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タブレット市場---激変するビジネス構造 by ICT総研

AmazonがリリースしたタブレットKindleが好調だ。

まず価格が安い。米調査会社が7"タブレットKindle Fire HDを分解してコスト分析したところ、赤字になるという。

端末自体では利益が出ない価格設定をしている。Amazonは端末を配りまくって、サイトで半永久的に収益を上げる戦略だ。

ハードベンダーは、赤字で販売したら後から挽回するすべはない。ビジネスモデルで稼ぐ時代がやってきた。

タブレット市場におけるプレイヤーも多様化している。Google、MS……。そしてこれらノンハードベンダーをバックアップする台湾系大手EMSの台頭。

一方で、本来イニシアティブを発揮していなければならないPC系、家電系ベンダーは存在感がない。


前者はユーザーを見据えたビジネスの絵が描けている。後者はまったくみえてこない。

前者はタブレットは入り口にすぎない。後者は最終目的である。

明らかにビジネス構造が変化している。

ハードベンダーはビジネスの立ち位置を再定義する必要があるだろう
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