てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

エビとアボカドのサラダ。

2018年05月07日 | 名古屋生活クラブ

こないだ焼いたバターロールが美味しかったので、また作りました💕

こういう形成モノは、毎回ちょっとずつきれいに形成できるようになってくるのでとっても嬉しいんですよね~✨上手にできると、何歳になってもやっぱりうれしくて、「るるん🎶」ってなります・笑笑

せっかくパンを焼いたから、おかずも美味しいもの食べたいな~と思って、エビとアボカドを使ったサラダをつくりました。

つくり方はすご~く簡単。

エビ、ブロッコリーは茹でておき一口大にしておき、アボカドも一口大に切ります。

レモン汁とオリーヴオイルと塩を適当に加えて和え、さらに最後マヨネーズも大さじ1~2くらい混ぜました。最後にコショーをふり完成✨

畑の採れたてのレタスやきゅうりと合わせて食べました💕

土曜日のお昼だったので、相棒くんがいませんでしたので、一人分だけ小鉢に…。

さてさて、みなさんはエビ、お好きですか?

うちは長女がエビ好きなので、たまにエビフライにしたり、ちらし寿司の具材にしたりしてちょくちょく食べていますが、いつも使わせてもらっているエビが、すっごく美味しいんですよ!

名古屋生活クラブで、「株式会社パプアニューギニア海産」のめっちゃ美味しいエビが扱われていて、そちらをいただいています💕

エビはすごく薬品を使う海産物だと思います。ちょっと調べるとなぜ薬剤が必要か、どんな薬剤が使われているかがわかるかなと思いますが、こちらの会社は30年間無薬品でエビを扱われている会社なのです。

サイトをご覧いただくと、エビに対するハートがビシバシ伝わってきます!

「旨い!天然エビ パプアニューギニア海産」さんのサイトはコチラ

このサイトの中でこんな一文が掲載されていたので、こちらでもご紹介させていただきたいと思います💕

■ 30年パプアニューギニア産天然えび、無薬品でやってきた実績

海老だけで会社を経営するのはとても大変です。ましてや産地まで特定するのは普通では考えられません。しかし30年続けてきた私達ならではのノウハウがあります。だからこそこの不況でも、東日本大震災で全てが流されようとも、こうして継続していられるのです。小さいからこそ鮮度や理念を大事にしています。
なかなか言葉で説明するのも難しいですが、信頼関係を第一にお客様とやり取りをさせて頂いております。どうぞよろしくお願いいたします。

…たまに違うエビを食べるとやっぱり生臭さを感じてしまう時があったり、食感がん~~~と思う時があったりするんですが、こちらのはいつもプリップリで、めっちゃ美味しい~~~!って思います。ホント、エビに対して熱い会社でこれからも美味しいエビよろしくお願いしますって思いました。

こういう熱心な会社の食材を購入できるのがありがたいです…!

エビだけじゃなくて、海産物のメーカーさんがすっごくいいところが多いのでホント名古屋生活クラブの宅配は我が家では欠かせないです。

…こんなに言ってると回し者みたいですが、決して回し者じゃないんです笑 生クの海産物の良さは、ほかにはないくらいいいので、いつも感謝感謝でいただいていますし、思わずみなさんにもご紹介したいな~✨って思ってしまうんですよね。


そだてるたべるつながる、どろんこ村でのご飯とおやつ。

2017年06月07日 | 名古屋生活クラブ

 

コチラの記事の続編です…♡

愛知県渥美半島の「どろんこ村」では、野菜や動物を育てて食べて、いのちがつながっていくことや地球一個分の暮らしを小さなお子さんから大人まで、実践することができる場所です。

こちらのお父さんである小笠原さんは、「ファームステイ」を長年実施されていて、1999年から現在まで小学生や中学生、たくさんの子どもたちを受け入れられてきています。

 わたしたちも午前中から夕方まででしたが、貴重な体験を盛りだくさんさせてもらってきました。

午前中は豚さんの飼料づくりと餌やりをしたり、燃料になる流木を海岸まで歩いて拾いにいったり、キャベツ畑でキャベツを収穫させてもらったりしつつ、動物たちと触れ合わせてもらいました。

お昼は海岸で拾った燃料(流木)で石窯ピザを焼き、外の大きな鉄板で焼きそばを焼き、みんなでいただきました。午前中、身体を動かした後の野外での食事はもう最高です…!

お母さんが準備してくれた生地をのばして、みんなでトッピングしたピザ!みんなで12枚も作りました。

トマトソースにどろんこ村のブーちゃんのお肉をのせて、さらにスライス玉ねぎとチーズをのせました。

こちらは大きな平たい釜でピラフを作ってもらいました。

我が家も切り干し大根を切らしたときは、どろんこ村の美味しい切り干し大根を買わせてもらっているのですが、切り干し大根が入ったピラフで甘くてコリっとした食感が美味しくて子どもたちもパクパク食べていました。

どろんこ村の切り干し大根は水戻ししているときも戻し汁が澄んでいて香りもいいのでとっても気に入っているんです。

みんなで畑で収穫したキャベツが丸ごと4~5個分はいっている焼きそば!

流木を燃やし、鉄板を乗せてジュウジュウと焼きました。

これはなんでしょう…!?!?

畑から持ち帰った青虫くんのて・ん・ぷ・ら…!

わたしたちは、ひゃ~~とか言ってたんですが、そうこう言っているうちにふと見ると空っぽになっていました。食べた人は「結構美味しかったよ!」と言われていました!

青虫くんはわたしの畑にも葉っぱものの野菜にもしょっちゅういるので虫自体はぜんぜん平気なんですがね~!

そしてこの後は、抱っこされているこの鶏ちゃんをしめてお肉にする体験もさせてもらいました。

さっきまで温かくて生きていた鶏さん。ウチの末っ子(小2)は、なにが起こるかを察知して「わたしは絶対無理だ~」と逃げて見れなかったんですが、ちゃんと見ているお子さんもたくさんいました。

娘に対してはせっかくこういう貴重な経験させてもらえるのに~と思いました…が、こういう風にまだ受け入れるのが大変な時は察知して、自分でその場から距離を置くというのもある意味生きる力なのかなとも思いましたがね…💦

小4になる長男はきっと受け入れることができたかもなと思い、部活休ませてでも連れて来ればよかったな~なと思いつつ見ていました。中1の長女も、やっぱり連れて来たかったな~。。。

そうそう、わたしは魚をさばくのもニオイもぜんぜん平気なんですが、お肉はパックに入ったものを捏ねることさえ実は今だに苦手なんですよね。

見てるのはなんとも言えない気持ちにはなりますがなんとか大丈夫ですが、触るのはきっと無理…!!と思い、ずっと見学していました。

午前中に豚さんの餌をやったり動物を触れ合ったりして、可愛がる経験をしたうえで、こうして命をいただくこともさせてもらって、理屈じゃなくて動物たちや自然とわたしたちがこのように共存していることを体感することができました。

…はじめて生きている鶏さんをしめる、という現場に立ち会わせてもらい、いろいろなことを学ばせてもらってさまざまなことを思ったのでしたが、思った以上に翌日も思い出すことがたくさんあって、鶏さんを見るのは悲しい気持ちもあったのに、それなのに「あ~、どろんこ村にまた行きたいな!」という気持ちが沸々と湧いてきました。

それは娘も同じだったみたいで、あんなに鶏さんをしめる時には怖がってにげていたのに、やっぱりまた絶対行きたい!って言っていますし、一緒に参加したmicoちゃんちの娘っ子ちゃんも同じこと言ってるそうです。…この日集まったみんなが、きっと同じような気持ちになっている…そんな気がしました。

どろんこ村に、すっかり魅了されてしまっていますね…!

さて、時間が経つの早いもので、時計を見るともう15時前になっていて、建物の中からお母さんのシフォンとコーヒーの準備できたよ~と呼んでもらいました。みんなで40~50人いたと思うんですが、ワイワイとシフォンケーキの美味しいおやつをいただきました。

すごく後悔しているんですが、ケーキを配ったりなんなりしていて写真撮り損ねちゃいました…涙!見ても美味しい食べても絶品シフォンだったのにぃ~💦残念~💦

お母さんのシフォン、どろんこ村の鶏さんが産んだ卵とヤギさんが出したお乳がたっぷり入っているんですよ。ホントすっごく美味しくて最高でした…!

本当に美味しくてあ~また食べたいな~って忘れられない味になりました。

最後は、畑でたくさん収穫させてもらったキャベツをお土産にいただいて帰路につきました。

キャベツがたくさん乗った軽トラで外葉をかぶって遊ぶ子どもたち。

…なんともエキサイティングな一日を過ごさせてもらったねえ!

農業ってどろもついちゃうし、有機的な動物さんや飼料のにおいもするし、汚いって思う人もいるかもしれないけど、なんというか心の底から、ああ生きてるな!ああおもしろいな!と思えるんですよね。

かっこいいけど味気ないものってあるし…かっこよくはないけれどなにか手ごたえを感じるような、面白いことって…ありますよね。

子どもたちも、理屈ではないいろいろなことを感じ、体験させてもらい、帰る頃には知らなかった子ともとても仲良く遊んで、離れがたいくらいでした。

さんざん遊んでさんざん学んでさんざん食べてお土産までいただいて…参加費もすっごく良心的できっと生クのほうでも負担してくださっているのじゃないかな…

いつも生クの伊澤さんやゆう子さんは「こういう場を持てたらいいなと思って…」といろいろな企画をほとんど無料とか、かなりの良心的なお値段で開催してくださるんですよ。

毎回、親子でめちゃめちゃ楽しませてもらっているし、すごく刺激をもらっています。

いろいろ食材を宅配してくれるところがあって、みんなそれぞれいいんだけど、こういう生産者さんと直接触れ合って、生産地まで遊びにいったりできる関係があるのが生クのすごく面白くて好きなところです。

今回も本当にお世話になりっぱなしで。。。ありがとうございました!!


名古屋生活クラブ大交流会に行ってきました!

2017年02月14日 | 名古屋生活クラブ

去る2月5日(日)年に一度の名古屋生活クラブの大交流会に行ってきました!

こちらは安城会場で、前日2月4日(土)に開催された名古屋会場よりも小規模ながらもこれだけの生産者さんがお越しくださいました。

以前は、農閑期に生産者さんと名古屋生活クラブの今年の農産物の作付け会議だったのですが、その会の前後に会員も呼んでくれるようになって、飲み会などにも行っていましたが、せっかくだからと会員さん全員に声かけてくれるようになりました。

代表の伊澤さんは、こういう場があればといつも考えてくれる人です。

だから最初は今と比較したら小規模な集まりだったんですが、毎年お越しになられる生産者さんも会員さんも増えに増えて、たくさんの講座や催しもお祭りのように用意していただいて家族みんなで遊びに行けるような場になりました。

名古屋会場は大きなホールで夕方からもちより新年会が行われてワンコインでお腹いっぱい美味しいお食事が楽しめるなど、一日丸ごと遊べる感じになっています。

残念ながら今年は土曜の交流会やその後の夜の飲み会には行けませんでした💦でも今年から翌日安城の会場でもやることになったみたいでそちらに参加させてもらったんです。

こちらはハイネリーの社長さんです。ハイネリーのサイトはこちらです。ひとり2パックくらいハイネリーの液体石けんをくださいました!

