因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

朱の会vol.3 朗読シリーズ「朗読✕語り✕劇」後半

2020-07-12 | 舞台
*公式サイトはこちら 野方/Book Trade Cafeどうひん 11、12日 10分の休憩を挟み、以下後半のステージ(前半の記事はこちら)について。*宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』・・・「かみしばい宮沢賢治童話名作集」(堀尾青史脚本 童心社)を参考として、神由紀子が構成した一編は、俳優が完全に台本を離した劇形式である。ゴーシュ役の高井康行は、チェロを演奏する指使い、弓の引き方も堂々たるもの(石 . . . 本文を読む
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朱の会vol.3 朗読シリーズ「朗読✕語り✕劇」前半

2020-07-12 | 舞台
*公式サイトはこちら 野方/Book Trade Cafeどうひん 11、12日 3月末に予定していた公演をいったん延期し、仕切り直して実現したもの。連日東京都の感染者数が200人を越え、新宿の某劇場で出演者、スタッフ、観客まで感染が広がったという情報は演劇界に衝撃や怒り、困惑、不安を巻き起こしている。そのただなかにあって、朱の会公演は客席数をおよそ半分に減らし、出演俳優方みずから訪れる観客一人ひ . . . 本文を読む
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