三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

骨折でお世話になったもの いろいろ…2

2008年12月10日 | 骨折&皮膚トラブル
昨日に続き、骨折療養のお役立ちグッズ
今日は健康体でも使えるモノです


●ドッグスリング
犬用抱っこひもです。


骨折前から愛用していましたが、患部を袋の中にしまいこまずに使えるこちらのタイプのほうが、安心して使うことができました。
適度に、自由に動くスペースのない袋なので、しっかりわさび自体をホールドできました。
患部をムダに動かさないようにするため、ワタシが用事をするときはいつもこの中に入れていたので、今ではすっかり『子カンガルー状態』に慣れきってしまいました。
わさびも慣れたモンです(笑)

ただし、スリング(袋)に骨折した足を入れることによって、患部にへんな力がかかったり、飼い主が患部に気付かずにぶつけてしまったりして、骨がくっつかない、という事例もあるようなので(かかりつけの先生談)、使用の際には、十分配慮してください。



●パプース
吊り下げ式のドッグバックです。


介護用のものと同じような感じですが、セレブ御用達?とかで、オシャレなつくりになってます。
肘がずる剥けになってしまったときは、少しの刺激も辛そうにしていたので、スリングはおろか、抱っこすらできませんでした。
そんなときには胴体で支えてホールドしてやることのできるこのアイテムは有効で、病院へ行ったりいっしょに外散歩に出る時に、大いに役に立ちました。
ただ、着脱がしにくいのと、わさびはおしりに生地が食い込んで痛そうだったので、そのあたりのちょいとした改善が必要です



(番外)
●お守り

ここではあえて伏せますが、ある方が、わさびの治癒を願って、お札を送ってくださいました。
今もケージの上で、菩薩様がわさびを見守っていてくださってます。
『わさび殿』とかかれたわさびのための御札。
ウンチョスくんをカミカミしていたことはあっても、身体上の異変がなかったのは、菩薩様効果でしょうか。
おかげで、4本足で年を越すことができそうです。



多くの人たちに支えられ、療養生活そしてリハビリ生活を送ることができています。
(わ)「ありがとう
これらの品々を再び使うことのないように、そしてみなさんの愛犬の役に立たないことを切に願います



骨折でお世話になったもの いろいろ…1

2008年12月09日 | 骨折&皮膚トラブル
今年は2度の骨折…と辛い1年でした(わさびが)
その中で、お世話になったもの・役に立ったものたちを、今日明日の2回に分けて紹介します。


●骨折した子用のお洋服


のっぺさんが作ってくださったものとippukuさんで特別に購入したものですが、
ギブスしていると足が曲がらないので、背中でマジックテープ止めできて、袖のない(短い)ものが便利です。
今も愛用していますが、健康なままお世話になりたいアイテムです


●腕カバー
文字通り、腕にするカバー。


外出時はギブスを隠す役割も担ってくれますし、家にいる時でも、不用意にギブスを噛むことを防いでくれます。
袖つきの洋服でもかまわないのですが、わさびは夏場に骨折していたので、腕だけ隠せるこの腕カバーが大活躍。
作ってくださったのっぺさんには申し訳ないくらいにぼろぼろになってしまいました…




●エリザベスカラー&ドーナツカラー
患部を舐めないように首にまくものです。


首が細くて長いイタグレちゃん。
市販のエリカラではうまくフィットせず、いろいろ試行錯誤しました。。。
わが家は首に合う小さなエリカラに厚紙とぷちぷちをつかって幅を付け足しました。
イタグレ用に「小さい×軽い×幅の広い」エリカラが欲しい…と切実に感じました。

同様に、首周りの大きさで選ぶと、やっぱり幅が足りないドーナツカラー。
こちらもやはり外周を付け足してやることで、イタグレ仕様に改良しました。
それでもつま先には届いていたけど、ひじとかならこれで十分対応可能です。
クッションのようにやわらかいので、寝やすそうにしていたのが、コレのいいところでした。



●ヴェトラップ
動物用の伸縮包帯です。


家での手当てもしていたので、ネット通販でがっつり大人買い(?)しました。
肘のずる剥けには手を焼き、何度も何度も巻きなおしていたので、最後のほうには、病院のスタッフの方に「僕より上手に巻いてはりますね」と言われるほど上達しました(笑)(←もちろんスタッフの方のお世辞ですよ)


まだあります
さらに明日に続きます…
 (わ)「いろいろ試したね~

【再骨折後215日】通院終了!

