80歳過ぎても クスリはのむこともなく 食べるものはすききらいなく 早寝早起きで 無理なく 暮らしていた。
さすがに 85歳過ぎたあたりより 足が 内側の方に曲がってきた すこしずつ 歩くのが 困難になる 相手がなくなり 会話する人も いなくなった そして 脳梗塞で入院した 一か月後 退院と同時に 施設入る 同居の長男夫婦も すぐに 入所させたのだ。なかなか しもの世話は 出来ないと言ってた。
時々 顔を見に行ったが 車椅子に乗り 只々 右に行ったり 左に行ったり まったく 反応がない ある時 どら焼きを 差し入れた グループで美味しく食べていたのに 自分の分がなくなると となりの人の分を さっととって パクリ あ~あ
会社の役員までした人なのに 悲しい現実である。
三度目の脳梗塞が起き 99歳で 幕が閉じた。 さて 我々は どうなることか !