結び織りともいわれる「ノッティング」です。
木枠でも織ることができるので、省スペースで楽しむことが出来ます。
写真は編み物に使った残糸や買い置きしていたウールで織ったマットです。
筬:5/㎝
たて糸:C20/2×3(20番手双糸を3本合わせたタコ糸)
よこ糸:一束中細毛糸10本、紡績糸10/5
結びはトルコ結びです。
① はじめに捨て織りの後、5~8cm紡績糸で平織り。
② その後一段トルコ結びで織り、今度は紡績糸で2往復(4段)ほど平織り。たて糸が見えないようにしっかり打ち込むことで、結びが固定されます。
③ これを繰り返して計画の長さを織り終えたら①と同じく5~8cm織って終わりです。
④ 捨て織りの後、機から下ろし平織り部分を裏で止めて出来上がりです。
一般的には結び輪を物差し等に掛けて、はさみで切るのですが、上の写真はループのままに残しています。
お花畑をイメージして配色したのですが、ちょっと凝りすぎてしまいました。
トルコ結びのノッティングは、毛先が寝るので比較的大きい幾何学模様に適していて
逆に毛足がまっすぐ伸びるペルシャ結びは細かい模様に向いているそうです。
まだペルシャ結びのノッティングはしたことがないので、ぜひ一度挑戦したいと思っています。
写真は川島テキスタイルスクールのワークショップで織ったトルコ結びのマットです。
若葉のころをイメージしたデザインです。
このように、ノッティングや綴れ織りは発想が自由で絵画のような表現ができる織りです。