今日は、お得意様の工場のパッケージエアコンを取り替えます。
家庭用のエアコンと区別するため、こうした店舗や設備用のエアコンを、
パッケージエアコンとかカスタムエアコンと呼んでいます。
こちらのエアコンの大きな特長は 家庭用が単相100Ｖや200Ｖに対して、
電源が 三相200Ｖがメインだという事ですね。
また、家庭用が省エネや低騒音・低振動と快適性を追及しているのに対し、
工場などで使う関係もあって、構造はシンプル・徹底的な耐久性をメインにしています。
今回、取り換えるエアコンが こちらです。
壁掛けの３馬力ですが、やはり当店が２０年前に取り付けたものです。
ご覧の通り、大型で 横幅は142ｃｍあります。
まずは、長い間 お疲れ様でした。
かなり、重量もあるので 本体を外すのも私と店長の二人がかりです。
こうした時、急いでいると つい一人で 「エイヤッ」とやってしまいそうですが、
思わぬケガの元ですね。
脚立の上で、不安定な事を忘れてはいけません。
無事、撤去して 新規の配管を通しました。
こちらのお部屋は、この工場の頭脳ともいうべき部屋で、
パソコンをはじめ、精密機器が密集しています。
そのため、暑くても窓が開けられず、エアコンが故障して今日まで、
『 地獄 ！！ 』 だったそうです。
そのお話を聞いて、私も 一気に汗が噴き出ました。
暑い日は、窓を開けて 涼をとっておられるものと思っていましたので・・・・・。
まあ、ニコニコと笑顔で話されたので こちらも笑顔でお返ししましたが・・・・。
そんな話をしながら、室内機の取付 完了！
最新型は たいへん、コンパクトになりました。
横幅も、105ｃｍで古いエアコンと比べると、一回りも二回りも小型です。
本日取り付けたのは、東芝の「スーパーパワーエコ ｍｉｎｉ」です。
パワーもあり、コンパクトなので 設置場所を選びません。
こうしてみると、２０年間の技術の進歩は素晴らしいものがあります。
店長が配管接続部分の断熱を、丁寧にやっていますね。
今回のように、室内機の下部で配管接続をする場合は、
断熱に気を使います。
これが不十分だと、結露して水漏れの原因になりますからね。
室外機との接続・真空引きも完了！
配管は、シンプルなテープ巻きで仕上げました。
これで今日から快適に仕事ができると、事務所の方に
たいへん感謝していただきました。
商売でやっているとは言うものの、こうしたお言葉をいただくと、
やはり 嬉しいものです。
これからも、どうぞ よろしくお願いします。
