風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

☆ 東日本大震災の被災地から出たがれきを受け入れ拒否をした自治体。

2011年10月29日 | ☆ひやしんすの☆今日の出来事♪
ネットで検索した情報ですが、日本政府の環境省によると、3月の震災により、被災した岩手県、宮城県、福島県の沿岸地域には推定2380万トンの瓦礫があるとのこと。

当ブログで2011年10月05日にUPした記事、≪☆ ブログ、「放射能から子どもを守りたい高槻住民の日記」を紹介します。≫では、学校給食の安全性を高槻市に問い合わせに行ったお母さん達の活動をお知らせしました。彼女達は汚染瓦礫の問題についても活動をはじめていて、私も市の対応を気にかけていました。

こうした動きは全国的な動きとなっていて、自治体のなかには再考して受け入れない選択をした処もでてきました。

 受け入れに対する姿勢がわかった自治体 
 ●愛媛 被災がれき受け入れず 20市町3事務組合

 ●石川 震災がれき受け入れ「不可」

 ●香川 震災廃棄物は受け入れず 香川の17市町

 ●大分 震災地がれき受け入れる自治体がゼロに

 ●静岡 知事「がれき受け入れを」 県内に再検討呼びかけ

 ●京都 震災ゴミ 受け入れ撤回

 ●兵庫 「がれき受け入れ困難」兵庫県内すべての市町回答

 ●三重、被災地がれき受け入れゼロ 13市町・組合が撤回

 ●宮崎 がれき受け入れ、全市町村が消極的

 ●熊本 被災地がれき受け入れ拒否 熊本市など環境省に

 ●【岐阜】国へ根強い不信の声 大震災がれき受け入れゼロ

 ●秋田 東日本大震災:がれき、受け入れは「ゼロ」 県調査、25市町村・組合が回答

 ●熊本・宮崎・鹿児島  震災がれき 九州3県受け入れゼロ

 ●佐賀 震災がれき 放射性物質汚染が懸念 県内受け入れ困難

 ●福岡市が震災がれき拒否回答 県に「安全性保証できず」

 ●【滋賀】被災地がれき、全市町が受け入れ不可 放射線不安に市民感情

 以上、今まで判明している情報だそうです。



高槻市としても現場(焼却所)では受け入れを不安に感じていても、行政(事務系)としては大阪府(橋下知事)に逆らえないという思考で消極的な対応だったようです。

さらに踏み込めば、先ごろ、高槻市は佐賀県の武雄市と「災害相互応援協定」を結びましたが、武雄市の樋渡 啓祐(ひわたし けいすけ)市長は、総務庁に勤務していた折に高槻市に出向されていたという経歴の持ち主です。元官僚としては、がれきの件も協力よろしくと一言あったかも知れず。

そのせいもあってか、高槻市は市民の問い合わせにもハッキリした返答はせず、

環境事業室長は、「10月18日締め切りの大阪府への高槻市の回答ですが、受け入れないという回答はしない。

「反対する理由がない。」という態度を取られたそうです。

高槻市民の事を考えるよりは、国や府への意向を損ないたくないという目線は、下へ向かってはケンモホロロの態度となって出ているということだそうですが・・・。

他の方のブログで、被災地瓦礫の国への回答結果を全国各地の自治体に問い合わせた処、高槻市の電話対応が悪かったと2回も載っていましたよ。3か所の自治体が対応が悪かったそうです。その中の一つです。感じ悪い電話の応対は是非ともやめてください。アンケートを取っただけなのですから。

最後に、国のがれきアンケートは回答欄が「受け入れ」前提のものしかなく不評を呼んでいましたが、大阪府は回答なしという返事でも良いと妥協してきたようです。

その情報は、10月21日と24日の高槻市議の二木洋子(ふたきようこ)氏のブログでも経過が分かります。

高槻の市会議員の方はもっと市民に情報発信をしないと駄目だと思います。

参考資料:

世界的規模の日本の瓦礫に関する著名運動

"http://nanohana.me/

「いきいき日誌」

放射能から子どもを守る会・高槻

「放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ」





 
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