ねこやまいけふくろう

日々の暮らしで、気になったこと

ルーターの熱暴走?

2020-09-05 21:43:59 | PC

ここ一週間、ブラウザのWEB表示が遅く、時には「インターネットに接続していません」「DNSエラー」などとメッセージが出て、画面が全く切り替わらなくなることが多発していました。何度も再読込を繰り返してやっと表示される有様でした。
テレワークなどで回線が混んでいるのか、それともブラウザの更新がされてなくてエラーが出るのかいろいろチェックしましたが全く改善されませんでした。OSがLinuxなので。
隣の部屋から引いているケーブルが悪いのか変えてみました。ハブのコネクタが酸化して抵抗が増えているのかもチェックしましたが全く変わらずでした。IPV6が悪さをしているのかとも思い無効にしても変わりません。
色々やっても改善されず、回線終端装置とルーターを触ってみても触れない程熱いわけでもない。でももしやと思い、天井近くにあった回線終端装置を下に降し、ルーターも一緒に小型ファンで吹いてみました。
あらてきめん、いままでの苦労は何だっただろうと言うくらい、インターネットアクセスが改善され、完全に元に戻りました。
冷房で回線終端装置とルーターがあった部屋は天井付近が夏の昼間で31度くらい、床付近が27〜28度でした。夜でも天井付近は28〜29度、床付近は26〜27度です。エアコンの温度設定を26度にしてこの状態でした。天井付近は空気も滞留し太陽に照らされた外壁からの輻射熱も影響し機器の中に熱がこもっていたのでしょう。
思い出してみれば、現役時代、オフィスに数十台のパソコンがあって、真夏でも部屋が寒くて大変だった経験がありました。ワイシャツネクタイで仕事しているオフィスなら24度くらいでもいいのでしょうが、居間では寒すぎてだめです。
エアコンの設定はそのままでファンで室温の空気を当てるだけでここまで改善するとは思っても見ませんでした。ICやコンデンサの定格温度は低いものでも85度までは保証されていると思っていましたので、少々熱くても大丈夫と思っていました。
個々のパーツは85度まで大丈夫でもシステムになるとそうはいかないのでしょうか。
改善する前、遅さは体感でわかるのでダウンロードスピードテストはしませんでした。もしやっていれば驚きの遅さで、これは機器の問題だとなれば、老朽化か熱でのダウンと気がついたかもしれません。
エアコンがある部屋だからと油断せずに、民生用のパソコンの周辺機器は意外と熱に弱いという前提で取り組まなけれなならないと肝に銘じました。
それにしても、12年以上前の蛍光管を使った国産液晶テレビは、同じ環境で全く動じることなく動いているのには感心しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