わたしは粉石けん派なんですが、液体ハイネリーを使ってみたところかなりよかったので、今度買ってみようと思いました。

赤いチェックのシャツの方は、こちらでもご紹介させてもらったことのある青森県のりんご農家三上さんです。

おひとりおひとりお話くださって、その後は試食ブースで試食させてくださったりいろいろなお話をしてくださったり会員さんとの交流をされていました。

わたしたちは渥美半島の「どろんこ村」のお話を聞かせてもらいました。こちらはどろんこ村で育った豚さんのハム、ソーセージと、大根です!

どろんこ村さんのサイトはこちらです。

こちらでは、ファームステイを行われていて、2泊3日のコースや、月三回程度土曜か日曜のコースや、親子でのファームステイ1泊2日だけでなく、1年間を通してのファームステイもあり、実際そちらにステイされている小学校4年生の女の子ふたりもスタッフとして参加されていました。

うちの子たちもどろんこ村のファームステイ行きたい!ってずっと言ってたんですよね~、末っ子がようやく一年生になったので、今年の夏あたりでも考えてみようかしら…!❓

「そだてるたべるつながる」自給自足の農的くらしの試みということで小笠原さんご夫妻がされています。

豚の餌づくり、鶏の解体、家畜の餌やり、卵拾い、ヤギの乳しぼり、食事づくりなど、農的くらしにはやることがいっぱい!

こんな経験を宿泊しながら体験させてもらえるんです。

実際お友だちのお子さんも何人か行かれてましたが、すっごく楽しかったみたいだって話にも聞きます。

どろんこ村の時間では、野菜の重さ当てクイズや、スライドショーなどでうちの子どもたちもすごく楽しませてもらいました。

そしてお昼はおかずや+cafeさんのケータリング♡

300円で用意してもらえて2種のどちらか選べました。美味しかった~!素材のよさがわかる優しい味付けで美味しかったです。

近くにあったらいいのにな~~

おかずや+cafeさんはこちらです。

さて、お昼すぎは青森のりんご農家の今さんを囲んでお話でした✨

今さんはお豆もた~くさんこちらに出荷してくださっていて、味噌づくり欠かせない大豆や、小豆、黒豆などなどわたしもよくいただいています。

この写真は豆の選別!

今さんが子どもたちに教えてくださっています。我が家でも子どもたちは豆の選別には欠かせない戦力ですが、今さんも子どもたちがいい仕事してくれるのよね~!と子どもたちが上手に選別することをおっしゃられていました。

おやつに今さんの黒豆でつくられたお菓子も出してくださいました。300円くらいで生クでも注文できるお菓子です♡

今さんの無農薬のりんごの木、もう切ってしまったものはこんな風にしていきたいなあとお箸などを試作されているそうです。

りんごの木って切ると真っ赤なんですって~!にわかに信じがたいですよね~!びっくり~

りんごは農薬なしでは育てられないと言っていいほどの果実ですが、今さんのりんごの木は農薬にあたったことがなく、全国でも稀にみる無農薬のりんごの木です。

この大豆の選別、今さんのお仕事の少しでもお役にたてればと子どもたちにせっせと選別させていましたが、最後にぜ~んぶ子どもたちにプレゼントしてくださった今さんなのでした!

多分1キロ近くいただいてしまいました…!今さんありがとう、今さんを囲んでうちの子三人と記念撮影しました♡

お母さんになって、買い物も大変だしいい生協さんないかな~って、いろいろと試していて名古屋生活クラブもそんなに長くするつもりもなかったんですが、こういう出会いがたくさんあって、会員をしている間に原発事故やいろいろな食にかかわる事件が起こってそのたびに伊澤さんやゆうこさんのされていることって確かなことかもしれないな~と共感することがとても多く、結局10年くらい経ちました。

今ではすっかりなくてならない存在だし、なくなられたら実際すごく困るんです~!

こんなにいい魚買えるところないんです~いやお肉も、いや野菜も果物も…!

金沢のタカショクさんの中尾さんと2年ぶりにお会いできて、中尾さんも覚えてくださっていて「金沢に帰られたりしてますか~!?」って聞いてくださいました。

相変わらず美しい方で、京都の銀行に勤められてたのをお父さんの仕事を引き継ぐために金沢に戻ってお魚の仕事に就かれたんですよ~!(お父さまは、金沢の海の保全活動に力を注がれた方です!)

生産者さんも同じようなこと言われています。最初はいくつかある流通のひとつだと思っていたけれど、今ではなくてはならない存在だって…。

今さんが、出会いが人生を変えることもあるって言われていましたが、ここでの出会いはわたしにとっていいことばっかりですね~。

知らないことや興味のあることいっぱい教わっています。

わたしは科学的な観点をそんなに持ってないんですが、生クは科学的な観点からいつも事象を考えていくという特徴があって、こういうところがただイメージとかではなくしっかりした裏付けになっていてとてもいいなと思うんです。

ハートのある科学者というか…

これからもみんなで楽しくやれたらいいなと思います。

伊澤さんゆうこさん今年もありがとう✨おつかれさまでした~!


名古屋生活クラブ、りんごの生産者さん、三上さんと今(こん)さんのこと。

2016年10月16日 | 名古屋生活クラブ

名古屋生活クラブの生産者さんのことは、今までもこちらで記事にさせていただいていますが、ずっと機会があればぜひご紹介させてもらいたいなあと、時をあたためていたのが、青森県のりんご農家さん「三上さん」と「今さん」です。

今年の秋も、すばらしいりんごを届けてくださっています!

おふたりの他にも、同じく青森の神(じん)さん、北海道の山川さん、長野県さんさんファームの宮下さんなど、何軒かの農家さんが美味しいりんごを生産してくださっています。

週によって扱いが違うのですが、先日さんさんファームさんの「つがる」や三上さんの「トキ」を注文させてもらったんですが、「トキ」は生食で美味しくいただき、「つがる」は半分の量を水煮にして、タルトやヨーグルト添えなどにして楽しませていただきました!冒頭の写真は水煮にしてストックしてあるものです。

りんごの他も、名古屋生活クラブの果物は本当に本当にすご~~く美味しくて、こんな美味しくて安全性の高い果物ってなかなか手に入らないんじゃないかな!?って思います。

果物は農薬なしでは栽培できないと言っていいものもあり、生活がかかっている生産者さんが効きの良い強い(毒性も高い)農薬を使用しないという選択がいかに大きな決断ということは、わたしなどには想像できないくらいのものがありますが、名古屋生活クラブに出荷されている生産者さんは、本当に食べる人のことや自然環境のことを想ってくれている方がたくさんいらっしゃるな~と思います。

それはわたしは10年くらいこちらの食材でお世話になってきていて実体験からそう思っています。

この10年で食をめぐる事件や事故、トラブルがたくさんありました。原発事故も起こり、日本の農地が汚染される事態もありましたし、そんな中から生クが生産者さんや会員のことを真っ先に考えてくれたなということがたくさんありました。

さて、毎年農閑期(と言っても1年中なにかと忙しい生産者さんだと思います)を見計らい、生産者さんの作付け会議が名古屋で行われ、せっかく全国から生産者さんが集まられている機会だからと、流通である名古屋生活クラブさんが、生産者さんと会員さんの交流の場を設けてくださって、「大交流会」を開催してくださっています。

日中は、生産者さんたちの生産の現場のお話を大きなホールで聞かせていただくこともあり、言葉数少なく、普段土に触れて素朴で飾り気のない生産者さんもいらっしゃれば、マイクを持つと普段からトークがお仕事なのかなと思わせるようなお話上手な生産者さんもみえたり、本当にお人柄を感じるようなお話をしていただきます。

夕方になると希望者にはたったのワンコイン、500円の参加費で、生活クラブさんや生産者さんのご厚意により、美味しいご馳走がいただけます・・・!

会場いっぱいに生活クラブさんや生産者さんの美味しい美味しいご馳走がたくさんならべられているのですが、それを食べながら生産者さんとたくさんのお話をすることができます。毎年、超美味しいお料理でお腹いっぱいです。

遠い場所にいても、一度でもお会いできると、以降注文後に食材が届くとすぐに、不思議なもので生産者さんの顔がパっと思い浮かんでありがとうって思える・・・そんな感じがするのです。

三上さんと今さんも何度かこの場にお越しになられていて、りんごやお米、豆類などが届くたびに顔が思い浮かびます。

食材の配達があるたびに毎週いろいろと読み物として「たねまき新聞」というものを発行してくださっているのですが、今週は三上さんと今さんの寄稿された文章も掲載されていたんです。

なんだか商売を超えた生産者さん(三上さんや今さん)と、流通さん(名古屋生活クラブさん)の人間関係や、生産者さんとしての心意気などなど、いろいろとじーんとして、今までの三上さんや今さんの言われていたことやされてきたことが重なり合いなんとも言えない気持ちになり、こちらでお二人の文章を掲載させていただけたらいいなあと思いました。

先日筒井さんがFBでも触れられていましたが今さんの文章からは「ここまで言うか!」というくらいの本音トークがビシバシです。・・・これくらい嘘のないまっすぐな方なんですよねぇ!

・・・って、前置きがすんごく長くなっちゃいましたが、今日は、お二人のメッセージをご紹介させていただきますね。

突然の原稿データのお願に快く応じてくださって名古屋生活クラブの筒井さん、森田さんに感謝します!

