今日のマコなり社長のインサイドストーリーズから
・よく若い連中が『自分はなにをしたら良いか分からない」と言う。そんなのは過去の自分にしがみついているだけだ。積み減らせ。なにも学んでいない。なにも教養がない。なにも経験していない。ただ、自分の積み上げたものを全て減らしたときに残る自分の中の情熱、エネルギーこそが人生だろう。原動力だろう。積み減らせ。・・・岡本太郎
・人生における成功とは、いかに信念を貫いたかで決まる。・・・岡本太郎
・常識を全て捨てた人間は、ただの社会不適合者である。この社会で生きていく以上は絶対に常識を持って生きていくしかない。よって、あくまでも社会のルールの範囲内ギリギリまで攻めて、自分の中の常識人間をどれだけ捨てることができるのかということである。
・これからの時代においては、いかに常識人間を捨てるかにかかっていると言っても過言ではない。
・私たちは今、人類史上最もスピーディーに変化する時代を生きている。その中でどのように生きるかが求められる。
【見直したほうが良い20の常識】
1.学歴=能力という常識
・大学に行って卒業すること自体には十分な投資価値がある。人はなにが正しいのかが分からないので学歴などで判断する。大学を卒業したほうがプラスの印象を持ってもらえる可能性が高い。採用の際には例外なく大学名を見てしまう。
・これからのAI時代では、無駄な勉強をやらされる4年間を過ごした人とAIをフル活用して自分で学ぶことができる人であれば、後者のほうが賢くなる。
2.年功序列という常識
・年功序列とは、いわゆる昭和的な日本企業の年齢や勤続年数による評価を意味する。これは、経済が右肩上がりでひとつの会社に長く勤めることを前提とした制度である。
・年功序列では一部の外れ値的な人が問題になってしまう。
・年功序列の裏には、日本が島国でアメリカなどに比べると文化の多様性が弱いという理由もある。さまざまな人種の人たちや、さまざまな価値観の人たちが一緒に住んでいたら実力で評価していくしかない。ただ日本人は良くも悪くも誰もが読み書きができたり、ある程度小難しい文章を読めたりするので、「言っていることが分かる。価値観は合っている」という常識が強い。
・これからの時代では、年齢を重ねて経験を積むごとに実力が上がっていくという常識自体が壊れる。むしろ、積み上げていくほど役に立たなくなるという問題のほうが大きくなる。よって、学んだことを積み減らさなければならない。
3.失敗は恥という常識
・これからは、大失敗社会になっていく。トライ&エラー社会とも言える。
・永遠に崩されない会社なんて存在しない。つまり、個人においても試行錯誤を繰り返さなければならないということである。ひとつの技を磨き上げるようなライフスタイルではなく、どんどん新しいことに挑戦して失敗し、そこから学んでいくというトライ&エラーが最も価値がある価値観により近づいていく。
4.安定志向という常識
・安定を求めることがいちばんリスクを抱えてしまう時代に近づいている。なにもしないだけで、急激なスピードで腐っていく。変化の早い時代において「安定志向」や「安定がいちばん」という考え方は通用しない。
5.会社の評価は自分の価値という常識
・どの会社に入るかがステータスだったところから「あなたはどのような価値を発揮できるんですか?」ということを説明できる人のほうが強い時代になる。すなわち、ひとつの会社に勤め続けることにリスクが高まっている時代である。
・人から値段をつけられる必要はない。ただ、自分はひとりでも食べていける能力があることを実感できれば、その人は会社に囚われる生き方をしなくて済む。
6.残業=頑張っているという常識
・「成果=投下時間×生産性」なので、大原則としては時間投下をしたほうが良い。ただ評価をするという観点で見ると、遅くまで仕事をしていることはプラスではない。これからは、どれだけ自動化していくのかにかかっている。
7.対面が基本という常識
・クリエイティブな仕事をしたいのであれば対面以外はありえないと考える。ただ本当に全員が対面でなければならないかというと、そうではない。今の時代の正解は、人によってハイブリッドに決めていくことである。一概に「リモートで良い」「全員出社が絶対に正解」と決めつけるのではなく、個別具体で見ていかなければならない。