西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

高齢独居男性 地域で孤立か

2006-11-23 | 時論、雑感
内閣府が22日に発表した「世帯類型に応じた高齢者の生活実態等に関する意識調査」(高齢者=65歳以上、結果概要は以下:http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h17_kenkyu/pdf/g-4.pdf)によると、
・町内会や老人クラブなどの活動に参加していない割合:夫婦のみ世帯29.0%、一人暮し世帯39.5%、一般世帯38.0%ただし、「一人暮らしの男性」に限定すると47.6%で半数近くが参加していません。(私は、現在、夫婦のみの世帯で、比較的活動に参加している部類である)
・悩みごとの相談相手がいない割合:夫婦のみ2.4%、一般4.9%に比べ「一人暮らし男性」は16.9%と高くなっている。
・月平均収入15万円未満の割合:夫婦のみ14.7%、一般30.1%に比べ「一人暮らし女性」は55.8%と高く、高齢独居女性の生活費困難も浮かび上がっています。
「NPO地域支援研究フォーラムなら」としても、こういう実態に対応していかねば・・と思いましたが・・。(この記事が2100コンテンツ目)

侘び、寂びそしてきび

2006-11-23 | 言語・字・言語遊戯
千利休の「侘び」、松尾芭蕉の「寂び」は、もともとの「侘びしい」「寂びしい」というマイナスイメージの言葉から「強いて」「しい」を取って「侘び」「寂び」と切ったところでイメージの逆転が起こって日本文化の真髄ともいえるプラスイメージに転換したと考えられる。その裏には華道、俳諧といった文化の実態があった。
では、現在はどうか。現在は「厳びしい」時代である。だから「きび」を追求したらどうか。「きび」とは「貴美」であり、「機微」ではなかろうか。では、その文化的実態は何であろうか・・。
これも前に言った気がしたので検索したら、やはりあった。
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/e25be6c083824dce9fc1d6dbd7ea6bcd