われわれは、自らの国家主権を犠牲にすることができるだけの強力な政府を必要とする。
グローバル社会のためのグローバルな機関を手にするには、国家主権の犠牲が必要である。
:「断絶の時代」
世界の繁栄を手にするには、国の犠牲が必要であり、組織の繁栄を手にするには、個人の犠牲が必要である。
もう少し穏やかな表現にすると、微妙な違いではあるが犠牲は献身となる。
世界の繁栄を手にするには、国の献身が必要であり、組織の繁栄を手にするには、個人の献身が必要である。
先進国には、経済的に裕福になるという定量的側面と犠牲を献身に変える定性的側面がある。
ネクスト・ソサエティにおいては、定性的側面がクローズアップされる社会となる。
犠牲が英雄をつくり、献身が平和をつくる。