2008年11月29日 | 骨折&皮膚トラブル
いつものように病院へ。
先週抜糸し、引き続き包帯生活をしておりましたが、今朝起きると包帯カミカミしたあとが…
本犬的には『もうこんなんいらんねん』ってことやったんでしょうか(笑)


いつもの院長先生に診ていただき、『きれいにくっついてる』と笑顔で言っていただきました。
 ツルンとした肘

『あとはリハビリだけやね』と。


外もリードをつけた状態ならどんどん歩かせた方がいいとのこと。
今は寒いから、暖かい昼間に少しずつ歩く訓練をしていこうと思います。


長かった通院生活。
12月を目前に終了となりました。
1回目の骨折からほぼ一年。
療養に費やした期間分はリハビリに費やそうと思います。


ワタシの服に潜りこみ、グフグフと寝言を言いながら眠っているわさび
 

何てことない光景ですが、足がよくなったからこそ、こんな体勢もとれるようになりました


今は素直に喜びをかみしめています


見守って下さった皆様、ありがとうございました

マッサージ&アロマセミナー 1

2008年11月27日 | 骨折&皮膚トラブル
先日、近くのショップで催された『マッサージ&アロマセミナー』に参加してきました

わさびも一緒に…と思ったのですが、まだ全快ではないので、やっぱりワタシだけ。。。
 (わ)いってらっしゃーい


骨折を機に伸びてしまった足先。
かかりつけの先生には「絶対曲がるようになるからマッサージとかするといいよ」とは言われてましたが、具体的にどういうマッサージ…という指示はなく、ただ見よう見まねでモミモミ…としているだけでしたので、これでいいのかな??と思うこともしばしば。
マッサージの仕方の参考になればな…との思いで参加してみました。


ドッグトレーナーを目指す学生さんが講師となって教えてくれたこのセミナー。
マッサージの「いろは」というか入り口を垣間見たかったワタシにはぴったりでした。
専門の先生によるものではなかったですが、それだけに学生さんの一生懸命さ・熱心さが伝わってきました。


この日教えてもらったのは、5種類のマッサージ手法。

 さする・なでるマッサージ
 もむマッサージ
 円を描くマッサージ
 ふるわせるマッサージ
 スキンローリング(皮膚をたぐりよせる)



ちょっといけずかなぁ…と思いながらも、「うちには骨折後のわんこがいるんですけど、のびきった筋のマッサージにはどんなのがいいでしょう?」と聞いてみました。
どう考えても、かなりレアなケースですし、困っちゃうかな…と思ったんですが、「獣医の先生の指示に従ったうえで…」と前置きした後で、【円を描くマッサージ】を薦めてくれました。

3 円を描くマッサージが、もっとも負担が少ないマッサージ法とのことで、それを中心にマッサージしてあげてはどうでしょうか?とのこと。
これは、指を添えるように置き、皮膚だけ1周させる、というもの。
添える程度に力を加えるので、いちばん体にやさしいといえるのでしょうか。


さっそくおうちで実践。
4以外を一通りやってみました(4は療養中のわさびには関節への負担が大きいらしく、オススメできません、といわれました)が、5 スキンローリングをしてみて明らかに肉が落ちていることを実感しました。

 右手


 左手(骨折したほうの手)


『ここに筋肉がないから、関節を曲げる力がないのね』(←あくまでワタシの想像です)



写真ではよくわからないかもしれませんが、右手は肉…というか皮(イタグレちゃんはみな皮のような肉ですよね?)がつまめるくらいついているのに対し、左手はそのつまむ皮すらない状態です
ですので、その皮膚をくるくる…と円を描くマッサージをやってみることにしました。
…もちろん、効果があるかどうかはまだわかりませんが


今までただやみくもに、もみもみしていたので、さわったり揉んだり、円を描いたり…といろいろしていたでしょうが、セミナーに参加して、明確な目標がわかったのは収穫でした
しばらくは先生と相談しながら、これらのマッサージを続けてみようかな、と思っています