では以下、お二人の文章です。

青森県 りんご農家 三上勝さん

名古屋生活クラブさんとのおつきあいは友達を介して 米の出荷が最初でした。(18 年位前かな?) うちはりんご園 12.5ha、水田 40 aのりんご専業農家 と言ってもいいくらいなのに始まりは米だったんです。りんごを出荷する様になったのは 6、7 年後になってか らです。

そのころ一般的なりんごの防除は 17 ~ 18 回 の薬剤散布で 11 回まで減らしました。 伊澤さんが弘前に来られた方のはそういうときでした。 伊澤さんと話をしてりんごのお付き合いをすることと なるのです。 でも生活クラブさんとお付き合いするのは簡単なこと ではありませんでした。

付き合い 2 年目に、摘果剤を使わないでもらえないか と言われ、「う~ん!」と悩んだすえに、とりあえず使 わないでやるか?その結果、近所では摘果が終わって いるのに、うちはまだまだ終わらない状況で、母親に 愚痴をこぼされる状態でした。

3 年目には、殺菌剤(マンゼブ)の使用をやめて、黒点病が出たこともありました。 りんごの付き合いをし、3 年目に、あることを思いは じめました。 農薬の回数を減らすことがいいことなんだと思ってい たのが、違うかもしれないということです。 回数を減らしても毒性や残留の強いものを使っては意 味がないと思ったんです。

りんごをはじめて 4 年目の冬に、一度、生活クラブに 行かなければと思い名古屋に行きました。 そして南伊勢に向かう車の中で伊澤さんと当時の担当 者に言ったのが「青森に袋掛けに来るなら農薬もっと 減らしてやってみてもいいよ」です。

自分でも何言っちゃったの?と、たぶん青森ま では来ないよな~、と思ったのを覚えています。 3 月末にチケット取るから、袋掛けは何日が いいの?と電話があったときは「本当に来る の?!」と驚きでした。

一番小さいりんご園(20 アール)を生活クラ ブ専用にしてやれるだけやってみようと決めま した。 6 月末袋掛けに来てくれました。たしか社員 13 名だったと思います。なれない作業を頑張って くれました。13,000 枚掛け終えました。 (袋掛けをすると、りんごにとって一番の害虫モモシン クイガの殺虫剤 3 回散布しなくてすむのです。)

11 月の収穫時、葉は虫がついて大変な作業だったけど りんごは予想よりも良かったのです。 2 年目以降どうしようと思っていたところに、私と会 員さんとの交流会を開くので来てくださいとの連絡が あり、その年の 12 月だったかに名古屋に行きました。 交流会でりんごを食べた会員さんから、「良かった」と か「これからも作ってください」等の言葉を聞くと「やっ て良かったな!」「もう 1 年頑張ろう!」と思ったんで す。

そして、もう一年が続いて、今年で 9 年目になりました。 人との出会いがあって今の私のりんごがあると思って います。 まずは脱サラして地元に帰ってきた友だちと知り合え たこと。その友だちを通じて伊澤さんと知り合い生活 クラブとお付き合いが始まったこと。

私の場合、最初から大幅に薬剤を減らした袋掛けりん ごを作ろうと思ったのではなく、こうしてほしいと言っ たことに一つ一つ応えて今があるのです。 名古屋に行くたびに会員さんからの言葉にやる気と元 気をいただいて、9 年続けられているんです。 自分の作ったものがどういう人に食べてもらい、どう 思ったかを聞けるのは、とてもうれしいことです。

三上勝

三上さんのりんご袋掛け作業の風景はこちらです。

 

青森県 りんご農家 今みちよさん

名古屋生活クラブさんとの出会い H 28.9.26

最初の出会いは、2008 年今から 8 年前に、社長さ ん、丑山さん、木下さんと永田さんの4名がお見えに なった時と記憶しています。

年中忙しい我が家ですが、 その時もとても忙しく、こんな忙しいときに見学かと いう思いが私の中にありました。そもそも、名古屋生 活クラブも、生協だと思っていましたので、生協は私 の中では、あまり信用のおける会社ではいのです。おまけに、運転手の人が、道を間違え、遅れてきたものですから、私は、かなり不愉快な顔で対応したと、後で社長さんからお聞きしました。

しかし、せっかくお 見えになったのですから、りんごのこと、自分の信念や想いを田んぼにまで連れていって、説明したように 思います。田んぼでは、社長さんが、いもち耐病性の 品種があるとか、自分たちも作っている話をしました。 それを聞いて益々しゃくにさわったのを思い出します。

それは、こういう方がいるからです。「私は、家庭菜園 をしているから、農家さんの苦労は良くわかります。」 と自負する方。私は、生活が安定し、趣味で作ってい る方と、百姓を生業とし、命をかけて作っている私と 同じ訳がないと思っています。そんな人が、百姓の本 当の苦労なんてわかる訳がない、何知ったかぶりしてるんだと、その時も思いました。だから、私は、不機嫌でした。

皆さん一生懸命聞いて下さったのですが、「売る物は、ありません。」とお断りしました。一つだけ好印象だったのは、名刺です。山羊の写真がのっていま した。山羊はこの前までうちでも飼っていましたし、百姓にとっては身近な動物です。なぜ、山羊の写真があるのか不思議でした。理由は、後でわかります。

次の年、瀧岡さんと数名の方が、お手伝いさせてくださいとお見えになりました。売る物が ないのになぜ来るんだろうと思いました。りん ごの袋がけは終わっていましたので、木の回り の草取りをお願いしました。若い方達が、一生 懸命働いてくれました。また、次の年も、袋がけさせて下さいと今度は、もっと多くの方が、お見えになり ました。これも私の経験から、援農は、ほとんどの場合足でまといで、働いていただいたことはあまりありません。ですから、人夫さんに、どうせ少ししかでき ないから、下の方を少しだけ残して、はしごを使う上の方は、全部袋をかけてくださいと頼みました。

そし たら、あっという間に袋がけが終わりました。丑山さ んが、「はしごがあれば、上の方までかけられます。」 と言いにきました。「え!この人達、はしご使えるんだ、 袋がけ出来るんだ。本当に手伝うつもりなんだ。」と、 わかりました。ありがたかったです。今まで申し訳ないと思いました。その時から、私の意識が変わりました。

袋をかけていただいたジョナゴールドは、秋、名古屋 生活クラブさんにお出ししました。それが、始めて送った物です。 お付き合いしていくうちに、この会社は、生産者のことを理解しようとしている会社だと思いました。

当時、窓口だった瀧岡さんには、私のくだらない農業論 をよく聞いてもらいました。冬に行われるつどいに呼んでいただき、真面目な会社だと思いました。

次の日、 三重の田んぼを見させていただきました。山羊がいま した。なぞが解けました。 今では、名古屋生活クラブさんは、今ファミリーファームには、なくてはならない良き理解者となりました。 これからもこのご縁を、大切にしていきたいと思いま す。

今ファミリーファーム

今さんのHPはこちらです。(今さんの文中の「社長さん」は、生クの代表の伊澤さんのことです)

・・・いかがですか?

なにかと世知辛い世の中ですが、こういう結びつきや人間関係、人生もあるのですね・・・。

おふたりとも2度お会いしましたが、実際にお会いしてもこの文章の通りのお人柄の方です。

こういう生産者さんたちから美味しい食材だけではなく、なにかインスピレーションのような言葉にできない見えないものももらっているような気がするんです。

こういう生産者さんとのつながって、わたしたちにつなげてくれる代表の伊澤さん。伊澤さんのこともいつも書きたいと思っているんだけど、もうありすぎて逆に全然まとまりません!爆笑🎉🎉ひさびさ飲みたいです🍺🍺

リンク貼らせていただいた三上さんの動画や今さんのHPもとても面白いのでよかったらじっくりご覧になられてみてくださいね!

今日は三上さんと今さんの貴重なメッセージでした!


家族5人の一週間分の食材。

2016年05月27日 | 名古屋生活クラブ

今週の配達で届いたものでーす!

…と言いたかったけれど実は先週でーす

畑も食材も写真撮ったりするんだけど、いつもあっという間に一週間が過ぎてしまい、たった一週間でも畑や旬の様子がガラッと変わってしまい、記事にできないまま終わってしまうことって結構多いんですよねぇ~!

例えば桜も、咲いたかと思うとあっという間に満開になり、そして散ってゆき、葉っぱが生い茂ってきます。つい数日前まで本当にあんなに満開だったのかなと思うくらい、植物や旬の一週間前の写真はもう古くなってしまい、いつもわたしが追い付かない~

というわけで、先週のものになっちゃうんですが、今日は勝手に(笑)納品書とともに、5人分の1週間の食材をご紹介させていただきます!うちの3人の子どもたちは育ち盛りで食べ盛りだし、相棒くんは毎日お弁当を持って行くから当分食べれるぞと思ってもはかなく食材はなくなっていきます…寂

生クから届くものはいつもとっても美味しくて、こんなにひとつの宅配を長くやるとは最初は思わなかったけど、早いもので生クで食材をお願いするようになってもう10年目くらいになるかも~!

やっぱり美味しいっていうのが一番長続きする理由なんだけど、伊澤さんやゆうこさん、そして生産者さんの心意気やお人柄が自然に尊敬できて、今やこれらの食材は我が家にとってなくなっては困るくらいの存在です。毎週重たい食材を届けてもらって本当にありがたく思っています。

【5月18日納品書】

●奥飛騨牛乳1リットル(294円)…お気に入りです。これを発酵させてヨーグルトにしています

●中津ミート豚バラスライス200グラム(435円)…なにかと使いやすい少量豚バラ。

●緑豆もやし(39円)…あまりもやしは買わないんだけど焼きそばに入れ用で買いました。

●四酪の牛乳1リットル(248円)…今まで全然買わなかった四酪さん。1月の生産者交流会で生産者さんにお会いして時々応援の気持ちで買わせてもらうようになりました。

●スライスチーズ126グラム(260円)…運動会でチーズサンドイッチ食べたいらしいので買いました。

●とろけるチーズ126グラム(260円)…のついでにこっちも買ってみました。

●日本の絹ミニ3バック(168円)…最近全然これを買ってなかったので久々に買いました。あらいぶきっちん派です

●つぶパック納豆50グラム3パック(183円)…の方が好きなんですが、こちら派の家族がおり…目方はこっちが多いです。

●ひきわり納豆40グラム3パック(183円)…目方はより少ないけどわたしはひきわり派

●熟成太切り焼きそば6袋(477円)…5人で食べる時は6袋要ります

●ゆめちゃん塩わかめ養殖200グラム(390円)…ひさびさ買いました。三重のアオサ、今度ご紹介させてもらいますが絶品すぎで!

●とり一番もも肉250グラム(492円)…特売でした

●皮なしベビーウインナー120グラム(270円)…お弁当に

●キャベツ1玉(257円)…あぐりん村と同じくらいのお値段、どろこんこ村さんのキャベツが多いですよね、もちろん美味しい~

●甘夏3キロ(990円)…1キロ330円なんですよ!1キロで大玉3つ4つ入ってます。松永さんの甘夏実はもちろん、皮もピールにさせてもらってまーす。

●根生姜(200円)…子どもたちは好きじゃないけど、やっぱりないと寂しいので買います。

●えのき(130円)…きのこ苦手な相棒くんもえのきならなんとか食べられます。

●秋鮭切身3切れ2パック(958円)…1パックじゃ全然たりないので~。すっごく美味しい鮭です。

●国産豚ミンチ300グラム(620円)…子どもたちと相棒くんが好きなハンバーグをつくります。300グラムじゃちょっと足りない

●とり一番むねひき肉バラ凍結350グラム(557円)…ストックが多すぎて今週は1パックですがとり挽は欠かしたくない食材です

●紀州から揚げ400グラム(610円)…これ美味しいですよね~子どもたちも好き。もも肉苦手なのでむね肉ってところが

●花美蔵純米料理酒720ミリリットル(670円)…わたしは花美蔵派。大好きここの料理酒。

●全粒粉そうめん250グラム3束(660円)…運動会のそうめん弁当用に購入。

●全粒粉ひやむぎ250グラム3束(660円)…ついでに購入。

●オーガニックバージンココナツオイル276グラム(799円)…これは今週のおたのしみ毎週なにか即戦力じゃないけどたまに食べたいものちょっと頼みます。これは破格じゃないですか?

