田舎都会からの便り

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6/3 雲南省⑤・桜花酒店付近散策④

2010年06月03日 04時00分00秒 | 中国・雲南省の話

今朝は     田舎の色彩 田舎都会通信  

稲作農家の経営は 

米減反政策が示すように利益が上がらない

馬で耕していた昭和時代は 

2~3ha所有していれば大農家と言われ

家族が楽に生活できた

機械化農業時代を迎えると 

肥料も家畜の糞を利用した循環型から

高価な化学肥料を使用することが当たり前になった

農薬も 高価なものでなければ効き目が薄くなった

経費が嵩む今では 6ha以上の水田がなければ 

生活は安定しないとも言われる

経営安定をさせるために農家は

野菜栽培や家畜飼育をする複合経営をしている

このため 農家は猫の手を借りても足りないほどの

忙しい毎日となる

ハクサイ栽培農家を例にとると

出荷時節は 

田植えやトマトの定植とダブリ 大忙し 

   

ハクサイを収穫すると 

すぐにトラクターで耕します 

   

耕す前に

ビニールハウスの縁の草を手作業で取る

手が回らない農家は除草剤を使う 

   

ハクサイの跡にトマトを栽培します

土を休ませないで使うということは 

地力の維持が必要です

農業は土が命 

土を磨かなければ 消費者の喜ぶ作物は採れない 

   

定植を待つトマト 花がひとつ咲いた時が定植適期

早く植えると幹に栄養がゆきすぎてダメ

花がふたつ咲くと 

ひとつ目の花実の確率が落ちるという 

     

忙しい時期は トラクターのライトをつけて作業など

夜遅くまで家族全員が働く

出荷する野菜の高値が 一番の励み

   

                            リンゴ摘花作業

         淡いピンクの花 かわいそうだが仕方がない

     人間に良質リンゴを提供するための摘花作業が最盛期

        果樹農家は高齢になるとハシゴ作業は危険

         安全な自動作業台を使用する農家もある

          作業機は1台70~80万円するという

    機械は便利だが 購入費支払いは・・・・・つらいだろうなあ

        

        

        

    雲南省・昆明金殿名勝区付近                         

           面積130平方キロの大自然風景区  

     鳴鳳山裾野に広がる国家級森林公園は 観光客に人気

                 小学生の遠足            

    

   

   

   雲南省⑤・桜花酒店付近散策④   

           雲南省の省都・昆明 人口600万人を超え

              高1894mの高地に位置し 

         イ族・ペー族ナシ族など12の民族が暮らす 

           交差点の中にコンクリートの進入止め                 

         

                  車がハネ返りそう

      

              歩道は 障害者対策がされている

      

              差点で乗用車とスクーターがドスン

      

       乗用車の運転手が大きな声で叱り飛ばし 立ち去った

           日本だったらパトカーを呼んで実証見聞

         ここでは交渉力の強いものが 勝ちなのでしょう      

      

                銀行の上は マンション

            土地の有効利用は徹底している

      

              健康の自己管理 これも徹底している

     


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