先週末、ついに名古屋生活クラブ三重事務所に行ってきました。本社は名古屋市西区にありますが、三重事務所は田舎のど真ん中!
・・・田んぼに畑はもちろん、かわいい山羊たちもいて・・・山羊たちに会いたいなぁ~・・・ずっとそう思っていました。
伊澤さんもゆうこさんも超多忙な方で、かねてから行きたいけれど、行っては申し訳ないなぁと思っていました。
でも何度か言ってもらった「おいで」というお言葉に甘えてしまい、これまた迷惑な遅い時間から突撃・・・!相方はもちろん、いつものみっちょんです♪
残念なことに、またSDカードとPCの感じが悪くて、画像が取り込めず、「てのしごと」でわたしの撮影した写真をアップすることができませんww
でも、相方のみっちょんが、あんなにしゃべって、食べて飲んで動き回っていたのに、いつのまにこんなに写真撮ったんだ!?というほど写真をとっていたので、彼女の写真などを使わせていただきます☆
もう帰ってきて3日経ちますが、本当に、しみじみ楽しかったなあ!と思い出を繰り返し思い出しています。
ゆうこさんが三重の港であがったアオリイカと鯵を、とっても綺麗に、とっても美味しくさばいてくれました!感激です。
真っ赤なもみじをあしらってくれました。
長野のアルプカーゼのチーズを使っての、絶品チーズフォンデュ、ぎんなんの素揚げ、焼き厚揚げなどなど、とっても美味しいお料理でもてなしてくれました。
土鍋で簡単にできるんだね。おろしたチーズ、くず粉とワインでと教えてもらいました♪
持参させてもらったお酒と一緒に、みんなでこたつを囲んで美味しくいただきました。
普段、もっと話したいこともあるんだけど、たくさんの人もいるし、ばたばたと話して・・・という感じだったのだけど、今回は和やかな雰囲気で、ゆっくりといろいろな話をすることができて、わたしにとってはすばらしい時間を過ごさせてもらいました。
ゆうこさんも、みっちょんも、仲良くわたしの目線までおりて接してくれるけれど、本当は人として女性として大先輩。話していてはあ~!へええ!ふううん!ほおお!がいっぱい!!
そして伊澤さん。
思えばもうかれこれもう7年くらいのお付き合いです。最初は社長ということもあんまり知らなかったし、そんなにしゃべることもなかったのだけど、いつしかとっても信頼できる兄貴的存在に・・・!
伊澤さんの活動や生き方には、いつも感動させられています。たくさんのいいご縁も、元をだどれば、伊澤さんが結んでくれたものも多いのです。
一般的に人当たりがよかったり、優しい言葉をかけてくれたり・・・そういうことは一切ない人で、どちらかというと無骨に見える雰囲気なのだけど、付き合いが長くなるうちに、本当に正直で、飾らない人だなぁとつくづく思います。そして頭がよく、すごくハートがある人です。
・・・話が長くなりますが、三重事務所は2年前に亡くなった、牛肉の生産者の上村さんの敷地だったところで、建物も、生前使われていたお宅を事務所にしたそうで、上村さんの子どものころの背丈をはかった跡が、事務所の柱に刻まれていました。
わたしは生クを通して、三重の芦浜(あしはま)に原発が建設されることになって、かつて住民たちの反対運動がおこり、賛成派と深い亀裂を残し、なんとか原発建設が白紙撤回されたことを知りました。
その中心的な活動をされたていたのが、上村さんです。上村さんと伊澤さんは古くからこの活動で知り合って、長いお付き合いだったそうです。だから、上村さんが亡くなられたときはすごく驚いたし、伊澤さんたちがさぞかし悲しんでいるだろうなぁ・・・と陰ながら思っていました。
・・・そして「たねまき」(名古屋生活クラブの注文書)を見ながら、コレ好き、コレ買ったことなくてよくわからん、これはこうしたら旨いんだなどなど思い思いに食材談義~。
話題が全然尽きなくて、まだまだイケル感じだったけど時計は深夜1時・・・明日もあるから寝ますか!