●関西風お好み焼きソース300グラム(367円)…お好み焼きソースつくってますが、たまには市販の味も知りたいな~と。

●無添加パン粉170グラム(170円)…切らしがちなので気をつけてるパン粉。準備してパン粉ないとちょっと焦る…

●有機スパゲティ500グラム2袋(614円)…日曜の昼食で使うことが多いです。アルチェネロはトマトソースなども大好きです。

●「さといらず」大豆きなこ100グラム(170円)…はじめての扱いじゃないですか?新商品なので買ってみました。さといらずの炒り豆が最高においしかったのできなこも期待して購入(まだ食べてません)。

●オーガニックメイプルシロップ133グラム(558円)…こちらも今週のおたのしみ品。ココナツオイルと合わせてパンケーキに使うのが定番化してきました。

●櫛田さんの卵10個2パック(570円)…前は田村さんだったんだけど、今食費がかさむので櫛田さんの2パックにしてます。。

●ホムトンバナナ650グラム(432円)…わたしはあんまり甘いバナナ好きじゃないんだけど、末っ子が好きだと知って購入するように。パンケーキに合わせます。

●天日干しサバフィーレ2枚2パック(850円)…こちらも1パックじゃ足りないので2パック。竜田揚げや味噌煮、トマト煮込みなどすっごく使えます!

●杉浦さんの七分米10キロ(5431円)…こちらも前は簔口さんたちの有機米だったんだけど、食べる量が多くなって杉浦さんのお米にお世話になってます。おいしいです

合計19972円

でした。

5人分でお弁当つくっていると、これでも余裕でなくなります。

今週はお米10キロ(これは半月分)があって、もしかして高く思えるかもしれないけれど、お買い物する時間があんまりないし、届いたものと畑の野菜でi一週間は基本買い足すことなくたべているので意外と経済的だったりするかもです。

梅やらっきょう、味噌の時期には食材や雑貨で結構かかることもあるけれど、道具はもう一通りあるので今では食材にかかっているくらいになりました。

…実は明日運動会なので、朝から本当に珍しくお買い物にまわってました。

結婚して13年くらいですが、今さらだけどお買い物って大変ですね~

用事も済ませつつまわったのだけど、2~3時間もかかっちゃって、いつも配達来てもらっていることが本当にありがたく思えました。

それに買い物に出るとついついい~っぱい買っちゃうんですなのでわたしは宅配してもらえるところの方が結果的にあっていたのかもしれません。

最初は注文用紙などめんどくさそうで、宅配は躊躇してて、お店にお買い物に行くことを楽しんでいたんですがねー

今週のおたのしみでさっそく朝パンケーキをつくりました。1週間に1回焼くか焼かないかだけど、子どもたちはナイフとフォークでうれしそうに食べています。ココナツオイルもメイプルシロップも美味しいですよね~ふつうのパンケーキがご馳走になります。

畑のミントを収穫してくればもっときれいな盛り付けになったね!

朝は5人分焼くので柳宗理の26センチだったかな?大きなフライパンで3枚同時に焼きまーす。

あ、こないだのグリーンピース、みっちょんと会う機会があって、お土産に持って行ってもらいました。そしたらこんなおいしそうなものを作ってくれました!わたしもやってみよ~!

「かえるさん」は、名古屋生活クラブの生産者さんで長野県(合ってるかなあ?)のかえる農園の石井さんのことです。一年にこの時期になると美味しいグリーンピースを出されていて味はもちろん絶品。

そうそう、冒頭の写真の右下の方はうちの長久手の畑で収穫してきたグリーンピースとキヌサヤ、そして春菊です。

先週はギリギリとれましたが、おとといはもうグリンピもキヌサヤも枯れ枯れで終了してました…!

そうそう!やっとたまねぎやニンニク、ラッキョウがとれはじめそうです。

来週か再来週にも収穫します。あと、今はトマトやナス、キュウリなど夏野菜を定植しようかとしていますが、あぐりん村にはもう露地栽培の長久手産きゅうりなどが並びはじめたのに、まだうちの夏野菜は小さな苗の状態で、うちはやっぱり毎年遅いな~と笑えてきます。

周りを見てちょっと焦るときもあるけど、自分で種をまいてゆっくりつくるのは、なかなか楽しいものです。

…今日はあぐりん村で思わず無農薬の大き目の梅も売られていて思わず5キロ買ってしまいました!

アップするのはまたまたちょっとタイムラグがあると思うけれど、また追って記事にできたら・・・と思います。

今日は先週の食材をご紹介させていただきました~

明日運動会の学校も多いと思いますが、今日はお買い物するお母さんでお店がいっぱいでした。夕方から夜にかけて場所の確保で学校に行ったり、明日の弁当の準備をしたりと子育て中ってホントバタバタしますよね。

わたしも明日の下ごしらえと大量のお茶や飲料準備、お重や大きなボトルを洗うなどして一日あっちいったりこっちいったりしていました。

前日なのにちょっともう疲れてるかも…!

明日は朝からお弁当づくりとテント張りです!


いつも美味しいものをありがとう、今週の名古屋生活クラブの配達。

2016年04月27日 | 名古屋生活クラブ

今日は水曜日。名古屋生活クラブからの配達の日でーす!

前から届いたものをこちらにアップできたらいいな~と思っていたのだけど、現実生活は不在で受け取れず帰宅してあわただしく片づけるか、受け取れでも、バタバタと片づけて出かける・・・みたいな流れで、並べて撮影して…とはいきませんでした。

やっと今日撮れました~でも、今週は連休も控えてあんまり買わなかったので、フルーツも魚も種類が少なくあんまり見栄えはしないですね~。そのうえ最近冷凍庫のお肉や魚が過剰気味になってきたので、今週はお魚系2種類しか注文していませんでした。

毎週大抵こんな感じで注文しています。

●卵…2パック

●牛乳…2パック

●お肉と魚…7~10パック

●豆腐や納豆、こんにゃくなど…適当

●フルーツ…4~5袋

●野菜…畑でつくっていないレンコンやゴボウ、キノコ類

●その他…必要に応じて麺や粉類、油、調味料、だし類などなど

が届きます!

お米は年間120キロ契約していて、4週間に一度10キロ届きます。当然全く足りないので、注文書で注文するか、あぐりん村で買ってます。

前は200~240キロ契約だったんだけど、そういう時に限って実家からたくさんお米をもらって消費が大変になったりするので120キロと、全然足りないくらいの契約にしていまーす。

果物は、生クのがすっごく美味しくて、週に4~5袋ないと心配です!たくさんに見えますが5人で食べるといくらもないですよ~。いつもはリンゴ2袋、かんきつ1袋、他の何か1~2種類くらいなんだけど、リンゴは最近時期的にあんまり美味しくなくて、最近は今が美味しい「河内晩柑」や「甘夏」ばかり買ってます。

お肉類です。豚ひき、豚バラ、鶏、鶏ひきなど。週によって田村さんのがあったりなかったりします。

春に美味しいアサリと、サンマのみりん干し。海産系は今週こんだけ!冷凍庫に魚がたくさんあるので買い控えました。冷凍庫パンパン…汗!

全部一緒に見えますが河内晩柑と甘夏。この時期は和ものの柑橘が美味しい!!

粗糖。この粗糖すごく気に入ってマース。1キロで400円くらいだけどとってもいい粗糖です。

冒頭の写真の油は主に揚げ物を作るときに使用させてもらってます。

今週はお好み焼するぞ~と思って、天かすや青のり、小エビなど、こういう味が出る美味しいものをいろいろと注文。「料理の決め手」はすごく美味しい鰹だしなんだけど(そのまま食べちゃいたいくらい美味しい)、今回はお好み焼にたっぷり乗せたいな~と思って購入。

野菜はほとんど買わないんだけど、えのきなどキノコ類はなにかしら毎週買ってます。うちでつくっていないゴボウやレンコンもちょくちょく買ってます。

それに加えてウチの野菜!初収穫のキヌサヤと、春菊です。

今はちょうど端境期(野菜の切れ目)で、あぐりん村の野菜もちょっとがらんとしてしまう時期です。キヌサヤやスナップエンドウがとれはじめ、間もなく玉ねぎが収穫されてきますが、今すぐ食べられるものって本当に少ない。

あの広い畑で今獲れるのはたったこんだけ!

それでも、これだけあれば貴重な野菜になってくれています。足りないのでひさびさに野菜買いました。キャベツと新玉ねぎ。

今週はいつもより注文したものも、畑で穫れたものも少な目です。あさって、地主さんちにタケノコ掘りにいかせてもらう予定なので、タケノコとこれらで今週食べて行きまーす!

さて。

名古屋生活クラブの配達の日に、配達員さんが「引き売り」のお知らせがあることがあります。

ドドド!と収穫してさばききれない野菜や、お肉(一頭買いでさばくので、部位によって余りが出ることがあるそうです)、果物など時によってバラバラですが、今週は多分初めて田村さんのお肉!

…「引き売り」があるとき、わたしはできるだけ買うようにしています。わたしも生産者だけど、やっぱり一気に穫れたりして大変な時もあるし、そういう時に今までがんばって育てて来た分が還ってきたらいいな~とも思うんだけど、なかなか大変です。

生クの生産者さんたちは、わたしたちのためにがんばってつくってくれていて、いつも必要なぶんだけ買わせてもらっていますが、こんな時くらいお力になれたら・・・!と思うんですよね。どうせ美味しくいただけることは間違いないし、せっかく買うんだったら生産者さんが喜んでくれたら余計うれしいし・・・と思います。

先日の熊本、九州地方での地震や、5年前の東日本大震災でも生産者さんたちが大丈夫かとても心配されている方が多かったです。わたしも真っ先にみなさん大丈夫かと思いました。幸い、生産者のみなさんは被害は受けられながらもお元気でいらっしゃるとのことで、ひとまずほっとしていますが、なんていうんでしょう、お金とか仕事を超えた関係ってありますよね。わたしたちがあったかい関係で結ばれているような感じはしています。全然直接やりとりしてなくて、届いたもので感じるんです。

スペアリブやしゃぶしゃぶ用…いろいろありましたが、これからのバーベキューシーズンに備えて焼肉用の豚バラ(わたしは一番これが好きで、ほぼこれしか食べない・・・笑!)を2パック

いつも、自分の懐にはなんにも入らなくても(笑)、毎回一生懸命、引き売りの案内をしてくれる配達の伊藤さん!

こういうものを「買ってください」というのは結構勇気がいることだと思います。でもわたしに野菜の引き売りを言うのはいつもためらうそうなんですが「万が一」という気持ちと、一応は!という気持ちでいつも野菜を生産してるわたしにさえ野菜の引き売りも案内してくれる伊藤さんなんです。

伊藤さんも生産者さんや会社のためを思って毎回頑張っているんだな~っと思うとわたしもなんだか元気もらえます。

できるだけ、つくってないものは今後も引き売り買わせてもらう所存でーす。

きっと、生クの会員さん、たくさんの方がもちろん!という感じで買ってみえると思います。一生懸命つくってくれた美味しい食べ物が、無駄になることなくみんなのお手元に届いてゆくといいですね~

 


最高の春巻きの皮を見つけました。その名も「みちのく」!

