てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

子どもたちとの野菜づくり。

2018年08月31日 | 保育の現場から

保育などに関わる人は、野菜づくりも大好きな方がとても多いです🎶

一般的にはちょっと風変わりなわたしも、保育仲間と一緒ならかなり普通で(笑)、周りには野菜づくりだけでなくおこしものづくりやお餅つきなどの作る系の人や、盆踊りや夏祭り、クリスマス会など、催し系の人がたくさんでホントおもしろいんです💕

野菜を育てることの喜びは、子どもが育っていく喜びととても似ていて、ちょっと大変なんだけど、一度やると季節がめぐってその時期になると、それをしないで通り過ぎるのはなんだか味気なく寂しい感じさえしてしまうんです。

わたしは保育を通して、たくさんの子どもたちや親御さんに出会えたことはもちろんですが、こういう同士である保育士の先輩や同期に出会えたこともとても大きな出会いで自分の人生で大きな意味があったことだと思います。

…今勤務させてもらっている園でも夏野菜の栽培がおこなわれて、子どもたちは保育士と一緒に種をまいたり毎日観察してお世話をしたり、収穫の喜びを味わったりしています。

また、長久手という場所柄もあり、田植えも稲刈りも行っているんですよ🎶子どもたちが大きくなった時も、その風景が残っていてくれるといいなあ…✨と思ってやみません。

さてさて、わたしが細々と畑づくりをしているのをご存知の先生が、こんなわたしにいろいろと野菜のことをご質問くださり、今年も一生懸命園のプランターでたくさんの野菜を栽培されてみえました❢❢

わたしはむしろ、プランターでやるのは難しく、今までも地植えでしかしていないので、逆に今年度勉強させてもらうことがすごく多く、プランターでもこんなにも多彩に野菜づくりが楽しめるのだなと感激しました✨

こちらは、採り継いだ種を蒔いたひまわり。すごくたくさん発芽したので、間引きを行いました。

それが7月を迎える頃にはこんな立派な姿に…!朝、出勤して裏門を開けるとこんな元気なひまわりたちが出迎えてくれ、一気に元気になる感じがしました。

こちらは「夏すずみ」という品種のキュウリ。5月はこんな姿でしたが…

7月ころから、こんな立派で、みずみずしい実をつけてくれています!

ナスも…

うふふふ。。。この写真には実がありませんが、きれいなつやつやの実が何本も収穫できています!

5月のトマトはこんなでしたが…

7月になるころから、こちらもたくさんの実をつけてくれてます✨

こちらは愛知県の郷土の野菜、「十六ささげ」。わたしは石川県出身で、大阪育ちなのですが、愛知県に住むまで見たことも聞いたこともない野菜でした!

にゅにゅにゅ・・・とサヤが伸びて、サクランボみたいに双子のサヤなので、子どもたちがこの姿に気づき、喜んでいました。

5月のピーマン…。

ピーマンも、こんなにもつやつやきれいに実りました~!

これらのプランター菜園づくりされたのは、年長児さん担任の先生で、わたしよりひとまわりくらい年下の先生なのですが、本当にお若いのに熱心に保育されて、子どもたちみんなに収穫の喜びを味わってもらい、実った野菜をお土産に家庭に持って帰ってもらいたいと、それはそれは一生懸命育てられていました。

毎朝早く出勤されて、水やりや観察を欠かされてなかったし、休日もお時間つくって水やりに行かれてたそうで、頭が下がります!!