ゆうこさんが暖めてくれていたお部屋で、気持ちのよいお布団でぐっすり眠らせていただいて・・・感謝☆
そして朝。
おいしいお味噌汁やお漬物岩手県宮古の「しまか」さんのサバを焼いてくださって、なんだかもう身体にしみいる、おいしいおいしい朝食でした。食後のコーヒーと「わっぱん」のシュークリーム。。。幸せを感じました。外も暖かい陽気が出てきたし、そろそろ野良仕事行きますか!
三重事務所の田畑は思ったよりずっと大きくて5反(1500坪)くらいと、わが師匠の広い畑と同程度でびっくり。
田んぼはイノシシの害でまともに米が収穫できないため、周囲にぐるりと、電熱線が張られています。
この電熱線に、雑草が伸び、ツルがからまり、せっかくの電流が放電してしまうそうです。そうならないように、広い広い田んぼの周りに張ってあるこの柵の周りの雑草を取ることに・・・これまた広い敷地で大変・・・!!!!
とってもいい日だったので軽く汗ばむ程度だったけど、夏場は相当大変だと思います。みっちょんと一瞬も間を空けずしゃべり続けながら草取りです。
そして、そのあと、念願の山羊たちの柵に入れてもらい、芋のツルなどをあげてふれあいタイム・・・♪ ノンとカレン、かわいい~~~~~~!
ノンちゃん。
夏は草が大変で、ひとり畑にいると「ああ、山羊に来てほしい・・・!」と心から思うことがあるのだけど、「役に立ってる?」と聞くと「全然!」と答える伊澤さんなのでした。
作業の後、夜のイベント「なんとないとin名古屋(富山県の郷土料理の会)」があるため、車で名古屋へ!
たいして草むしりもできなかったのだけど、港のお寿司屋さんでお昼に~♪三重は魚も山のものも美味しくて海山がとってもキレイで、いいところだなぁ。。。
そして道中、ずっと思いを馳せていた芦浜産直に寄ってもらいました。
ちょうどお昼で坂口さんはご自宅に戻られていましたが、真っ青な秋晴れのもと、芦浜産直の看板や、鯵を干している場所などが見れて、感激
芦浜に原発の話があったことを知らかった時のある夕べ、注文した芦浜産直の鯵の開きを焼いていました。
パッケージに張ってあったシールのメッセージになんとなく釘付けに。
・・・芦浜原発反対!私達は海に生きる 海を守り抜くために・・・
特別変わった言葉でもないのに、胸打たれる感じ?・・・高橋さんの、「何か命が宿っているような練り物にしたい」という心で、真手につくられた「おとうふあげ」を食べたときのような、そういうものを感じました。
ゆうこさんに坂口さんはこの地区でたったひとりの反対者だったこと、辛いお立場となったことなどを聞きました。
わたしたちが立ち寄らせてもらった芦浜産直、あの場所で、どんな思いで魚をさばき、干して仕事をされていたのだろう。
・・・日曜日、雲ひとつない空の下で、芦浜産直に光が降り注いでいました。
三重県、芦浜(あしはま)産直出荷組合。
ありがとうと、また思うのでした。ここの鯵の開きやサバ、すごく美味しいんだよね!
長々と書いてしまったけれど、本当はあれもこれももっと書きつくせない時間でした。
最後に・・・。猫のイーレ、がっちゃん、ノーラ、ちゃいろ君、さんこ、よんこ・・・。本当にかわいかった。三重事務所にきみたちがいてくれて、ますますまた、ここに行きたいと思いました。
三重事務所ツアーを実現させてもらったことに感謝します、ありがとう!
みっちょんのブログにて、このツアーとなんとないとの模様がつづられています♪
http://ameblo.jp/mokotan-m/entry-11711610818.html
行けなかったことが悔やまれた「なんとないと」の模様・・・富山の茶懐石~♪
http://ameblo.jp/mokotan-m/entry-11711610818.html
「なんとないと」、わたしたち家族は抽選にもれて行けず、自宅で北海道厚岸(あっけし)の秋刀魚焼いて食べました