2016年04月19日 | 名古屋生活クラブ

名古屋生活クラブの麺や皮類の生産者さんがとってもよくて、ギョーザの皮やワンタン、ラーメン、うどんなどなど今まで注文させてもらったものはどれも絶品でした。

その中でも「たねまき」(カタログ注文書)の記述で「まるで薄い氷を割るようなすばらしい食感」と紹介されていた、三立食品さんの春巻きの皮「みちのく」。

国産小麦粉と塩だけでつくられているそうです。

三立食品さんの商品いろいろ

ここ数年、具を炒めてさらに巻いて、さらに揚げて…という春巻きの工程が大変でしばらく作っていなかった春巻きですが、たまたまテレビで栗原はるみさんの春巻きを拝見して絶対春巻き食べた~い!となってしまいました。

それで、「そうだ、あのすごそうな(笑)皮、生クの「みちのく」でぜひつくってみよう!」と思ったのでした。

ちょっと話それちゃいますが、長い間「ながくて風土」を読んでいただている方や、わたしのリア友さんはご存知だと思いますが、わたしは元々お料理が大好きな人間ではないのです…

そんな感じでわたしはお料理の本などにも疎くて(辰巳さんの本を2冊だけ持っていて、これはわたしにとって料理本というよりも哲学書のような存在であります)、日々、畑で穫れるものを中心になんとなくできるだけ美味しくたべたいな~とご飯をつくっている感じなのですが、こんなお料理好きでもない人をすごく「やる気」にさせてくれる栗原さんてすごい人だな!と思います。

やる気のない人のモチベーションを上げることができるクリエーターさんて、やっぱりすごいな!と思うし、ありがたいな!とも思うんです。

栗原はるみさんが、NHKの「今日の料理」で、夫婦でつくる(?)お料理というテーマの番組で、春まきの皮を半分に切って、炒めていないササミ肉などを具にされた春巻きをつくっているのを見て、すごく気持ちがアガってしまったんです。

…実は今まで、「春まきって、1本が長すぎるな」…と心ひそかに感じていたんです・爆 半分にカットしたものだと小さ目の食べやすいものが20個くらいできるし、5人家族でも4個ずつくらい食べれるじゃんね~と思いました。

そして中の具も切って調味するだけだから楽ちんだし、水気で皮がフヤフヤになったり破ける危険性も避けれるのでは!と思いました。

もうつくるしかないと思い、さっそく注文した「みちのく」。…いかほどでしょうか…!

どど~ん。

まず半分にカットして…

切ったササミ、タケノコ(なくてもいいです)、ワケギ(ネギやニラでもいいと思います)に酒、コチュジャンで調味したものをのせていきまーす!

お手紙の封筒のように包んでね~

あとは手前からクルクルと巻いて小麦粉を溶いた水でのりのように生地をくっつけてから、170℃くらいの油で揚げてユラリと浮かんで音が変わってきたら揚げあがりで~す。

写真でこのパリッパリの薄~い食感をお伝えできないのが残念です…!

この皮、まさに職人技です。

甘いものを巻いてお菓子風に揚げてもすごく美味しそうだな~と思います。

海苔巻きとか生春巻きとかトルティーヤとか、なんでも巻いてある食べものってなんだかすごく美味しく感じますよねぇ!できれば誰かに巻いてもらって揚げてもらえたら最高なんだけど、やはり誰もやってくれないから、当たり前だけどいつも自分でやってます・涙。

この春巻きは、半分にカットした皮でつくってちょうどいい大きさ!

中の具は切っただけで下ごしらえ簡単すぎ!

「みちのく」の皮がやばい!

という3点がうれしい驚きでした。

栗原さん、名古屋生活クラブさん、ありがとうございました


春の味覚!タカショクさんの「金沢港 鮮魚パック」。

2016年04月07日 | 名古屋生活クラブ

今年もまた、春がやってきました。当たり前のことなんですが、当たり前のことが一番かけがえのないことですよね~つまんない奴かもしれないけど、わたしはこういう当たり前のことが一番楽しいし幸せ感じます。

今年もおかげさまで金沢港のホタルイカを口にすることができました。子どもたちは相変わらず「うえ~」とか言いながら食べてますがわたしも小さい時はそうだったな~。

でも、「一年に一回だけ出すよ!」と食べさせました。ウチの畑のワケギ(今が旬)と一緒に酢味噌でいただきました。茹でたワカメがあればよかったな~!

名古屋生活クラブで扱われているタカショクさんの金沢港の鮮魚パック!1138円で3~4人前です。

3~4人でいっぱい食べれる感じでうちは5人家族ですがそれなりにおかずの戦力になってくれてます。

タカショクさんはお魚をとてもきれいにさばいてくれていて毎回ホントにありがたくいただいています。それと中尾さんがひとつひとつの魚のことや食べ方を手書きでいろいろとお伝えしてくださるので、金沢生まれのわたしはとても懐かしくなっちゃって、長久手にいながら金沢の鮮魚をいただけるなんて~!と毎回うれしく思います。

今回は今が旬のホタルイカと、ギバサ、そして立派なイワシとカレイ!

タカショクさんのお魚は、とにかくとてもきれいにさばいてくださっています。

わたしは味を調えたり火加減をやるだけ…って感じで、お仕事がとても美しくて、丁寧にさばいてくださっているんだなあとタカショクさんの心遣いが伝わってきます。

カレイはいつも頭を落としてあるものと落としていないものがあります!これは、子どもたちがカレイの本当の姿がわかるようにという中尾さんの心遣いなのです(中尾さんは小学生のお母さんでもあります)。

イワシ、すごく美味しかった!立派で新鮮で!こちらもすごくきれいにさばいてくださっていました。写真には見えないんですが卵?か内臓?か白い美味しいところがきれいの残されていて一緒に食べるとすごく美味しかった~。わたしなんかは全部出しちゃっていけませんね・・・

そしてギバサ。…実家の母はしょっちゅうお魚屋さんに通っていたのでいろいろな海産物が実家の食卓にのぼりましたが、ギバサははじめて!石川県の人もなかなか口にできないんじゃないかな?海藻の旬は春。地元では今とっておいて1年分冷凍されているそうです。

よく洗ってサッと茹でて(鮮やかな色に変わります)、包丁でたたくとヌメリが出てコリコリと美味しい!ポン酢生姜でいただきましたが子どもたちも喜んでいました。あ~また食べたいな~

以前、長久手文化の家にタカショクの中尾さんがお越しになられた時の記事はコチラ!

石川県金沢市「タカショク」さん交流会

中尾さんすごくキレイな方で、魚に対する気持ちもとてもある方で、タカショクさんのお魚が届くたびに中尾さんありがとうって思います!

名古屋生活クラブで好きなものはいっぱいあるけど、全国の漁場からとどく新鮮な魚は最も気に入っているもののひとつです

鮮魚パックはだいたい1000円ちょっとだけど、2日分のおかずになってくれてますし、なにより新鮮で旬の味覚が味わえて最高です。

こちらの桜は順番に満開を迎えて早いものは葉桜になってきていますが、まだこれから見頃の桜もあり、春真っ盛りです。

今日は春ならではの海の味覚のお話でしたみなさんはどんな春の味覚を楽しまれていますか?

 


フェアトレード・イベントと、本格チャイのレシピ。

2016年02月01日 | 名古屋生活クラブ


かれこれもう10数年のおつきあいになるゆうこ姐さん。ゆうこ姐さんと出会ったことで伊澤さん(名古屋生活クラブ代表)やみっちょんと知り合うことができて、それぞれもう長いお付き合いになってきております。

ゆうこ姐さんは大学で勉強されていて忙しすぎてしばらく合えなかったんですが、しばらく前から週2回、名古屋生活クラブでお仕事されていて、主にイベントの企画などされています。

…昨年11月に安城市で開催された「フェアトレード祭」。

場所が遠かったのもあり、チラシを見て「ああ無理だなあ」と思っていました。

そんなある日、micoちゃんから「面白そうだからいかない?」って連絡がありました。よくよく読めば、リュウさんの本格インドカレーのランチや、ケニアの紅茶でチャイのレクチャーがあったり、東ティモールのコーヒーで淹れ方の講座があったり、小学生対象にクイズなどもあり大人も子どもも楽しめる感じで行きたいなあと思ったんです。

もう定員に達しているかなと思い生クに電話したら、なんと姐さんだったんです!!

姐さんが働いていること知らなかったので、しばらくお互いの近況を話してこのイベントも姐さんがいろいろなこと企画してくれていることがわかり、安城は行ったことがなくて距離もわからなかったのですが、ひさびさ元気なお顔も見たいし~と申し込みました。

生クのイベントは、いつもみんなの気持ちや伊澤さんのご厚意で成立していて、参加者ほぼ無料なんです。

それなのに、すごく内容が濃くこういう場がないと接する機会がないさまざまな活動されている方とお話して楽しめる場で、こういう経験てできそうでなかなかできないので、ほんとありがたく参加させてもらっています。

今までいろいろな農家の方や活動家の方とお会いしましたが、お一人お一人本当にお人柄がよくって、想いにも共感できて思い出深いイベントです。

そして今回のテーマの「フェアトレード」。

…難しい言葉だと思います。わたしにとっては本当に難しすぎて、考えれば考えるほどよくわからなくなってきて、考えが進まず止まったまんま…って感じのことでした。

でも、やっぱりみなさんにとってもそうみたいで、姐さんが「フェアトレードに『祭り』なんてつけてどうかとも思うんだけど、フェアトレードとなると難しくて重くて人が集まる雰囲気になかなかならないし難しいんだよね」と言われていて、姐さんてさすがだなあ~と思いました。

わたしも遠いという理由もあったかもしれませんが、いろいろ知れば知るほど悩ましくなるので、そういうこともあり「まあいいか・・・遠いし」みたいに思っていた部分があったかなと気づきました。

結局イベントの内容が面白くてmicoちゃんや子どもたちと行こう!と思えたみたいなもんで。

…こういう風になんとなくですが参加しようと思い参加させてもらった結果、あらためてフェアトレードについて考える機会をもらえましたし、わたしがどうかかわっていけばいいかということも考えがちょっとだけ進めたような気がします。

東ティモール、ケニアの紅茶やコーヒーを販売しつつ、現地の人々や子どもたちの支援をされている方々や、おなじみリュウさんがお越しくださり、現地の実情や、支援の内容や課題など、たくさんのお話をしてくださいました。

イベントでは、リュウさんの本格インドカレーをランチでいただいたり、東ティモール、ケニアでご活動されている方からそれぞれ、おいしいチャイの淹れ方、コーヒーの淹れ方を教えてもらいました。

もともと長女はよく家でコーヒーを淹れてくれていたのですが、こちらであらためてちゃんと教えていただいて、前よりもうまくコーヒーを淹れることができるようになりました。おかげで彼女が家にいるときは、いつも丁寧に淹れたコーヒーをいただけるようになりました

…東ティモールやケニアの現地のお話を聞けば聞くほど、支援することの難しさや葛藤を感じました。どうすればいいかなんてわたしにはわからないけれど、模索しつづけること、考えることはやめちゃだめだなと思えました。

活動されている方の想いは本当に一つで、対等に共存したいというように、とってもとってもシンプルなのだけど、現場で活動をされているとさまざまな問題が多いのだなと思いました。でもみなさん悩まれつつも、前を向かれてご活動されていらっしゃいました。

わたしもやっていることは違いますが、やっぱりみんなと対等に共存でいたらいいなあと思っています!NOといえない人をしいたげるようなことはとても気になるし、自分の身の振り方を考えさせられます。

ケニアや東ティモールの紅茶やコーヒーは、農薬などは一切使われておらず、活動家の方々も、現地の方にそのように依頼してみえるようです。

このように、とっても美味しくて環境や人に配慮された大切な紅茶やコーヒーを、公平な取引で買わせてもらうことで、安く買いたたかれる農家の方、重労働を強いられる子どもたちが本当にひとりでも、ふたりでも、減っていくといいのになあと思います。

・・・うちにも小さい子がいるんですけど、この子たちが寝る場所もろくに食べるものもなく先進国の娯楽のために使われていたらどう思うかと思うと、現地のお母さんや子どもたちの生活が、わたしたちとこんなにも違うのはなんでだろうと、とても不公平を感じて気持ち悪いです。

自分なりにフェアということをみんなで考えていきましょう!

