重粒子線治療患者の生きた証し by imas

前立腺ガン患者の平凡な日々を綴ります

全てはここから始まった

2011-09-17 23:03:41 | 日記
人生初めての人間ドック、脳ドックを追加しました。



近接のI市の医師会病院 成人病検診センター

その結果が後日、郵送されてきました。

ほとんどが「A」著変なし、唯一の「D」がPSAの3.27でありました。

しかし、気にはなっていましたが、そんなはずはないと勝手に思い込んで、そのまま放置状態が4ケ月続きました。

10月に入り、花粉症がでて、掛かりつけのクリニックに通院する時に、突然、家内が思い出したように

「人間ドックの結果はどうした」と言い、その結果を持って、花粉症の治療と泌尿器への紹介状を書いてもらいました。

その後の経過は以下の通りです。

日時              PSA  内容

2010/11/13 専門医受診     4.46   20%のがんの可能性はあるが、数値的に急ぐ必要はない
                     仕事の都合でMRIを選択

2011/11/20 MRI撮影          MRIでは「明らかな前立線がんは指摘できず」の結論

2011/12/07 生検実施           80%の白20%黒のグレーのまま年を越すことは本意ではない
                     15本の針(生検を2回はさせたくないという主治医の主義で
                     外線に3本)

2010/12/16 がん告知           生検の結果は13番目に3mmのがん細胞発見 
                     グリソンスコアーは6
                     まさか20%に入ってしまった事への驚愕と
                     告知がストレートであった事に唖然
                     自分の思い(告知はもっと神妙な儀式)との
                     格段の差があった

2010/12/21 CT・骨シンチ        

2010/12/22 がん確定           前立線がん:T1cN0 M0(前立線に限局している)
                     群馬大学泌尿器科への診察予約(12/27)

2010/12/27 エコー検査          重粒子線治療を希望を告げる

2011/01/12           6.70   生検の影響でPSAの数値は上昇する。
                     数値を見ながらホルモン剤を投与するが
                     現時点はホルモンの投与なしで進める
             
2011/01/18                重粒子外来にて治療の説明を受ける

2011/01/31 CT撮影           重粒子治療の本人意思確認、CTの結果も大きな問題はない
      尿速・残尿測定        検討結果は2/16に連絡できるとの事 


               
2011/02/16 採血        3.54   バージョンアップする事への厚労省の認可がおりない為に、
                     今年度の治療の実施方法では不安要素があるとの事

2011/03/23                体形的不安要素は解消したが、電力不足の為に、
                     治療は6月中旬か7月初旬になるとの事

2011/04/06 採血        4.42   経過観察

2011/04/25                重粒子外来の看護師さんより、治療固定具の作成の為に
                     5/16に来院の連絡

2011/05/16 採血        3.68   固定具作成・レントゲン撮影・心電図(治療は6/7で決定)

2011/05/17                膀胱に生理食塩水100mlを注入し、固定具装着後CT撮影                       MRI撮影、Drとのインフォームド・コンセント

                             
2011/06/06 リハーサル          照射リハーサル

2011/06/07                治療開始

2011/07/01           9.41   治療終了 照射後はPSAの上昇は当然の結果説明

2011/08/05 経過観察      2.96   数値の下降は速い方であり、今後は1を目指そうのコメント

2011/09/02 経過観察      2.16   次回検診では男性ホルモンの数値を測定、
                     ほてりが感じられる事は更年期が予想される



     重粒子線治療期間は次回に投稿します。