田舎都会からの便り

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稲刈り・大野平野豊作の秋   

2023年09月03日 00時46分34秒 | 農業の話

更新は 私が「元気で自遊人」している写真記録の便りです

 

行雲流水 稲刈り大野平野豊作の秋          

北海道・道南 大野平野

役目果たし ホットしているよう

お任せあれ・スズメ退治・・・小さな鳥は 大きな鳥を怖がるんだよ

エッヘン・・・案山子に頼る時代は終わったよ

かかし祭り・コンクール作品2017年

2日早朝に見た稲は 頭を深く下げていました

籾は完熟色で豊作を教えてくれました

温暖化は毎年・・・北海道の稲作から「不作」を吹っ飛ばしてくれている

加えて・・・味も品質も向上させてくれた

例年は9月20日頃が収穫作業最盛期ですが 今年はまもなくコンバインが始動するという

不安だった台風襲来・・・笑顔になるゼロ

大野平野で暮らす人々は 豊作だと元気倍増の気分になります

「豊年満作」の出来秋が確実なようなので 農家ではない私も「豊作酔い」のおこぼれをもらえそうです

過去記事  稲刈りコンバイン始動

大野平野・颯爽に動き回るコンバイン

  人海作戦作業 恵まれてる日本の農地&農地

令和元年 初めての稲刈りが始まりました

米どころ大野平野の作柄は 私の素人判断ですが「豊作」

以前は国の制度の影響もあり「味より収量」でした

しかし最近は消費者の要望に応える「旨い味」に力点が置かれています

個々の農家の栽培技術が消費者に問われることは 農家にとって「油断大敵」です

稲作地帯に住んでいると作柄が地域生活の明暗を左右します

旨い米を消費者に提供するため 農家のみなさんは春から息つく暇なくでした

成長を左右する農業用水は 不安ゼロで経過

不安だった病害虫被害も少なかった

心配だった風雨台風も 大野平野を敬遠してくれた

大敵のスズメは 案山子さんなどのお陰もあってイタズラ食いを控え目にしたよう

天候もマズマズだったので 味も「マル優」でしょう

稲刈り本番 コンバインの響きは「豊作音頭」として聞きたい 

収穫作業は「一人芝居」のよう

コンバイン運転・トラックに籾積み替え・自宅の乾燥機へ籾運搬・・・すべて一人作業可能時代です

能率的なことは別にし 経費削減の一人収穫作業は 少子高齢化時代に重宝されてます

私のいらぬ心配は・・・高額な農機具代

農家の悩みは「収入も多いが 支出も多い」ということかも知れない

今年も新米がまもなく消費者に届きます

「いただきま~~す」「旨かった」「美味しかった」「ごちそうさまぁ~」・・・稲作農家の努力が報われる声が家庭に響いてほしい


   

10年前の稲刈り 

      過去記事2009年  稲刈り最盛期

        大野平野 台風一過 稲刈り最盛期

   北海道は不良の作況だが 道南はまずまずの収量がありそう

      

      コンバイン 快調に働く

    昔は稲刈り鎌で手刈り 腰も膝も手も痛く 目もショボショボ 

          腰だって曲がり 農作業は大変だった

      コンバインのお陰で作業は楽だが 高額返済は苦           

    

            刈り取りしている品種は 「ふっくりんこ」

         値段が庶民的 味もよし 今人気の銘柄です

  お米は 水加減など品種の特長をマスターして炊くことがベター

    

             稲藁は刻んでポイッ 手軽に再利用

   昔は 乾燥させて畳みの材料に売り 所得になったこともある

    また 稲藁の茎に残留農薬が残り 焼却という時代もあった

    

          コンバインの籾タンクが満杯になる様子で 

            農家は作柄の良し悪しを判断する

    

     

            早く刈り取れば 収量が少ない

   欲を出して 遅く刈り取れば 実割れなどしてくず米が多くなる

 農業経営者は 自己判断自己責任で 最良の刈り取り日を決める

    

      コンバインで刈り取りった籾は 乾燥機に運搬

        さらに籾摺り機 精米機のお世話になる

       一から十まで機械のお世話になる稲作は 

   農業機械メーカーにとっては ありがた~~いお客様です

       


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