わたしも5月に支柱立てやネット張りなど一緒にさせてもらい、その後もいろいろと野菜に変わった姿があればご相談もらってたんですが、こないだ勤務の後うちの自宅まで、おかげさまで子どもたちがたくさんお土産で持って帰れました♡とお礼の野菜を届けてくださったんです~~✨😊

キャ~~感動~~~✨🙌

こういうイキイキとした素敵な保育のお手伝いさせてもらっただけでなく、子どもたちと一緒に育てた貴重な野菜たちがいただけるなんて…感激でした😿

保育は、いろいろに展開していけて、保育士の熱意が子どもたちや親御さんにお伝えできる素敵な仕事で、毎日本当に大変だけどおもしろく、やってもやっても奥深くて一生興味が尽きない仕事だなと、40代になってあらためて思います。

長久手は保育園でも幼稚園でも野菜づくりや田植え・稲刈りをしているところがとても多く、農が暮らしにとけこんでいて本当に素敵だなと思います💕


お世話になった先生方、本当にありがとう✨

2018年03月23日 | 保育の現場から

昨年「おこしものづくり」を一緒にさせていただいた先生方とご一緒させていただいて、週にわずかの時間ですが、夕方の保育をお手伝いさせていただくようになり早1年半が経ちました。

子どもたちの部活や習い事などますます忙しくなってきたため、とても名残惜しく残念なのですが、子どもたちが大きくなるまでこの時間の保育をお休みさせていただくことになったのですが、先生方からそれはそれは心のこもった送別会をしていただいたんです…❢

大人になって、何日も前から準備してもらって、こんなにたくさんの方々から朝早くから一生懸命ご馳走つくっていただいて、会を開いていただくなんて、滅多にあることではないですよね…!そんな本当にありがたいことをしていただいたんです…涙

帰り道、ひとりになってから運転しながら涙が出ました…!

自分の同期も先輩も後輩もみんなホント超クリエイティブでハートのある方が本当に多くて、わたしは現場の子どもたちや親御さんはもちろん、先生たちからいっぱい育ててもらっていることをこの年齢で改めて感じるんです。

先生方と一緒にいられる機会に、できるだけ一緒にいたいしわたしも一緒に作りたい!というわたしの気持ちを汲んでくださって、本当は送別される人は朝の準備は来ないことになっていたんだけど(💦)、無理言ってわたしも準備の段階から参加させてもらいました。

大きな大きなテーブル2つにも乗り切らないくらい、豪華で美味しいご馳走をた~~くさん、しかも全~~~部手作りしてくださったんです!

このほかにもたくさんたくさんご馳走が並んで、写真におさめられなかったくらい!パンづくりが上手な先生は、五穀パンやジャガイモ入りのもっちりフォカッチャなどたくさん焼いてくださいました。また、おこわやパスタ、サラダ、豚の角煮やグラタン、カプレーゼ、タルトタタンにいちご大福など、ほかのものもぜーんぶ手作り!!

帰りにお土産もないとね!と、あらかじめうんとたくさん用意してくださったんですって。。。!涙

手作りのいちご大福…🍓

みんなでテーブルを囲んでわいわいやって、ウクレレ上手な先生が歌って演奏してくれて、フラダンス上手な先生が踊って、みんな歌も上手だしダンスも好きだし、ちょうもりあがってました👍

贈り物もいただきました!すごく欲しくて買おうと思っていたベーゴマ!箱などもやっぱり手作り♡こちらには載せられなかったんですが、写真やメッセージなどもいただきました!

そしてなんと手作りのハーバリウムまで…!

ずっと前から考えてつくってくださったそうで、こんな心のこもったことしてもらってホントにホントに感動でした。

保育者になって、現場やこういう場でなんの見返りもなく、なにを狙っているわけでもなく、その人のためにあれこれ考えて尽くすことができる方にたくさん出会って来たんですが、こういうことができる方の人生って、なんて美しい人生なんだろうと思いませんか。

わたしもこんな風にできるようでありたいなと思います…!

…先生方とはしばし勤務地が離れて、お昼間の勤務の方だけになりますが、わたしらしく、子どもたちや親御さんのお力になれるようにできれば…思います!

年度末はいつも出会いと別れと旅立ちと、なんとも言えないセンチメンタルな気分になりそうになるんですが、旅立つ子どもたちには、心からはなむけの言葉を送りたいし、仕事では今のメンバーとの生活が終わることに対してとても寂しいなと思うんですが、来年へ向けてみんなでstep upできるよう気持ち切り替えて、新しい春を迎えられたらいいなと思います!

