾系の雑誌の撮影でも、ご協力いただいたことがあって、赤い壁や金の装飾がとても金沢らしい建物でため息が出るほどの雰囲気です。

750円で見学できるようになっていて、お昼間は甘味もいただけるカフェもしているので、ひがし茶屋に行ったならば、寄ってみるとお茶屋気分が満喫できると思います。

Dscn0421_2

雑誌などではいつもこのメインストリートですね・・・ぼけてますがw

Dscn0423

風情ある糀屋さん、髙木糀商店。

http://takagikouji.com/

昼前から、子どもたちが「お腹空いた~~」とワーワー言うので、食べるところを探しました。せっかくだからお茶屋さんのカフェで・・・とも思ったけれど、「おうどん食べたいー」とうるさかったので、金沢にたくさんある(多分チェーン店ではないと思うんだけど)「加登長(かとちょう)」という、うどん・丼・定食屋さんで昼食・・・。

わたしは金沢の郷土料理とも言える「ハントンライス」・・・!

すんでいた頃は、そうでもなかったのに、ひさびさに食べたい衝動がすごい・・・。

Dscn0430

ケチャップライスの上にオムライスのように卵がかけられて、さらにほんのりあんかけがかけられ、その上には白身魚のフライ。

懐かしい味、金沢のソウルフードだね。

ハントンライス、ウィキペディア↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9

このひがし茶屋街と、主計町(かずえちょう)、にし茶屋街などが、金沢の三大茶屋街となっています。

にし茶屋街には、実は今年初めて行きました!

友人が、「(わたしが)好きそうな店あるよ!」と連れて行ってくれたのが、にし茶屋街の「甘納豆 かわむら」です。

とっても素敵なお店で、甘納豆もおいしかったので、滞在中、もう一度母を連れて行きました。

Dscn0446

母に聞くと昔からあるお店だけど、来たのは初めてって言っていました。

母もかわむらさんの甘納豆を選ぶのをとっても楽しんでいました。

かわむらはホームページもなく、硬派なお店ですが、ちょっと検索すると、個人の方などが、かわむらの甘納豆について書かれたたくさんの記事が出てきました。

ホント、金沢土産におすすめです。

ほっくりしたお豆、ほんのり甘く、やさしい味わい。

150x150_square_10803609

そして、この袋。かわいい・・・。甘納豆のほかにも、和三盆くるみや、すはま、柑橘の皮の砂糖漬けなど甘味がいろいろとあり、選ぶのが楽しい・・・!

150x150_square_23016676 

そしてひとつひとつのパッケージの裏に、作り手さんの一文が・・・!

「すはま 其の豆」

黄すはまは大豆

緑すはまは青大豆

それぞれの豆を臼で挽き、

時間をたっぷりかけ

練り上げました

「やわらかな、そして穏やかな

お菓子ができたらいいな~」

との想いで時がたつのを忘れ

作ったのが其の豆です。

店主

よそのすはまと固さや香りが違うな~と思っていたのだけど、つくり手さんの心が伝わってくるようで、それぞれ楽しく読ませていただきました。

実はかわむらさんは、にし茶屋街にしか店舗がないそうで、これまた硬派・・・!

ひがし茶屋街の、「桃組」さんで扱っているとチラリと見聞きしてひがしを見てみたけれど、定休日で、確認できずw

にし茶屋街は、かわむらさんの他に、諸江屋(らくがん)さんや、おすし屋さん、割烹屋さんがありましたが、気軽なお土産屋さんやカフェは見当たらなかったので、軽く散策して甘納豆や落雁をお買い物するか、お食事などをする感じの楽しみ方なのかな?

かわむらさんの前には登録有形文化財の「西料亭組合事務所」がのこされています。

Dscn0450

この時代の建築物がすごーく好きです。

Dscn0452

訪れた4月2日はまだかたいつぼみだった枝垂桜。このぼんぼりは、ひがし茶屋にもにし茶屋にも、そして兼六園にもありますね。

わたしたちが名古屋に戻る日4月5日(土)から兼六園の無料開放がはじまりました。ちょうど桜は2~3分咲きでした。

毎年この時期に帰省するので、名古屋の桜が咲き始めた頃に、名古屋をあとにして、金沢の桜が咲き始めた頃に、金沢をあとにする・・・というのが、恒例のパターンになっています。

中学生のころから友だちと兼六園の夜桜を見に行っていました。

この桜を見ると、「ああ、金沢に生まれてよかったな~!」と心から誇らしく思います。

みんなそれぞれ、ふるさとの春、桜には、このような格別な想いがあるのではないかと思います。

こういうのが、とってもいいなあと思います。