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ロングスパンでみれば本質がみえてくる:重電系メーカー vs 家電系メーカー by ICT総研

家電系メーカーが巨額赤字を計上し、苦境にあえいでいる。マスコミは重電系メーカーを称え、家電系メーカーに対して情け容赦ない報道をする。

だが2000年代は、薄型TVを主体にした家電メーカーが優位だったのではなかったか。一方で重電系メーカーが精彩を欠いていたのではなかったか。

マスコミの報道に惑わされてはいけない。マスコミは趨勢に迎合するのには長けているが、本質を見抜く力は弱い。

ロングスパンでみれば、ビジネストレンドはサイクリックに循環を繰り返していることがわかる。あるいはビジネスに限らず、世の中のありとあらゆる万物がライフサイクルで山と谷を繰り返すと断定してよいのかもしれない。

こうした認識の元、ぶれないロングスパンなスタンスこそが自らを強くする。
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