読んでくださっている方や、周りの方々も、この春また心機一転される方もたくさんみえると思いますが、お互いに気持ちあらたにがんばりましょう…ね✨


わたしの大事なしごと。

2017年03月07日 | 保育の現場から

2月の最後の日、仕事でお世話になっている先生のお宅のおこしものづくり&こんにゃくづくり大会に呼んでいただきました。

先回は恵方巻づくりだったのですが、残念ながら行けなかったので今回は行けてほんとにほんとによかった~❢❢

…ながくて風土でも何度も記事にしたいな~って思っていたんですが、わたしは野良仕事と編みしごとのながくて風土とともに、もうひとつ大切な大切な仕事をさせてもらっていて、それは子どもに関する仕事です。

…わたしはひょんなきっかけで、高校3年生の夏休みに保育者になろうと突然決意して(!)進学して卒業後は金沢市の幼稚園教諭になったんです。

仕事はすっごく面白くて周りの先生方にも、子どもたちにも親御さんにも恵まれて幸せな教諭生活だったと思います。

でも一番いい時期にいろいろ考えて一度保育者はお休みしたんです。

バックパッカーでしばらく旅をして広告代理店~出版社でサラリーマンしてました。

そうこうしているうちに結婚して母となったんですが、相棒くんは出版社の編集で不在がちだし、実家は広島と石川というちょっとやそっとでは子育ての助けを得られる状況でなく、周りのお友だちに支えてもらってなんとか3人の出産育児をしていたんです…!

3人目は実家に帰らず産んだので、上のふたりの子育てがままならない時期があったんですが、わたしがインフルエンザで寝込んでしまったときに上のふたりを預かってくれて食事やお風呂の面倒を見てもらったり、幼稚園の遠足の時には友人が自分の子とウチの子を連れて遠足に連れて行ってくれたり、感謝してもしきれないほど子育て中の大変な時にお世話になりました。

産前産後の一番大変な時には、長女の毎日の幼稚園までの送迎を手伝うよ❢なんて、信じられないくらいあたたかい援助の手を伸ばしてくれたんです。

でも友人だって、赤ちゃんもいるし、子育て中の大変な時…❢

毎日なんて、助けてもらうわけにいかないよね…❢

…そんな時、名古屋市の子育てサポートのことを知り、依頼会員になって援助会員さんの援助を受けながらなんとか一番大変な時期をしのぎました。

あ~なんてありがたいんだろう…❢サポートしてくださった援助会員さんは、本当に子どもや子育て中の母の力になりたいと思ってくださる方ばっかりで感謝しかありませんでした。

わたしも、子どもたちが少し大きくなったら援助会員になって恩返ししなきゃ…✨

ずっとそう思っていました。

そして名古屋から引っ越して長久手市になりましたが長久手でも同様のサポート体制があったので援助会員になって、お子さんたちを預からせてもらうようになりました。

自分も1~2年お世話になっているので、末っ子が幼稚園の間の2~3年だけは…と思い。

…援助の仕事は、最初は恩返しのはずだったけれど、ウチの子どもたちにとってもとてもよかったんです。

近所のお子さんがウチに来て一緒に食事したりおやつを食べたり、一緒に公園に遊びに行ったり…。

そのお母さんが迎えに来てくれてしばらくうちでしゃべっていってもらっているうちにうちの子どもたちのことも覚えてくださって、外で会ったときにもウチの子たちに「○○ちゃん~」なんて呼んでもらって可愛がってもらいました。

お預かりしていたお子さんが大きくなってサポートから卒業されても、学校に行くとそのお子さんにも会えたりするんです。

わたしは学校の参観日や発表会などは自分の子どものことも楽しみだけれど、小さい時にお預かりしたお子さんの成長を見るのもすっごく楽しみだし、そのお子さんのママと会うのもすごく楽しいんでいるんです。

