今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・例え話には、具体例と比喩の2つがある。基本的には、自分の主張を強化するために具体例と比喩を使う。
・メタファーとは、他のものに例えることであり、具体例ではない。メタファーは「○○しないのは○○と同じ」という構文を使うと良い。
・人になにかを伝えるときは「主張」「理由」「根拠」という構造が適しており、理由と根拠は厳密に分け過ぎない方がよい。
・人には「ジョブ」「キャリア」「コーリング」3つの仕事の捉え方がある。「ジョブ」は時給思考または時間の切り売りをしているタイプ。「キャリア」は、自分の成長のために働くタイプ。年収やステータスを上げるために働く。「コーリング」は、心からやりがいを感じているタイプ。
・本当に人生が変わる瞬間は結果を出したときである。結果を出すためには、勝ちやすい場所や自分の得意不得意を理解したうえで適切な場所を選ばなければならない。ずっと失敗続きで、一度も結果を得られずに人生が変わったという人に会ったことがない。結果を出すために本気でやり続けたからこそ結果が出て、人生が変わっていく。
・どのようにすれば、心から自分の仕事にやりがいを感じられるのか?まずは「自分がなぜ生きるのか」ということに対して、自分なりの答えを言語化することから始めなければならない。そのひとつが、終わりを思い描くことである。
・どのようにすれば、コーリングの状態に至れるのか?それは、今のあなた自身が決められることである。誰もが今すぐにコーリングの状態になれる。今いるこの場所こそが楽園であり、地獄であり、最高の人生を送っている人生のサビである。今この瞬間が人生でいちばん盛り上がっている。そのように決められるかどうかが、心からやりがいのある仕事に辿り着く瞬間である。
・誰かの決めたひとつの定規で、なにかの分野の価値を測るべきではない。
・頭の良い成功者の人たちと同じやり方をしていたら勝てない。あくまでも参考にするだけで、自分がどのようにすべきかを考える。究極的には「誰のどのような問題を解決するのか」「誰にどのような体験をしてほしいのか」を突き詰めることがいちばん大事である。
・最も盛り上がる話は、ぶっちゃけ話である。その人間の弱みや変なクセ、異常性、偏愛をいかに引き出すかが大事である。人は、心の内側を吐露したときに心のつながりを感じる。人には必ず二面性があるので、その人から受けているイメージと逆のことをうまく引き出そう。
【分かりやすく話す極意】
①メンタルモデルを作る。
・メンタルモデルとは、聞き手の頭の中にある目の前の情報の未来の予想である。要するに、相手がこれからなにを話すかという予想を意味する。メンタルモデルを作るには、予測をいかにうまくさせるかがコツである。それは「冒頭にこれからなにを話すかを伝えること」と「見出しを作ること」である。「今から3つのトピックを話します」と言って話し始めよう。相手の頭の中に3つの箱のメンタルモデルができるので、話を理解しやすくなる。話を脱線してはいけない。
②スモールYES・ビッグYESについて話す。
・細かく相手の理解を確認する。
③ワントーク・ワンアクション
・一度の話で、さまざまなことを伝えるのはやめる。人間が覚えられる言葉は、7語±2くらいと言われている。どんなに長く話しても、7語前後しか覚えられない。覚えてもらう方法は「繰り返すこと」と「ショックを与えること」と「相手にアウトプットしてもらうこと」の3つである。