爺の日々好日

日々の散歩や旅行先で出合った景観を徒然なるままに載せています。ご訪問お待ちしていま~す。

こんなにでかい花が

2010-11-29 18:19:04 | 日記
散歩しているとこんなに大きい花が咲いていた。この花成長すると5~6mにもなるという。
花冠も大きく青空の下、上から見下ろしているようだった。
あちこちに見られる花ではないと思いますが、文献には次のように説明されている。

皇帝ダリアは、 11月6日~11月下旬くらいの霜が降りる前までの時期に開花します。特徴 は、第一に大型であるということです。成長すると3~6mほどになります。別称、木立ダリアと呼ばれることもあります。

皇帝ダリアは、キク科の学名・英語名ではDahlia に属します。
花の特徴は、短日性であるということです。つまり、日が短くなると開花します。花が咲き終わって、冬になると地上部は枯れてしまいます。そして、新芽は、春に顔をだします。

dahliaの原産地はメキシコで、名前の由縁は、リンネの弟子であった、スウェーデンの植物学者、アンデル・ダース(Anders Dahl)からきています。
日本には、江戸時代の、天保13年(1842年)にオランダ人によって、はじめてもたらされたと言われています。和名は、天竺牡丹(テンジクボタン)で、
これは、ボタンに花の形が類似するためです。

スペインに18世紀、メキシコからもたらされて以来、たいへん長い年月をかけて品種改良されてきました。なので、dahliaの品種は、たいへん多くあり、
花の色、花模様も、様々です。皇帝dahliaも、そのような、長い年月の品種改良の歴史から生まれました。