未来を築くには、今決定を行わなければならない。
リスクを負い、行動しなければならない。
資源を割り当てなければならない。
とくに人材を割り当てなければならない。
仕事をしなければならない。
長期は短期の決定によってつくられる。
したがって、長期が短期に組み込まれず、しかも短期を基礎にしていなければ、いかに精巧な決定であっても無駄な作業に終わる。
逆に短期が長期に位置づけられていなければ、決定はその場しのぎ、当てずっぽう、間違いとなる。
何が短期で、何が長期かは時間では決められない。
数か月で行なえても短期ではない。
問題はどれだけの期間、影響を与えるかである。
今日のトレンドを単純に引き伸ばしたり、今日の製品、サービス、市場、技術が明日のそれであると仮定したり、資源とエネルギーを昨日の防衛に使ってはならない。
:「マネジメント 課題、責任、実践」
「リスクを負い、行動しなければならない」というのは「勇気を出さなければならない」ということである。
未来を築くには、今、勇気を出さなければならない。