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フォト・・・月山・山形県
行雲流水
月山
車中泊
車中泊まとめ Kizasi.jp「車中泊」
山形県にある日本百名山・標高1984m月山
2016年10月13日に初めて登った時は 途中から冬山になりました
今回は1ケ月早め 前回と同じ8合目登山口を利用して登りました
前回 登山口出発の時はルンルン気分でしたが 途中から天候が急変しました
強風と寒さと格闘しながら無我夢中で山頂へたどり着きました
気象急変の怖さを教えられました
以後 防寒用の手袋や帽子などを常時リュックに入れてます
今回は天気も上々で
紅葉も 見頃でした
前日登った鳥海山も見え 前回とは雲泥の差でした
前回は植物もシバレ上がってた9合目にある仏生池
今回は青々とした水面の色彩で迎えてくれました
山野草もたくさん咲き誇り 秋を楽しんでいる様子も眺められました
日本百名山の山に登ると 百座踏破挑戦者に会うことが多いです
今回は鳥海山で あと13座という男性登山者のお話を伺いうことができました
登りはゆっくり 下山はスピードアップさせるのがこだわりだそう
目標を持って生活することは 健康維持に好いと教えてくれました
写真は月山でお会いした日本百名山踏破あと一座という埼玉の男性です
その山は北海道幌尻岳で 天候に恵まれず過去3回退散
4回目の今年の夏も林道崩壊で戻られたそう
興味のある方は写真記録をご覧下さい
過去記事2016年 霊感登山・月山
10月13日 山形県・出羽三山の主峰「月山(がっさん)」に登った
登山口は紅葉映える登山日和なので 張り切って出発しました
ところが途中から小雨になり 更に雪も舞い散る天候に変わりました
標高が少し上がると「こんなに違うのか」 と思い知らされました
そんな中 私たちの先を行く登山者の足跡がありました
こんな天候の時 どんな方が一人で登ってるのか 出会いが楽しみになります
山頂すぐそこで 先行者が下りてきました
新潟県から来られたそうで 「これで安心しました」が挨拶言葉でした
一周忌の供養のため山岳信仰の山・月山の神社に来たという
続けて 青森県の恐山で供養をしてやりたかったが 遠すぎるので月山にしたそう
私は奥様の供養だと思ってお話を聞いてましたが 早合点でした
44歳で亡くなった息子さんの供養だという
律儀な心温まるお話に 寒さも吹っ飛んじゃいました
1年間仕事も手に付かず悲しむ毎日だったという
月山神社に手を合わせ 思いっきり涙を流したら 吹っ切れたそう
見ず知らずの私に 「これで明日からの仕事 頑張れます」 と話してくれました
この一年間 つらい辛い日々を過ごしたのでしょう
若い頃登山を楽しんでいたので この天候でも苦にならず登れたという
息子さん思いの親父さんのお話は 私の教訓にもなりました
霊感登山 黙して語らずの山ですが 人間に励ましも与えてくれるんですね
山での出会いによる語らいは 私にもいろんな教示を与えてくれます
歳を考えると 今更と思うのですが・・・・・
「人間 死ぬまで 勉強」 この言葉が脳裏を過ぎります
ふるさと
黙して語らず ガンバル
異常気象に負けず 咲く
「函館山で咲く花々」 藤島斉・監修