ホント、恩返しのはずだったんだけどこんな「いい思い」いっぱいさせてもらえる仕事ってないな~って思えました…。

その頃のわたしの生活といえば、家のこと、子どもたちの事や学校、幼稚園のこと、そして地区の子どもさんの保育援助と、ながくて風土…。

主婦がなんでこんな時間ないの~って自分でも思ってたし周りのみなさんにも「??」な思いさせてしまっていたかもしれないけれど、そんなこんなで毎日毎日なにかしらで精いっぱいの日々でした。

なので、忙しい保育の現場に復帰するということは頭になかったし、できるなんて思ってもみなかったのですが、昨年春に末っ子が小学校にあがって、援助の仕事もこれで一区切りと思っていた矢先に保育士の募集が目についてしまって、…と20年ちかくぶりに保育の現場に復帰したんです…!

(厳密に言うと、今までは幼稚園教諭でしたが、現在は初めての保育士の仕事をさせてもらっています)

サラリーマン生活も長かったし、結婚と子育てで精いっぱいで保育現場に戻れるなんて思ってもなかったんだけど、この市の援助会員だったことで、「あ~子育てをサポートさせてもらって、子どもの成長を親御さんと共有できることって、こんな楽しかったんだっけ~!」ってなんだか保育に対する気持ちがじわじわと甦ってきたんです…!

だから今も、ながくて風土(野良や台所仕事)、ニッティング、子どもに関する仕事…と、そういうバラバラに見える感じで仕事させてもらっているんですよね。

こんなにばらばらに見える生活ですが、わたしにとってはこちらでも度々申しておりますように(笑)すご~~く一貫していて納得しているんですよねぇ~。

…保育現場に戻ってからは、わたしはなんとなくではなく本当に保育が好きで、保育士の先生の先輩も後輩との関係もすごく楽しくて、子どもや親御さんとの出会いも本当に好きでやらせてもらっていたんだということに気が付いたんだけど、今思えば若い頃は目の前の事に一生懸命で自分の気持ちとか喜びのようなものに気づけるほど余裕なかったんですよね!

保育は「子どもが好き」という気持ちはもちろんなんだけど、人間て面白いな!人間てすごいな!生きてるって楽しいな!って思える部分がすごく大きな原動力なんです。

わたしが今まで出会った先生方ですごい先生ってやっぱりたくさんいるんだけど、そういう先生は人に対しての美学や哲学…っていうと大げさかもしれないけれど、そういうものを持っている方がすごく多いんです。

ご本人はそんな哲学や美学持ってるなんて考えてないかもしれないけれど、わたしはそう感じてました。

そういう先生と出会って、人間関係があって、遊んだり話したりしてきた時間はやっぱりわたしにとってすごく面白い時間だったと思うし、わたしにとってまだまだ、まだまだ、学ぶことが多い場所なんだなと40代になって思いました。

…こんな感じで長~~~くなっちゃいましたが、「ながくて風土」でも保育に関することを書いておきたいなってずっと思いっていたんですが、こんな風に長くなっちゃうことが目に見えていたのでなにかの機会に…とずっと考えをあたためていました。

さて、わたしが今この環境でまたいろいろなことを教わる機会に恵まれていて、お伝えできたらいいなあということがムクムク湧き上がってきています。

子どもたちはこの風土で生まれ育っていきます。子どもたちと一緒に風土の恵みをいただいて、感謝して、思いっきり生きることを楽しんでいきたいなあ~って思ってます。

いろいろ記事にさせていただきたいことがあるので、また保育現場からの記事もupさせていただけるよう頑張りますね❢

…冒頭の写真にあるように、わたしなんて足元にも及ばないようなキャリアの先生のご自宅に呼んでいただき、思う存分、めっちゃ楽しんでおこしものづくりしてきたんです。

詳しい手順などまたあらためて書かせていただきますね、ひとまず今日はここまで…。