アロマの話題はまた後日に続きます~





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マッサージの効果・手法にはさまざまあると思いますが、ここではその一部をご紹介いたしました。
すべての骨折わんこにマッサージが効果的というわけではありませんので、飼い主様のご判断で実施してください。
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【再骨折後209日】 抜糸しました

2008年11月23日 | 骨折&皮膚トラブル
先日のプチ手術から2週間経ちました。
傷口はきれいにくっついている様子でしたので、抜糸していただきました
ほぼ元通りの皮膚(毛はないのでツルンとしてますが)へと再生していました。
よかった

ただ、まだ薄い皮膚なので、厚い皮膚になるまでは包帯生活が続きます。
肉団子…ではなくお薬の効果で、傷口が化膿することもありませんでしたので、今度こそお薬は終了です。
びっちゃん、残念ね


でもなぜか3針縫ったはずの傷は2針に…。
な~ぜ~?(; ̄Д ̄)?

【再骨折後196日】 プチ手術

2008年11月10日 | 骨折&皮膚トラブル
お耳の形がヘンですよ


肘の様子ですが、傷は目覚しく小さくなったものの、その後、特に進展は見られません。
これ以上の肉の盛り上がりは難しい、という先生の判断で、プチ手術を実施することになりました。
先日のブログにもちょこっと書きましたが、新たな傷を作って全体を治すやり方です。

今回の全容です。
以下、再び実況します。

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前回はホッチ留めで簡易的にやりましたが、今回は局所麻酔を使いました。
麻酔を皮膚表面と傷をめくりあげた裏側とに注射。
裏側はちょっと痛んだようで、『ひん』と声をあげていましたが、おとなしいものでした。

しばらくしてから、いよいよ処置です。
いい治り方をしなかったものの、傷は小さくなった…ということで、その周辺の細胞組織は皮膚を作ろう!と血管が集まってきているらしく、ちょんちょんとはさみを入れるごとに、鮮血が出てきました。
止血しつつ、切り開いた皮膚で傷口を覆い、3針ほど縫合しました。

前回のスプレー麻酔と違い、今回は麻酔薬ががっつり効いてるらしく、はさみを入れても、針を入れてもじーっとしていました。
痛がる様子がなかったので、安心して見ていられました。

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今回の局所麻酔は、私たちでいうと、歯の麻酔のようなものだとか。
歩けるかしら…と心配しましたが、何ら問題なく自力歩行してはりました。
カミカミせず、いい状態で過ごせれば、2週間後に抜糸とのこと。
今度こそ、きれいな状態で完治!といきたいものです。

今回は、また化膿止めのための内服薬をいただきました。
…ということで、再び肉団子生活♪
わさびにはうれしい(?)お薬生活が1週間ほど続きます。


局所とはいえ、麻酔を打ったので、しばらくわさびの様子を見てましたが、いつもと変わりなく元気にしてましたので、
その後、予定していたランチオフ会へ…と赴きました

その様子は、また後日のブログにて♪

【再骨折後190日】小さくなってます♪

2008年11月04日 | 骨折&皮膚トラブル
肘のずる剥け部分ですが、目覚ましく小さくなってます
なぜかはわかりません…
でもまぁ、いい傾向にはかわりないですね


傷は小さくなってますが、骨の部分はまだ見えてる状態です。これを覆い隠すように肉が盛り上がってくれたらいいんですが…、なかなかむずかしいようです。


今回は1回目の骨折のときのピンをどうするか…という話になりました。
中に入ったままでも問題ないだろう、ということだったのですが、外から触ってわかるようになってきたことと、まだ上手に4本足で歩けないことから、ピンの影響が浮上してきたのです。
ただ、『今すぐに』ということではないので、手術の可能性を心に留めつつ、様子見です


病院に行くのに、マッパでは寒そうだったので、友人が編んでくれたわさび用のマフラーをして出かけました
自分用とわかっているのかいないのか、堂々たる巻かれっぷり
これからの季節に活躍しそうです