さて今日は、イベントで教えてもらったおいしいチャイの淹れ方をご紹介させていただきます!

お土産にチャイのレシピや、ケニアの紅茶の茶葉を、ひとり10gずついただいて帰ってきました。

この紅茶がすっごくおいしくて少しの茶葉でもすごくよく出て、チャイもストレートも水出しも美味しかったので先日はじめて注文させてもらいました。



「ケニア山の紅茶」…30グラム、319円

【材料】マグカップ2杯分

・紅茶…2ティースプーン山盛り2杯(お好みで調節してください)

・水…マグカップ1杯と少し

・牛乳…マグカップ1杯

・粗糖…大さじ1杯半くらい

※お好みでシナモン、生姜、カルダモンなどのスパイス

【つくり方】

1)厚手の手鍋に水を入れ沸騰させる。スパイスティーにする場合、ここでスパイスを淹れて一緒に沸騰させる。わたしはシナモンを少量加えました。

2)火を止めて茶葉を入れてふたをして4分待つ。

3)牛乳と粗糖を入れて再び火にかけて、吹きこぼれる前に火をとめる。

…うちのつくり方にちょっとアレンジしてありますが、わたしがなるほど!と思って勉強になったのは、スパイスを水の段階から入れるということと、火を止めて茶葉を蒸らすことで香りとおいしさを引き出すというところでした。

砂糖は、カップに注いでから加えると書いてありましたが、なんとなく鍋に加えてしまっています…!

あと、砂糖の分量が多!と思われるかもしれません。

わたしは普段、紅茶やコーヒーに砂糖を入れることはまったくないのですが、チャイに限っては中途半端な甘さのは気持ち悪くてどさっと入れてます!

それをお話の中でも現地の方はものすごく砂糖を入れると言われていて、労働して糖分が必要なのかびっくりするくらい現地の方は甘くしてチャイを飲まれているそうです。

そういえばインド料理の本格的なお店が近くにあるんですけど、そちらで出されるチャイ、笑えるくらい甘いんですよね!とっても現場感があって面白かったです。



運動不足になりがちな冬ですが、子どもたちが帰ってくる頃になると、ついついあたたかくほっこりする飲み物をつくってしまいます・・・。

いつも素敵な企画でありがとうございます!伊澤さん、生クのスタッフのみなさん、ありがとうございました!

オーガニックコットンの下着たち。

2015年11月19日 | 名古屋生活クラブ


わたしの畑でも今年初めて綿花を栽培して、それは美しいコットンボールができ、大地からこんな繊維がとれるなんてなんだか感動すらおぼえるものがありました。

大地からの恵みである繊維。肌触りは綿ってこんなにもすてきな肌触りなんだ!と、今まで知っているようで知らなかった綿の本当の姿を知ることができました。

わたしたちがいつも身につけている衣服。コットンのものは今とっても安く流通しています。わたしも3人の子どもを育てる母だし、5人家族の衣食住を支えるのはとってもお金もかかるし綿製品が安いのはとってもありがたいんです。

でも、綿花の栽培にはいろいろな背景があることもあって、できればできるだけ生産者さんの生活や健康を害さない製品を選ぶことができたらいいなあと思っていました。

ただ、オーガニックコットンは一般庶民には高級品すぎて、まさか家族全員がそんな高級品ばかり身に着けることなんて無理な話だったし、なんだかオーガニックコットンの製品ってすぐ型崩れして黒いぷつぷつがいっぱい入っていて、わたしはそんなに心地いいなあと思ったものがなかったんですよね。

奈良県の「シルクふぁみりぃ」は、そんな中でもとても良心的な価格でよいものを販売してくれて今までいくつか下着類や靴下を購入させてもらいましたが、割と好きでリピートもたまにしていました。

…昨今、いろいろなものの価格が高騰していますよね。

わたしがお母さんになったばかりの頃は小麦粉も、油も、バターなどのさまざまな食材や、手づくり化粧品の原料となるシアバターやホホバオイル、みつろうなども、今に比べたら少しは手に入りやすい価格だったように思います。

それが原料の高騰でじわじわじわじわ・・・どれもこれも値が上がってしまい、今一度お菓子をやくだけでもかなりのコストがかかるようになってきました。

手づくりコスメもしかりで、買った方が安いです。でも、オーガニックコスメやナチュラルコスメでシアバターやホホバオイルを使用したようなものは、市販品ではすっごく高級なので、まだ作った方がマシかなあ…って感じくらいかなあ。

最近ながくて風土で手づくりコスメを掲載していないのは、材料費がかかりすぎて(材料を全部そろえて何かをつくるのは結構大変なんですよねぇ…)みなさんにそんなにおすすめできることでもなくなってきたような気がしているっていうこともあります。(もちろん、自分自身ではしょっちゅうなくなったらつくっては使っています)

真面目にモノづくりやっているところはどこも大変だと思います!

シルクふぁみりぃさんのメルマガなども拝見していますがやむを得ず、値上げに踏み切ったものや生産が追い付かず大変そうな状況がうかがえることもあります。

最近マンションがかたむいたことなどがニュースになっていましたが、支持層まで到達するように1本1本杭を打っていたら、莫大なコストと時間がかかっていたと思います…。

なんだか話がそれちゃいましたが、こないだから名古屋生活クラブで下着の新しい扱いが始まって、それがなんと名古屋市の「安藤」さんという繊維会社だったんですよね!

わたしは慢性的にずっと買い足して使っていける下着屋さんを探しているのでこういうところを見つけると少し買ってみて使ってみていて、安藤さんの下着も見つけてすぐ買ってみました。

すごくいい~

しばらく何気なく使っていたら娘がそれを見て「これかわいい!わたしもこういうの欲しい!」と言ってきたんです。

え!?かわいい!?

…なんの装飾的なデザインもない下着だったんですが「かわいい」と言ってきたんですよね。

でも、なんとなく生成りのいい感じや着心地のよさそうなきれいなカットなど、素敵ポイントがいくつもあるので気に入ったんだなあと思っていました。

ほどなく、また安藤さんの下着の扱いがあったので、いっぱい買ってみました!

こども用半袖下着は100~140センチまであるので140センチ二つと110センチひとつ、タンクトップと長袖インナーなどわたしの下着5点。残念ながら紳士用は扱われていませんでした。

お風呂上りにシャツを出すと「うわぁ~気持ちよすぎ~~(*´ω`)~~」と幸せ顔の子どもたちでした。

今まで使ってみた下着の中で最も型崩れしにくいのと、着心地のいい仕立てでした。最初長袖下着Mが腕がきつかったかなと思いましたが1~2度洗濯したらふんわりぴったり肌になじむ感じになってくれて快適でした。

そしてお値段も驚異的な感じです。長袖下着は確か1900円とかだったです!こども用は1300円くらいだったかな??

コストや販売価格などいろいろ経営されるのは大変だと思いますが、ひとり数枚ずつ、家族分となるとまとめて結構な金額になるので単価がこれくらいだとなんとか家族分購入させてもらえそうです!

これからもこちらで下着はお世話になりたいです…こういうつくり手さんがいてくれることがうれしいです!

ブログに書くにあたって、安藤さんのHPを拝見しました。こちらもまた心意気が高くて、このコンセプトでこれからもずっと下着つくっていてほしいなあ~!と思いました。

こんないい下着をつくる会社を扱ってくれて、生クの伊澤さんとゆうこさんに感謝です!!ホントありがとうございます

安藤さんの下着づくりの想いはコチラです。





北海道斜里町、田村さんの豚肉。

2015年08月17日 | 名古屋生活クラブ


もう5~6年前くらになるでしょうか?ある夕べ、いつものように夕飯の準備をしていました。味を調えたおかずの味を問おうと、ほんの少し豚肉を口にしました。

瞬間、頭が「!!!!」って感じになりました。

この豚は、誰のだろう!?と、一度ゴミ箱に入れたパッケージを再確認…。

北海道斜里町の田村さんの豚でした。当時、新しく扱いが始まった田村さんの豚肉でした。

この人はすごい!と、心ひそかに田村さんを尊敬していました。そしてほどなく、生クの交流会で田村さんがお越しになられることになり、田村さんにお会いすることができました。

ずっと田村さんのファンで、こんなに美味しい豚肉は滅多にないなあと思っています。

冒頭の写真は肩ブロックをタコ糸でしばって焼き豚にしたものです。せん切りの白ネギやキュウリを添えて食べればご馳走です。



こちらは先日みっちょんのお家で燻製(ベーコン)にしたものです。



お味は言うまでもありません…!

そして、わたしが必ず注文してしまうのが(多分隔週で扱いがあります)、田村さんのハム・ベーコンセット…!



ハム100g、ベーコン100gで900いくらかなんですが、本当に美味しいです。



交流会の前までは、ベーコンを焼いて食べていたのですが、生で食べてもよいことを知りました。断然、生でいただいた方が美味しいです。焼くと、せっかくの脂が落ちてしまい、しょっぱさが残ってしまう感じなのでもったいない感じです。



切り方も、今は細く(1センチくらい)に切ってオードブル風にしたりクラッカーなどにのせてオープンサンド的に食べる感じに落ち着いてきました。大きく切ると歯でかみ切れないので一気に食べちゃう感じになってしまうのでナイフなどでカットして少しずついただくのが美味しいなあと思います。おつまみにもぴったりです!



そしてみっちょんに教えてもらってやっと焼けるようになったハイジの白パン。

これに田村さんのハムをサンドすると最高でした!

…田村さんの豚さんは放牧されていて、写真で子豚ちゃんたちも拝見しましたが本当に元気いっぱい!かわいい!こんなの見たら食べられなくなっちゃう!って感じです。

餌も実際に持ってきてくださいましたが、田村さん手づくりのものでとってもいい香り!人間でも思わず食べたくなるようないい香りでした。

こんな風にたっぷりのいい食事をとって、北海道の大地を駆け回ってのびのび育った豚さんが美味しくないわけがありません。

価格も少しだけスーパーなどで買うものよりも高いかもしれませんが、お肉屋さんとそんなに変わらないくらいかなと思います。

こんな風に手間暇かけて育てた豚さんをとっても良心的な価格で売ってくださる田村さんに感謝です!

