西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

平安女学院大学生活福祉学部開設記念フォーラム第二回

2006-11-25 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
昨日、平安女学院大学生活福祉学部開設記念フォーラム第二回「子どもひとりびとりをみつめて」が高槻市と共催で、JR高槻駅南口を北へ直ぐにある高槻市総合市民交流センター7階第六会議室(大学交流センター、定員130名、無料)で信ケ原千恵子客員教授(だんのう保育園長)の公開講座として行われました。信ケ原先生の基調報告(これが面白い!0歳児から5歳児まで発達段階に応じての保育のエッセンスを具体的に披露、皆そうだな、という顔で聞いていた)の後、高槻市役所の子育て支援部局の人、高槻市の保育師さん(保育所園長)、子育て支援のNPOの人など数人が発表され、清水民子教授の司会で質疑も行われました。最後にフロアから武部 宏さん(フリーアナウンサー)が「昨今のいじめ等、教育の諸問題を見るにつけ幼児教育の重要性を思い知らされる。是非、平安女学院大学生活福祉学部保育コースでしっかりした保育師を育てて欲しい」との意見を言われた。
50数人の参加、フォーラムの後、信ケ原さん、パネリストを交えての懇談会も有意義だった。

名古屋で兄弟(姉妹)会

2006-11-25 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日、名古屋で恒例の兄弟(姉妹)会があった。家内の兄弟4人(家内を含めて)の夫婦が年に一度集まる会で10年ほど前からやっている。(金沢の妹夫婦との会は未だ始まっていない)大抵は年末である。家内は末っ子で、上に兄貴が4人いたが一番上が亡くなって、今は3人で奥さん共々健在だ。皆、名古屋圏に住んでいる。で、今年も名古屋で集まった。久しぶりに徳川美術館、徳川園(元々は御三家の尾張徳川家の空間)に行ってから近くの料亭で会食した。元気で今年も会えたことを皆で喜んだ。皆60歳以上、一番年配は、77歳である。私は65歳で、8人のうち下から三番目だ。でも65歳になったので、「ジパング倶楽部」会員になり、新幹線も2割引である。もうすぐ3割引となる。徳川美術館の入場料も200円引きだった。

感慨:和やかに 兄弟で飲む 師走酒  市路
(注:和やかに は「名古屋かに」も含意。まだ師走でないが、気分は師走なので、師走酒 とした。)
(写真は、徳川美術館)

「おもいつき」は「かろやかに」

2006-11-25 | 言語・字・言語遊戯
思いつきを次々言うと、軽い人間と思われる風潮がある。でも、考えてみると、どんな偉大な思想や理論も、「思いつき」から発している。千の「思いつき」から一つの有効な「理論」が生まれれば「よし」としなければなるまい。だから「思いつき」は、どんなものでも忘れないうちに発してみて、出来れば記録しておくべきではないか。今日、新幹線で名古屋に行く途中に「おもいつき(思いつき、重いつき)」は「かろやかに(軽やかに)」というフレーズを思いついた。

平城・相楽ニュータウンの専用歩道

2006-11-25 | 地域居住学
あさみ編集長とFUTANさんから「平城・相楽ニュータウン」記事にコメントがあったが、コメント欄で続けるより本欄が良いと考え、専用歩道について書く。FUTANさんが筑波学研都市の専用歩道の方がより整備されているのでは・・と言われているが、私は「筑波」の事情に暗いので調べてみたい。で、ここでは、あさみ編集長の質問に答えて、平城・相楽ニュータウンの専用歩道の問題点をとりあえず三つ挙げておきたい。
(1)住宅の並びの裏側に「延々と」専用歩道を張り巡らせているが、「延々過ぎる」のではないか。ジョギングをするのにいいかもしれないが、普通の散歩や通勤、通学ではどうだろうか。普通の自然的な歩道は、所々変化があって単調に延々とは続かない。小道の歩道から大通りに出たり、山や川等が見える景観ポイントがあったり、飽きないものである。ところが、宅地の裏に人工的に作った平城・相楽ニュータウンの専用歩道は、住宅群の谷間を延々と続いており、歩いていて退屈し、かつ疲れる。まあ、15分ほど歩いたら大通りに出てバス停があるとか、ベンチがあって座って休むと良い景色が見えるとかを考えて計画し設計したほうが良かった。他の所で専用歩道を作るときは是非そうして欲しい。
(2)自然の地形に合わせているのかもしれないが、アップダウンがきつい。車椅子では一寸しんどいと思う。(手すりも金属製だが、木製にすべし・・)
(3)専用歩道に面する住宅は、ガードが固く親しみがもてない。専用歩道側が住宅の裏側になっているので、高い塀や、入り口があっても裏木戸と言った感じで近づきにくい。夜など、歩いていて「痴漢」に襲われても簡単に逃げ込めない感じである。もう少し専用歩道に顔を向けた住宅の並びであっても良いと考える。
(まあ、夜の歩行に関しては、最近街灯が明るくなったのはよいことだ)
あさみ編集長、皆さん、どうでしょうか。