そんなこんなでも、わさび自身はすこぶる元気です~

【再骨折後181日】 とっちゃった…

2008年10月26日 | 骨折&皮膚トラブル
 また包帯生活~


痛~い思いをした『ホッチ留め』。
外しちゃいました…


傷は小さくなってる感がありますが、古い傷のため、やはりそれ同士でいっしょになる、というのが難しいようで、アワビのよう…という表現で通じるでしょうか、傷が凹←こんな状態になっています。


次やれることは…
そのまま軟膏とガーゼでじわじわと回復させる
(皮膚が盛り上がってくれることを祈りつつ様子見…)
新しく傷を作ってやる
(局所麻酔をした後、傷の周囲をわざと新たに切開して、ホッチ留め。傷が新しくなるので、皮膚が再生しやすくなるだろう、という期待から…)


わざと皮膚を切ることにより、確実に皮膚再生するのであれば、その決断も必要かと思いましたが、必ず早く治るというものでもなさそうでしたので、これ以上痛い治療はやめておこう…と思います。
いずれはその決断が必要になるかもしれませんが、とりあえずは骨がよくなってますし、皮膚もじわじわと…ですが傷口が小さくなっているように見受けられます。
わさび自身、その傷があることで痛がったり、不自由にしている様子もないですし、敢えて痛い治療にチャレンジするする必要もないかな、と判断したのです。

じっくりと様子を見ていきます


【再骨折後175日】ぎゃい~ん!!

2008年10月20日 | 骨折&皮膚トラブル
いつものように病院へ行ったときのわさびの悲鳴です。
今回は、とってもいたーい治療でした


この日は、肘のずる剥け部分のケアでした。
湿潤療法で徐々に傷口が小さくなっているとはいえ、ホントにほんのわずかな回復。
そこで、ずる剥けに裂けている皮膚同士を強制的にくっつけることにしました。


非常にカンタンな書き方をすると、

「強制的にくっつける」処置⇒ステープラーでずる剥けになっている皮膚同士をはりあわせて、皮膚再生を待つ

ということです。



ステープラーとは以前のずる剥け治療でも使ってましたが、これまたカンタンな言い方をすると、『ホッチキス』です。


以下、実況します
生生しい状況がニガテな方は、見ないほうがいいかもです。


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いつものように、患部を酸性水でふき取りました。
傷口はきれいです。
以前見えていた骨?も今は皮膚に覆われたようで、スピードこそ緩やかですが、皮膚は着実に盛り上がってきているようです。
患部に簡易的な麻酔(スプレー式でした)をかけました。
しばらくおいた後、いよいよ、いたーい処置です


患部を張り合わせます。
若干深さが足りなかったので、ちょこっと皮膚を切りました。


ひゃいん!ひゃいん!!


切った皮膚も合わせて患部を張り合わせます。
狙いを定めてホッチキスでパチン!パチン!!


ぎゃいん!ぎゃいん!!ぎゃいーん!!!



スプレー麻酔なんて、きっと表面的なものなんでしょうね。
久しぶりに聞いた、声なき声ともいえる、ものすごい悲鳴でした。
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いつもいつも思いますが、こんないたーい治療をされても、噛みつこうとすることもなく、先生(と体を支えているワタシ)におとなしく身を委ねてるわさび。

動物だから、今から何をされるのかもわからず、身の危険さえ感じてもおかしくないだろうに、いつもいつもおとなしく素直に治療を受けてくれます。
本当にありがたいことです。


今後は、皮膚がきれいにくっついてくれるかどうかを、様子見することになります。
あの、いたーい治療を再度受けなくてもいいように、どうか順調に回復してほしい…そう願うばかりです

【再骨折後167日】 テーピングも取りました!

2008年10月12日 | 骨折&皮膚トラブル
ようやくテーピングも取ることができました



今左足は、テープに荒れてしまって少し赤くなっているのと、テープで毛が剥がれてツルンツルンな状態ですが、不器用ながらも4本で歩こうとしています


左足は、健常な右足に比べて、ずいぶん細くなってしまいました。
そして、関節がかなり固くなってしまっている感があります。
この関節の柔軟さを取り戻すことがリハビリの第一歩かもしれません。


ようやくお風呂も解禁となりました。
『不潔びっちゃん』からの脱却も近し

あとは、無茶をせず、お外散歩できる日を待つこととします