田村さんの農業歴は、これまたとっても素敵でお人柄もとっても魅力たっぷりの方で、何年もお会いしてないし遠い場所にいらっしゃいますが、いつも豚肉が届くたびに田村さんありがとう~って思っています。



石川県金沢市「タカショク」さん交流会。

2015年07月09日 | 名古屋生活クラブ


わたしの生まれ故郷の石川県金沢市から、いつもとびっきり新鮮で最高に美味しい魚を届けてくれる「タカショク」さん。先週は願いが叶い、長久手文化の家にタカショクの中尾さんがお越しくださいました。

…数年前、名古屋生活クラブで金沢のタカショクさんの取り扱いが始まって間もないころ、何気なくおまかせの鮮魚パックを注文させてもらいました。1000円前後で3~4種の魚介が入っていてとってもお値打ちなのだけど、お値段だけではなく旬のとびきりいい魚が入るので味わいも格別です。

その魚パックにカレイ、ホタルイカ、甘エビ、ブリ、ハタハタなどが入っていて、まさに実家の食卓によくのぼっていた魚ばかりですごく懐かしい思いがしたのを覚えています。しかも、名古屋ではなかなかこの鮮度で食べられないほど新鮮!

タカショクさんのラベルを改めてよく見たら、住所がわたしの実家のすぐ近く…!

こりゃ、ホントにガチです…!

その他、実家でよく食べたサワラ(サゴシ)やサバ、アジ、ブリなど他の魚もたくさん冷凍で扱われていたのですが、どれもこれも鮮度も味も抜群で、しかも開きや3枚おろしなどを購入した時はいつもとってもお仕事がキレイで、いい状態の切り身で料理させてもらえてとってもありがたいなあと思っていました。

鮮魚セットにはタカショクさんの手書きの食べ方メモが入っていて、読んでいると地元の魚が懐かしくて「ああ、これこれ…」と思ったり、子どもたちに対する気持ちが伝わってきたり、魚のお仕事に対してすごくハートのある方だなあとお会いしたことのないタカショクさんのすっかりファンに。

カレイが入っているときはたとえば3尾入っているとすると、1尾は頭を残してくれているんです。なぜか…?

それは、お子さん方にカレイが頭をとった姿ではなく、頭がこんな風についていて目が並んでついている(海底に沈んでいるので片側に目が二つ並んでいます)ことを見てもらえたらというタカショクさんの気持ちが込められていました。

micoちゃんとは、前々からお魚のさばき方の交流会があったらうれしいよね!って話していて、筒井さんや伊藤さんにもなんかやりたいことあったら言ってねと言われた時に、必ずタカショクさんに会いたい!って言っていました。

そして晴れて去る7月4日(土)長久手文化の家にてタカショクさんの交流会が行われました。

注文書の「たねまき」に、モノクロコピーで中尾さんの姿を何度か拝見したことがありましたが、とっても若くてきれいな方だなあという印象でした。

実際にお会いする中尾さんは、それはおキレイな方でとても小学校4年生のお子さんがみえて、一見魚のお仕事をされている感じに見えない感じでした。

でも、お話をちょっと聞いただけでも中尾さんのお魚に対する気持ちが伝わってきました。

わたしがとくに印象に残ったのは、中尾さんのお父様がもともとこの仕事をされていて、中尾さんが子どもの頃は日本海に流れる洗剤を懸念して、石けんを使おうという活動をなされていたそうです。

京都の大学を出て銀行で勤められていた中尾さんは、いつしかお父様のお仕事を手伝うようになられたそうです。

…わたしの地元の海。

廃棄物が海に捨てられていることはなんとなく知っていたけれど、海、魚のお仕事にたずさわる方に守られてきた海であり、魚であるのだなあと知って、なんだかとても感激したのでした。

さて、中尾さんが夜中の2~3時頃港で競り落としたピッチピチのアジを持って、4時に金沢を出て長久手まで持ってきてくださいました。

結構大きくて太ったいいアジが1人2尾分けられて3枚おろしのやり方を中尾さんが最初にデモをしてくださいました。



小学5年になる娘もはじめて3枚おろしに挑戦して、なめろうをつくりました!



感動~っ!

会場には高速のってはるばる来てくれたmicoちゃんやみっちょんもいて、ワイワイにぎやかにお魚を囲み、さばいて、一緒に食べました。



中尾さんが、競りで金沢港にあがる魚を1匹ずつもらってきて子どもたちに見せてくれました。

番号がつけられていて、名前がわかるように紙に書いてくれていました。

もちろん、わたしにとってなじみのある魚がいっぱい!

サゴシ(サワラの若いの)や甘エビ、カワハギ、ハタハタ、イシダイなど実家近くの魚屋さんでおなじみの魚たちや、たまに飲み屋さんでたまに見かけるボラ(多分家庭で食べられることはあんまりないのかな?)なども、丸ごとの姿で見せてもらって子どもたちも大喜び。

そして、子どもたちひとりひとりにどれが欲しいか聞いてくださってお土産として持たせてくださいました。



我が家は長女が甘エビ(実家でいつも食べさせてもらって大好物)、長男がハタハタ(見た目で知っている魚にしたそう)、末っ子がブリの稚魚でした。

写真におさめそびれたのだけど、micoちゃんちの長女ちゃんがどれがいい?と聞かれたときに「どれでもいいよ」と答えると、サゴシ(写真手前の大きいの)を渡してもらったそうで、大物を持ち帰ってきました。

ちょうど、そのあとmicoちゃんと昼食を我が家で食べてそのまま夕食も我が家で食べて延々しゃべる…といういつもの素敵な会をやる予定だったので我が家でさばかせてもらい、便乗してご馳走になりました!



サゴシの香草焼き。

ちょっと写真では美味しさが伝わりませんが、子どもたち5人も美味しい~!!!!と叫ぶほど鮮度バツグンで身がふっくらして味わいも最高の絶品サゴシでした。

…翌日、少し余ったアジを1匹100円(結構大ぶりで刺身にできる鮮度!)で分けていただけたので、2尾持ち帰り早速復習をかねて娘がさばきました。



昨日の今日だったので自分で思い出しながらやっていました。子どもの頃にちゃんと教えてもらえてよかったねぇ~。



ハタハタやブリの稚魚は、頭をとって内臓を出すだけだったので、「俺がやる!」と長男が全部処理してくれました。

香草焼きで2切れ入りきらなかったサゴシをみりん醤油で漬けた置いたものと一緒に焼きました。もちろんめっちゃ美味しかった!

…名古屋生活クラブで、すごく鮮度のいい、しかもきれいにさばかれた魚を購入していたので、自分でさばくことが最近すくなかったんですよね。

でも、なんだかこれがきっかけで魚を触るのが楽しくなりました。

実は昔から魚をさばくのが、大好きではありませんでした。

金沢を訪れる、たくさんの観光客の方が近江町市場(金沢市にある市場)みえますが、わたしは若いころ近江町といえば、生もののにおいや地面がぬれたりしていてなんだかいやだなあと思い、市場を歩くのもあんまり好きではありませんでした。

魚の料理に関しては、イカはさばいても手ににおいが残りませんが、魚はさばくといつまでも手ににおいが残るので、魚をさばくのもあんまり好きではなかったんです。

…でも。

そんな頃の自分って、なんてつまんない奴だったんだろう!と、思います。親元を離れた時から自分で魚はさばいていますが、今、もっと上手にできるようになりたいな~って思えるようになりました。

やっぱり鮮度いい魚見立てて、自分でサササとさばいて子どもたちにとびっきり旨い魚食べさせたいです!

またまた、よいきっかけをいただきました…!

生クの伊澤さんやゆうこさんがつないでくれる生産者の方は、やっぱり本当に人の心を変える力を持った素敵な方が多いですね。今回も、またまたありがとうございました!

最近とくにいい企画が多くてすっごく楽しいですスタッフのみなさまも、おつかれさまでした






豊川市の漬物屋さん「道長」さんにぬか漬けづくりをならう。

2015年05月15日 | 名古屋生活クラブ


ぬか床は自分でつくって使ったり、秋くらいに気持ちがいかない一瞬でだめにしたりしながら、数年自己流でやってきていました。

父がぬか漬けのにおいが苦手で、母はぬか漬けをしていませんでしたが、祖母がとってもおいしいぬか漬けをつくっていたので、今まではおばあちゃんのぬか漬けの味の記憶だけを頼りにやっていました。

今は高齢で、祖母は台所に立てなくなってしまったので、直接習うことはなかったんだけど、一度ぬか漬けづくりをちゃんと習いたいなあと思っていました。

名古屋生活クラブの配達の伊藤さんが、長久手でぬか漬けの交流会企画しているから…!と声をかけてもらっていて、昨日晴れて豊川のお漬物やさん「道長」の石川さんから直接ぬか床づくりを教えていただく機会に恵まれました。

生クの代表、伊澤さんもみえていてひさびさお会いできました!こういう貴重な機会をつくってくれるのはいつも伊澤アニキですね…ホントに感謝してます。

冒頭の写真は石川さんの奥さんで、自分のぬか床を持ってきた方の調整や味見などをやってくださったり、ぬか漬けのレクチャーしてくださいました。

交流会のはじめには、石川さんが道長のお店のことや、原材料とその生産者さんについて映像などを使われながらわかりやすくお話してくださいました。

とても丁寧にお漬物をつくられる方だなあと思いました。

事前にいただいていた石川さんの紹介はこんなふうにありました。

社長:石川さんプロフィール(「道長」は屋号)

 1981年、会社員をやめ、漬物が好きという理由で漬物屋になったという道長さん。

創業当時、「性格的に、作り方を人に聞くのが嫌い」料理本でやってみたが駄目。

失敗すると穴を掘って捨てていた時代もあったとか。

名古屋生活クラブとの出会いは20年以上前にさかのぼります。

遺伝子組み換えを考える中部の会では、自生菜種の抜取り隊を引っ張っている道長さん。

地元の野菜を大切にしたい、農家として漬物を作りたい。地域を考え活動する“生産者”です。


…きっと怖そうな人だと思っていました。

が、実際の石川さんはすご~くやさしい飾り気のないすてきな方でした!

今回ははじめてぬか床を買ってみました。1㎏1300円くらいでした。



自分でつくればいいんだけど、なんだか地元愛知県のお漬物やさんの味を学びたかったんです。ちょっと北陸の味とは違う気がしたんですよね。

原材料についても愛知県内を中心に、石川さんが厳選した素材を、信頼関係のある生産者さんから取り寄せてつかわれているそうで、このぬか床にとても愛着がわきました。

そして個人的にすごーーーくうれしかったのは道長さんのぬか床をわたしの新しいぬか床に足してくれたんです!

