因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2019年6月観劇と俳句の予定

2019-06-01 | お知らせ

 平成→令和改元とアメリカ大統領来日の喧騒のなか、5月はあっという間に駆け抜けていきました…。6月の観劇予定からお知らせいたします。あれれ、前半はまだまっ白ですね。
studio salt(スタジオソルト)1,2,3,4,5,6,6`,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22
 番外公演 初期作品記録映像上映&リーディングVol.2『garden』先日観劇の『父の骨』の嬉しい手応えに勢いを得て、今月もいざ、紅葉坂を登ろう。

六月大歌舞伎 
 昼の部は中村吉右衛門の「梶原平三誉石切」と片岡仁左衛門の「恋飛脚大和往来」…のみの予定だったが、夜の部も。みなもと太郎原作、三谷幸喜作・演出の三谷かぶき「月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと) 風雲児たち」食わず嫌いせず、まずは観劇します。
劇団桃唄309『アミとナミ』1,2,3,4
 国立療養所大島青松園を描いた『風が吹いた、帰ろう』から3年、長谷基弘と劇団がハンセン病をテーマに取り組む舞台の中編第二作。
劇団7度『象』1,2,3,4,5,6,7
 古今東西さまざまな作品に果敢に挑戦する劇団7度と伊藤全記が、別役実の初期代表作。燐光群の上演を見た記憶があるのだが、ブログ記載は…?
流山児★事務所公演 『新宿オペラ 由比正雪』
 状況劇場最初期の作品。昨年の『腰巻お仙 振袖火事の巻』から半年、本日6月1日、大久保鷹、流山児祥と「由比正雪」史跡を歩き、大島渚監督作品「新宿泥棒日記」上映のイベントもあり。
新宿梁山泊 第65回公演『蛇姫様 わが心の奈蛇』1,2,3,4,5,6,7
 九州のボタ山、そして青山墓地での状況劇場初演から42年。花園神社の紫テントに蘇るものを確と受け止めたい。
*劇団民藝『闇にさらわれて』1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30,31,32,33,34,35,36,37,38 ,39)先日映画『僕たちは希望という名の列車に乗った』を見たばかり。戦後の東ドイツの高校生たちの実話に基づいた作品だが、戦争が人の心に癒しがたい傷を残すことに慄然とさせられた。民藝の舞台は1931年のベルリン。権力者に立ち向かった弱き者たちの記録。
*文学座『ガラスの動物園』
 小田島恒志の新訳を、高橋正徳が演出する。本作をはじめて見たのは、演劇集団円の公演であった。アマンダ役の文野朋子、トム役の佐古正人(当時雅誉)いずれも亡くなった。 

 毎月15日が所属する俳句結社「銀漢」の俳誌の10句(+2句)と、金星句会7句の〆切という大きな山場でして、提出すると一気に解き放たれて「終わった感」に浸り、気がつくと、もう翌月の〆切が。今年はさらに「銀漢」連載の「久保田万太郎覚書」の〆切が毎月25日でして、こちらもやはり提出した解放感半端なく、しかしすぐに翌月のネタのインプットと原稿に向けてのアウトプットを始めないと間に合わないという…。

*かさゝぎ俳句勉強会 「花橘」「夏野」「螢」
*十六夜句会 「虎が雨」「雨蛙」…旧暦5月28日の雨。曾我兄弟が討たれたこの日、毎年多くの雨が降り、十郎祐成と契った遊女虎御前の涙であるという言い伝えから出た季語が「虎が雨」。物語と自然とが結びついて、俳味、芝居味がありますね。
*演劇人句会 「釣堀」「グラジオラス」詠み込みは(バン)
「釣堀」と言えば、即座に久保田万太郎の戯曲『釣堀にて』。年の暮れの釣堀に並ぶ老人と青年のすがたが目に浮かびますが、夏の季語であります。
*金星句会 「梅雨寒」「網戸」

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