炎天下の中、通船掘りの閘門開きを見に行く。
今回は仲間が一度は見て見てみたいと云うので案内役を務めた。
この催しは毎年何故かこの夏の暑い時期に行われているが、今年も例年ねなく暑かった。
見沼通船掘りについて文献にはこう記されている。
「見沼通船掘りは、見沼代用水(東縁、西縁)と芝河とを結ぶ開聞式運がである。
1731年(亨保16年)に作られた。
江戸時代後期から明治時代の内陸水運(見沼通船)で重要な役割を果たした。
堀全体で4つの関(閘門)を持ち、開聞式運河では日本最古の部類に入る。
昭和初期以降から使用されておらず、現在はさいたま市緑区にその復元された遺構が
残る。1982年、国の史跡に指定された。」
閘門に板を取り付けているところ。
かなり水位が揚って刈り取った枯草が水面に浮いている。
報道陣も詰めかけている。
水が溜まり通船を行き来しての実演。
この通船は実物の二分の一とか。
たくさんの見物客が周りを取り囲んで見ている。
保存会のみなさんによる唄と踊りが披露された。
閘門の板を取り外しているところ。