続)美しい季(とき)を求めて

.長い間 ブログ投稿を休んでいましたが再開しました。
更新は思いつくまま気のむくままですが、どうぞ宜しく。

代掻き

2012-05-30 | 写真俳句

減反の凝りはとれず田代掻く      逸考

今にも降り出しそうなどんより曇った空の下、田植え前の、代掻きを行っていた
一直線にゆっくりと 狭い田を折り返す トラクター、すでに 荒代を終わった田水は
澄み 畦の影を映していた。

一昔前は 牛馬の力を借りて 田掻きをやっていたのを、最近、殆ど機械化されて作業は
非常に楽になったと思う。
 
少子高齢化で 米作農家は激減した昨今、休耕田が多く見られるのが、なんとなく寂しい。今この田を掻いている農家の人も 減反の凝が心の隅にあるのでは、と独善的なことを考えていた