今朝は 、今にも泣き出しそうな空模様。
春先はどうしても不安定な天候になりがちですね。
標高430mの「きじひき高原キャンプ場」、
雪どけも進み「春間近」。
やけのキャンプ場からの眺望
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昨日、亀田福祉センターで展示されている「函館洋蘭倶楽部」の
コチョウランやカトレアなどを見てきました。
わが家の洋蘭は、うまく育てられず、
人に見せるようなシロモノではありません。
子育てと同じような苦労をしているのでしょうね。
今日から、その見事な花をシリーズで紹介しま~~す。
わが家のある田舎、外壁が「板壁」というのが少なくなりました。
昔は、板の壁材のことを「さくり」と呼んでいた。
新築される住宅は、ほとんどが新建材の外壁。
材料の値段、塗装などの維持管理、密封性、大工さんの手間、
どれもこれも木材板を使用するよりマルの評価。
これには材木も降参中。
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外壁の家、函館の西部地区ではたくさん見ることができます。
街並み景観保存に力を入れているからでしょう。
板が上下にお互いが少しずつ重なり合うようにして、
横方向に貼る「下見板張り」が多い。
下見板張り 縦に押し縁(ささら子)のある「押し縁下見」」
わが家の新築前は古い家は、下見張りだった。
49年間わが家のために頑張ってくれた。
でも、断熱材のない時代の建築なので、家の中は寒かった。
父は、木造の家は「体が丈夫になり風邪知らず」
と言うのが口癖だった。
そう言えば新築した方からは、居間が密封状態で暑く
風邪をひいた、という話を耳にすることが多い。
父の話は本当なのかも?。
ペンキが剥がれれば塗り替え必要
板の外壁は、手入れが大変です。
7年前後ごとに前面塗り替えをした。
ペンキをただ塗ってはダメ。
すぐ剥がれてしまいます。
ブラシなどを使って、下地を全部落とすことが大事な準備。
これがまた手間ヒマのかかる仕事なんです。
ペンキ屋さんは、信頼ある人でなければならなかったようです。
うすめ液などの使いすぎは、長持ちしなかった。
函館西部地区に現存する板壁のある木造の家並みは、
明治・大正・昭和の栄華盛衰を伝えています。
遠洋漁業や函館ドックなどで賑わいを見せた、
名残も感じさせてくれます。
南京下見の板張りの店のあるお土産街
タイムスリップさせてくれる木造住宅。
維持管理している人の中には、懸命に頑張って協力している
人もいます。
こういう方々に、「感謝」をしつつ散策を心がけなければと
思っている
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