お味噌やぬか床などの発酵食品は新しく仕込むとき、すでにできあがっている味噌やぬか床を新しいものに少量混ぜこんで仕込むことが多く、こうすることによってすでにできている菌が新しい食材のよりよい発酵を促してくれます。

道長さんのよい菌が無数につまったぬか床(100gくらいいただいたと思う)を分けていただいてうれしいです。お金ではこういうものはなかなか買えないんですよね…



これが道長さんのぬか床です。ぬか床を食べさせてもらいましたがかすかにピリピリと酸っぱさがあってとっても美味しい…!

画像がないのですが、ぬかで炊いたお魚もいただき、あまりの旨さに感激…ご飯かお酒と一緒に食べたら最高だろうなあ…。

北陸の人はご存知だと思いますが、「へしこ」や「コンカいわし」のようなぬか漬けの魚ありますよね。これがわたしは大好物なんですよね!

あれは長期間漬け込んであり、かなりしょっぱい味なんですが、今回いただいたいわしの糠炊きは、ちょうどよい甘辛さで子どもも好きそうな味でした。しかも漬けこんだりしなくても炊くだけでいいんです!

ぬか床が増えすぎた時にこういう煮つけや、ハンバーグ(肉300gに100gくらいのぬか床を混ぜる)にするとすごく美味しいのだそうです!

石川さんはぬか床やぬか漬けづくりの極意やぬか漬けの利点を、熱心にわかりやすく教えてくれました。

なかでも印象に残ったのは、発酵食品はそのものを長期間発酵させて菌を増やすけれど、ぬか漬けは酵母菌と乳酸菌のかたまりの中に野菜などをつけることで、漬けたものに菌が吸い寄せられてきて、わずか数時間で発酵食品することができる…ということです。

これって、すごいことじゃないですか?

味噌であれば10ヶ月程度かかりますし、たくあんなども1か月近くかかります。

たった数時間でこんな発酵食品になる…ということ、あらためて、そういえば、すごいことだと認識できました。



これはカブの葉です。このカブの葉のように細いものはそのまま漬け込んでも問題はないそうなのだけど、大根の葉のように茎が太くて葉も大きくてしんなりとぬか床に入ってくれないものは、塩をして1時間くらいビニールなどで塩漬けするといいそうです。

水を出してしんなりとした葉っぱの水気を切って、ぬか床に入れるとそのままでは漬けにくいものもつけやすくなる…ということも教わることができました。

お母さんのぬか床を混ぜる手、野菜に塩をすりこむ手をじっと見ていました。

ああ、こんな風にたおやかにやさしくつけていくんだなあと、この雰囲気を味わっていました。

いつも生産者の方との交流の場をつくってくれる伊澤さん、ゆうこさん、ありがとう。

ご厚意でいつも無料でやっていただいて、いまどきこんなとこないなと思って感謝してます。

また、道長さんのぬか床の補充用のぬかや、レモン漬けの大根など購入させてもらいますね!

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酒粕ドリンクと湯たんぽ。

2015年02月06日 | 名古屋生活クラブ
冬は苦手だけど、酒粕が美味しいのでそこは好きです。

今年も志太泉さんの酒粕をリピしまくりで名古屋生活クラブで注文させてもらっています。



子どもたちが寝てからわたしも湯冷めしないようにすぐに寝ればいいのだけど、せっかくのひとりの時間だしもったいなくて。。。

毎晩、湯あがりに湯たんぽを準備して、その傍らで酒粕ドリンクをつくります。

そしてソファーに湯たんぽを置いて自分も座って、最近は使わなくなってきたベビー布団をかけてコタツのようにして、のんびり酒粕ドリンクをすすりつつ編み物をするのが至福の時間です…!

酒粕ドリンクには醤油&生姜を入れるか粗糖&生姜を入れるかして味をつけているのだけどわたしは断然醤油派!(写真は粗糖のドリンクです)

生姜はできればすりおろし生姜をちょっとのっけたいところだけどお風呂上りにすりおろすのはちょっと面倒なので生姜エキスやパウダーの生姜があればそちらを使うことも多いです。



こないだ生クからこのエキスを注文しました!

これ、酒粕に加えると酒粕の風味が強くてほんのりな感じだけど、炭酸ドリンクにするとのどがカーッとくる感じでジンジャー感満載でよかったです。

酒粕ドリンクはうちではこんな風につくっています。

【材料】大きめのカップ1杯分

・酒粕…60g

・水…120g

・醤油…小さじ2~3(お好みで)

・生姜…すりおろしやパウダー、エキスなどお好みで

【つくり方】

①酒粕は細かくちぎって倍量ほどの水に浸す。

②やわらかくなれば弱火にかけていい感じに溶けるまでゆっくり火を通す。

③小さな泡立て器などで最後にきれいに撹拌して最後に醤油をまわし入れ最後にもう一度泡だて器などできれいに混ぜる。

④カップにそそぎ、すりおろし生姜をのせる。(パウダーやエキスの場合は醤油と同じタイミングで入れています)

って感じでやってます。

こうするとすごくあったかくてホント幸せです。

すごくささやかな時間だけど、わたしにとってはとても幸せなひとときです。




生産者×消費者×流通 大交流会2015

2015年01月26日 | 名古屋生活クラブ


農閑期である1月。名古屋生活クラブの生産者さんたちが作付け会議等のため毎年名古屋にいらっしゃいます。

14時からは生産者さんたちがそれぞれのテーマでお話をしてくださいましたが、土曜も我が家は相棒くん不在のため長時間留守番もさせられないので残念ながらこちらの参加は断念w

18時からのもちより会と、その後の2次会だけでもと思っていたけれど先週子どものインフルエンザで引きこもり、今年は無理かな~なんて思っていました。

でも相棒くんが年に一度しかないし行きたいでしょと仕事を早く切り上げて帰って来てくれました!

先週1週間大変だったので一人で地下鉄に乗って…なんだかひさびさに身軽だ~!ウキウキ…

夕食や子どもたちの着替えなども準備していて18時には間に合わなかったけどなんとかもちより会に合流でき、ずっと会えなかったみっちょんともひさびさの再会でした。mocoちゃんとも途中合流してみんなで乾杯~!

18時からのもちより会は、野菜やお米、加工物の生産者さんたちが商品を持ってきてくれてたくさんふるまってくださって、わたしたちもつくれたら1品持ち寄る・・・みたいな会で毎回お腹いっぱい!


美味しい持ち寄りの品をいただきつつ、14時からの話を教えてもらったんだけど、青森でりんごづくりをしている今さん、そして三上さん(我が家はお米をいただくことも多いです)のお話がすごく印象的だったそうです。

この模様がみっちょんのブログにあります♪今さんや三上さん、そして長野県木曽の小池糀店さんの写真なども掲載されています!

みっちょんのブログ(タップしてください)

富山県南砺市のみのファームの簔口さんが、金沢の郷土料理でもあるかぶら寿司やブリ大根、それに富山のお漬物や緑米のおはぎを持ってきてくださって感激!



これです!!味は言うまでもなく最高でした。小さいころは苦手だったかぶら寿司です。でも最近食べたくて食べたくて…。



そしてブリ大根。これも金沢でも郷土料理です。生クでも年に1度くらいブリのアラが出るのでいつも購入させてもらって我が家でもブリ大根はつくってます。

しか~し、ホントに美味しくて!お漬物もどれも絶品で、たくさんおみやげもいただいてしまいました。

子どもたちに食べさせるとすごく美味しいからもっと食べたいと容器いっぱいあったお漬物があっという間に完売でした。こんなに美味しくお漬物作れるようになりたいです。



こちらは嘉利さんのブース。



お品書きです。どれも心にしみる味。。。



わたしはこちらのクッキーです。酪恵舎のリコッタサラータ(粉末塩チーズ)とながくて風土自家製ドライバジルのクッキーに、オーガニックココアのチョコクッキー。そして長久手の山里でとれた天然タケノコの煮物。

消費者の方ですが、焼き菓子などイベントなどの活動している方をスタッフの筒井さんから紹介していただきました。酒粕トリュフなど、美味しかったです!



我が家の子どもたちが大好きな「みうらや製麺」さんもラーメンのブースをつくってくださって、麺をゆでてアツアツスープをかけてくださいました。みうらやさんのお父さんと息子さんでつくってくださいましたが素敵なお父さんと息子さんでますますファンに…!

また「細焼きそば」がリニューアルするのでぜひ食べてみてくださいと言われました。

お隣のひーちゃんもみうらやさんのファンなんです~

そして2次会は新栄のaoiカフェ。



こちらで兵庫県の足立醸造さんと初めてお話できました!

実は、わたしのお味噌づくりは足立醸造さんの製法を見よう見まねで作ったのがはじまりなんです。

その翌年か翌々年に、生クが主催してくれた木曽の小池糀店のご主人から直伝で味噌仕込をおしえてもらって、今に至るわけでして、このお二方なくして今のわたしはございません。

思えばこうした縁をくれたのは伊澤さんやゆうこさんですね。。。いつもは他愛もない話してふざけて飲んでますが、心ではいっぱい感謝してますよ…!

足立醸造さんのお醤油、大好きです。生クの食材で、我が家にかかせないもののトップ3にいつも必ず入ります…!

そのほか、福島の中村さん、岩手の小関さん、尊敬する農家の方々と再会できたのしいひとときでした。

…明るくひょうきんな中村さんや穏やかな小関さん。お二方とも真面目に一生懸命米づくりをされていて、もちろんお米は天下一品!

誰よりも田んぼを大切にしているような方に原発事故での放射能汚染がふりかかるなんて想像もできませんでした。

原発事故後間もなく、生産者と消費者、生クで今後を話す機会がありました。

そのころを思えば玄米の数値(セシウム)も落ち着いてきたし生活も落ち着かれてきたと思いますが、数値を測定してそれを公表したうえで販売して、科学的な根拠などを必ず説明してくれた伊澤さんてホントになんというか、、、まねできないようなことをする方だなと思います。

事故後も切れることなく続いてきた東北の生産者さんとのあったかい関係がつづいていることが本当に素敵だと思う。

中村さんが取材されているドキュメンタリー映画です。

心にしみるドキュメンタリーです。

「福島 六ヶ所 未来への伝言」

小池糀店のご主人が言っていました。

「わたしはむずかしいことはわからない。でもみんなつくるようになればわかる。小さい子どもたちに手づくりの味噌や甘酒を食べてほしい」と何度も。

わたしもつくるようになって麹がどんなものか、日本がどんな文化をもつのか、今どんな風に変わってきたか、本当の美味しさ、それを食べて育つ子どもたちはどんな風か…つくることでたくさんのことが勝手にどんどん見えてくるんですよね。

表面上の「ロハス」や「オーガニック」とかではなくて、風土にはぐぐまれた旬のもの、その土地に住み着く菌、その風土を愛しみ育む人たちと苦労も楽しみも共感できることを細々とでも続けていけたらいいなと思う。

今でもこういうことをやっていて、なかなか真髄をわかってもらうのは難しいなあと思うことがおおいです。

わたしの座右の銘です…

「旬は風土の愛し子、人も風土の愛し子」

辰巳芳子さんの言葉です。

ここで会えるみなさんからたくさんのこと教わってます。

今年もありがとう、来年も会えるのを楽しみにまたこつこつ自分のしごとを積み上げた行けたらいいなと思います!