風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ 食肉の生食による食中毒防止には、疫痢に対する昔の親の考え方(警戒)が必要ではないだろうか。

2011年05月08日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪

 ( [ユッケ] ブログ村キーワード )風信子が左下にブックマークしている『さくら通り法律事務所』さんの記事:ユッケの罪(2011.05.06 Friday)を読んで考えたことをまとめる。

  生肉ユッケの危険性は別にいまに始まったことではない。  

 魚でも肉でも生で食べることが煮たり焼いたりして食べることよりずっと危険だということはだれでも知っていることではないか。  

 刺身をワサビや生姜を入れた醤油で食べることに毒消しの意味があることも、だれでも知っていることではないか。  

 毒消しがなく生で食べた場合、子どもや高齢者など抵抗力のない者が食中毒被害を受けやすい(リスクが大きい)ことは常識ではないか。

 さきほどのNHKのテレビニュースで、7割の大人が、大人と子どもの抵抗力の差を知らないというアンケート結果を放送していたが、呆れる。

ユッケについて調べると、Wikipediaウィキペディア)では

 生肉を使った韓国式のタルタルステーキ様の料理である。

 韓国ではニンニクとゴマ油を混ぜて冷蔵庫で数時間熟成、殺菌してから出すのが一般的であり、韓国食品医療品安全庁では過去に大規模な食中毒事件の報告は無いとしている。 またユッケ取り扱い店への抜き打ち検査等の検査体制も有り、毎年、数店舗~数十店舗が指導を受けている。

とある。で、風信子が調べてみたら、以前から東京都などの各自治体では市民に生肉の生食について「危険だと」シッカリ啓発をしているのであった。(~とくに2010年位から~)

 参考:NHKニュース (『さくら通り法律事務所』さん の見た内容の記事

「食肉の生食」による食中毒防止のための効果的な普及啓発の検討 (東京都 )

     東京都:資料編

 食肉等の生食にご用心! 生の食肉には危険が一杯!~ 高槻市 2010.5.17)

      高槻市:紹介リンク先「食品安全委員会」  実際の家庭での安全な調理の方法が写真付きで載ってます。



上の、東京都の資料(2009年)によると生肉は危険であるという情報を得ても、それでも「食べる」とアンケートに答えているから驚きだ


本調査を通じて食肉を生で食べると食中毒になる可能性があることを回答者に示した上で、今後、食肉を生で食べるかどうかを聞いたところ、「食べる」が 176 人(18%)「場合によっては食べる」が 493 人(49%)であった(図 2-32)。 


 

かっては、「疫痢(赤痢の一種)」の恐さを親は子供に教えてきたのではないか。いま50代の世代なら子供の頃に、現在70代以上の親から口を酸っぱくして色々な食品の危なさを説かれてきたはずだ。

東京都の資料を読むと、特に20代~30代の親が子供に生肉を与えるのを危険と感じていないようだ。

是非、昔の親が食品の危なさを説いたように、それを今の50代の祖父母が伝えていって欲しいと思う。風信子には子供がいないから今の50代がなぜ子供(20~30代の子)に危ない食品のことを伝えなかったのかが分からない。

今現在は、生肉を食することはユッケ等を含めて警戒されると思うのだがスグに忘れられてしまうと思う。

行政の役割も大きいが、先ずは親世代が今後とも注意を喚起すべきだと思う。


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