62人に投票用紙誤交付、選挙区と比例逆に 大阪・高槻市 2013.7.21 13:18 ~[大阪]産経新聞より~ |
大阪府高槻市選挙管理委員会は21日、市内の2投票所で計62人に、選挙区と比例代表の投票用紙を誤って逆に交付したと発表した。いずれも無効票となる可能性がある。 選管事務局によると、本来なら選挙区の用紙を先に渡して投票させた後、比例代表の用紙を渡すことになっていたが、逆に渡した。 市立大冠小で投票開始から約5分後に庶務担当者が誤交付に気付き、選管事務局に連絡。全68投票所で確認したところ、市立第二中でも同様の誤りが判明した。大冠小では20人に、第二中では約20分間で42人に間違って交付していた。 |
以上の記事のほか、どこの新聞社でも記事を載せていますが、どの内容も投票用紙の交付ミスがあったことを報道しています。
でも、この記事の内容には事実なのに、伏せられている内容があります。
口をつぐんでいるといった方が良いでしょうか。
そのことに関係して、市の職員が、「あれは選挙管理委員会のミスであり、高槻市(市役所)の責任じゃない。」と語ったというのを街の美容院で聞きましたが、風信子は「それはないでしょう。」と思います。事務的運営は市の職員も関わっているのですから。
但し、同情出来る面もあります。
なぜかというと、最初に渡される選挙区の用紙と比例代表の用紙は最初が黄色紙。比例が白色紙と決まっているのですが、なんと梱包されている用紙の包みの表書きと中身が違っていたのです。
それは確実な情報ですが、高槻市の全投票所(68カ所)で全てがそうだったそうです。
つまり、66か所の投票所では、ふたつの外側上包み紙を開いて、ふたつの用紙配布器に落とし込む前に係員が気が付いていたと思われます。
もしも気が付いていなければ相当数の投票用紙誤交付となっており、まさかの選挙やりなおしにもなりかねない危険な状態であった。
誰が、このような悪意を準備した
それとも、単なる梱包ミスだったのか
驚くべきことだと思います。
不正選挙のネット情報が流れるなか、誰に遠慮をして公表しないのか。
役所内に、選管に、表ざたにしたくないという風潮があったのか、それとも大阪府に気を使ったのか
そうです。今回の第23回参議院議員通常選挙の投票用紙を入札により作って府内の市町村に配布したのは大阪府なのです。
落札したのは凸版印刷であり、不正選挙の話になるとでてくる会社、話題のムサシではありませんでしたが。
大阪府では、「凸版印刷株式会社」が投票用紙の印刷業務を一般競争入札で落札しています。府庁でいただいた資料『入札結果情報』によると、「入札金額\28,580,000-(消費税及び地方消費税相当額を除く)、契約金額\30,009,000-(消費税及び地方消費税相当額を含む)」とのことです。 『http://www.pref.osaka.jp/houbun/e-koho/Kohobunsyo/2013060532972/opn/1/250610落札告示6(参議院選挙投票用紙)総務委託物品課.pdf#search='大阪府+投票用紙+入札'』によると、投票用紙の印刷枚数は「一般投票用紙 12,936,000枚 、点字投票用紙 30,800枚」です。(上記URLにも「落札者」「金額」が記載されています。) 7.21不正選挙:投票用紙持ち帰りのコメントより転載しています。 |
大阪府は、リンク先をすぐに消してしまっています。
責任の一端は大阪府にもあり、請け負った業者にもあるにも関わらず。ということです。
これを隠蔽して、地方自治区に全部おっかぶせてどうなるというのでしょうか。
報道関係が、キチンと調べてこれを報道しないとは疑問ですし。
この事が、だれかの選挙の妨害であるとは本当に言えないのでしょうか?
他の市町村では投票用紙、どうだったのでしょうか。
高槻市のみが全部の投票用紙が中身と外の表示が入れ換わっていたのでしょうか。
憤懣がおそってきます。
選挙人名簿登録者数(投票区・町・男女別)です。これは実際の投票者数とは違います。
大阪府に提出された、投票率(計)は 55.45%ですので、以下の数字の約半数が投票したと思われます。
20人に間違って交付された。
42人に間違って交付していた。
更新:資料。
高槻市 投票用紙⇒ 第23回参議院議員通常選挙のお知らせ (リンク先に元の記事なしです。差し替えされています。)
高槻市 選挙人名簿登録者数 ⇒ 男 138,601人 女 153,250人 合計 291,851人
大阪府 選挙人名簿登録者数(第23回参議院議員通常選挙時登録)(PDF:100.2KB)
大阪府選出議員選挙 投票速報 投票結果
大阪府 比例代表選出議員選挙 投票速報 投票結果
上記資料のなかで、高槻市 の情報部分。
当日有権者数(男) 138,300人
当日有権者数(女) 153,073人
当日有権者数(計) 291,373人
投票者数(男) 78,499人
投票者数(女) 83,070人
投票者数(計) 161,569人
投票率(男) 56.76%
投票率(女) 54.27%
投票率(計) 55.45%
新資料が8月2日で出ていました。
投票用紙の交付誤り事案に係る職員の懲戒処分等について
中身の一部抜粋
高槻市選挙管理委員会 投票用紙の交付誤り事案に係る職員の懲戒処分等について 1 概要 去る7月21日(日)に執行いたしました第23回参議院議員通常選挙におきまして、 投票所に配布した投票用紙の包装紙のラベルが、大阪府選挙区と比例代表で逆に貼付さ れており、市内2か所の投票所で62名の選挙人の方に、大阪府選挙区と比例代表の投 票用紙を逆に交付するという事案が発生いたしました。 本事案につきまして、関係職員に対して次のとおり懲戒処分等を行いました。 処分等の理由 (1) 選挙管理委員会事務局職員について 選挙事務に係る管理監督責任を十分に果たし得ず、選挙人等に対する信用失墜行 為があったため。 (2) 投票管理者及び庶務係として従事した職員について 忠実な選挙事務の執行に反し、選挙人等に対する信用失墜行為があったため。 |
※大方の投票場では、(意図的なのか単に業者が間違えたのか不明ですが。)きちんと不具合を発見して何ごともなく選挙を終えることが出来たのですから、厳しい処分は当然のことだと思います。ですが、本当に高槻市だけの問題にして大丈夫ですか?
おおごとにしたくないという事により葬られる危険な問題がなきにしもあらずです。
さらに、投票用紙を包みから開いた時に、中身が表と違うという不具合があるのを知った投票場が、どこでも直ぐさま高槻市選挙管理委員会に一報を入れていれば、定刻まえに全投票場に連絡通知がいき、確認作業がなされて大丈夫だったと思われます。
何ごとも昔通りに投票場の室礼(しつらい)に間違いがないか幾度も確認し、
各持ち場での情報を選管に提供するという、
情報の判断をあやまらなければ防げる事だったということです。
つけたし意見。
団塊の世代が大量に定年になってしまったという現状のなかで、最近は…。
最近、採用されている若い男性職員が覇気がないように見える。自ら考えて、自ら行動することができない。注意力散漫。という意見も極最近、耳にしました。
採用の基準は一体何 というような意見も内部にありますよ。
最も、こういった草食系の男子に困惑する。男子が情けないというような声は、良く耳にする、高槻の商店街の店主達の声でもありますが…。
他の風信子のツイッターまとめ。(ツイログ)http://twilog.org/hyacinth_haru
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