びっちゃんがお空に旅立って1週間が経ちました。
もう1週間…まだ1週間…。
気分の落ち込みは思ったほどではなく、たぶんびっちゃんも安心してくれてるかな。
「しっかり見送った!」という区切り感が私に前を向かせてくれてるのかもしれません。
今日は、葬儀~初七日法要までを綴ってみます。
5月31日(日)
朝、びっちゃんの棺におはよう、と声をかけ、なでてあげました。
まるで眠ってるようです。
今日はびっちゃんが一番のお寝坊さんだよ、って言いながら…。
家を出発する前に、棺にお花や食べ物を入れました。
お顔のまわりを、お花で華やかに…。
今までありがとう、の気持ちを込めて、びっpapaと1本ずつ飾り付けしました。
いっそう優しいお顔にみえます♪
好きだったいちご(最後、食欲がなくて食べられなかった…)と、最後まで食べてくれた手作りかぼちゃクッキーを折り紙の箱に入れ、棺に入れました。
もうちょっとかっこいい箱を作りたかったけど…難しいんですね(笑)
やっとの思いでシンプルな箱を作り、その分、びっpapaがシールを貼ってかわいらしくしてくれました😊
雨が降り続くなか、びっちゃんと霊園へ。
霊園の方に案内していただき、びっちゃんとのお別れ準備を進めます。
三途の川の渡り賃、六文銭追加し、びっちゃん用のお数珠を手に、いや足に?持たせました。
その火葬までの手順は、ほんとに人のそれと同じです。
お経をあげてもらって、火葬場で最期のお別れをする…。
それまで降り続いていた雨が、少し小降りになり、火葬が始まった頃には、やみ間となりました。
びっちゃんは晴れ女だったんですね。
雨のやみ間に、お空に駆け上がっていきました。
2時間ほどして、お骨になったびっちゃんのお骨拾い。
骨がとってもしっかりしていました!
ただただ癌細胞に負けただけです…。
のどぼとけもしっかり残っていました。
かわいいしっぽの骨から腫瘍に蝕まれた心臓を守ってくれてたあばらの骨、頭のてっぺんまで、全部強いびっちゃんの骨でした。
心配だった左前足も、ビス穴は埋まっており、思ったほど細くなかったので、再々骨折することなく生活できたのでしょう。
よくがんばってくれました!
まんべんなく、骨壺に納め、かわいいピンクの袋に入れていただきました。
その後、初七日法要を執り行いました。
この法要では、わが家と同じく初七日や四十九日法要の方がおられましたが、33回忌法要で来られてる方もおられました。
一般的な年忌明けは、ここ、33回忌をいうんだそうです。
その日まで大切にお祀りされてきた信仰心の厚さに感動しました…。
一口に33回忌といっても、飼い主も健康でなければ、供養できませんものね…。
気持ちが少し晴れやかになるとともに、前を向いて進んでいく勇気をもらったような気がしました。
びっちゃんの遺影、お骨、位牌、塔婆とともに霊園をあとにし、ちょっと寄り道して、清荒神へ。
びっちゃんと毎年初詣をしているお寺です。
今年もけがと病気のお守りを授かっていたので、そのお礼参りです。
けがをせずに最期を迎えられたこと、そして余命宣告を受けてから、2ヶ月も生き永らえさせてもらえたことの感謝を伝えて、帰宅しました。