*高木登作 寺十吾演出 公式サイトはこちら 赤坂RED/THEATRE 15日まで(12日休演、15日18時追加公演)高木登作品の過去記事はこちら→(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19) 先月鵺的20回公演『悪魔を汚せ』で劇場に興奮の渦を巻き起こした高木登の脚本と寺十吾の演出が、早々に新作を上演する。ある新興宗教団体で、女性信者 . . . 本文を読む
*唐十郎作 小林勝也演出 公式サイトはこちら 文学座新モリヤビル 13日まで(12日は休演) 新劇への強烈なアンチテーゼであるアングラ演劇。しかし唐十郎作品の根底には「新劇」が確実に蠢いているのは、戯曲を丹念に読み込むことで実感できる。これは現在座長代行を務める久保井研による唐作品の朗読ワークショップでも体験したことだ。
『少女仮面』は1969年、鈴木忠志の早稲田小劇場に書き下ろした作品で、翌 . . . 本文を読む
*雨々(仮)作・演出 劇団サイトはこちら 本公演サイトはこちら(1,2)日暮里d-倉庫 13日まで 旗揚げから3年間で5回の公演を行い、公演を重ねるごとに1ステージ増やすという宣言通り、3回めの公演が実現した。公演中、d-倉庫のロビーでは出演俳優の真夏果の絵画展示もあり、日常の時間を終えて訪れる観客の心身を和ませ、期待を高めてゆく。
本ユニットは、演劇、戯曲、物語の関係性。俳優と観客との関係性 . . . 本文を読む
*谷崎潤一郎原作 鈴木アツト構成・演出 西宮紀子舞台美術・小道具 公式サイトはこちら 下北沢・小劇場B1 6日まで(1,2,3,45,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25) 原作は、77歳の卯木督介の日記と、彼が体調を崩して執筆ができなくなった最後の部分は看護婦、医師、娘の手記で構成されている。督介の性的欲求はもはやからだが . . . 本文を読む
10月になったというのに30度越えの暑さ。健康が保たれ、ひとつひとつの舞台を大切に受け止めることができますように。まずは観劇予定から。
*劇団印象-indian elephant- 第24回公演『瘋癲老人日記』(1,2,3,45,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25) 老人の生と性を日記形式で綴った谷崎潤一郎最晩年の作品 . . . 本文を読む