田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

山の子の詩(柚子ジャム・みそ)

2007年03月05日 11時58分56秒 | 農業の話

 

「柚子ジャム」と「柚子みそ」、北海道北斗市で作られているの知ってますか。
東前地区にある宮子さんの「すき好き工房」が製造・販売してるんです。

なぜ北斗市で「柚子」商品が???、と思うでしょう。
私には、ピーンときます。

工房の主人・山本宮子さんは、四国の山の中の小さな村で生まれ、教員資格を取得。
そして最初の赴任地が、我が母校の大野町(現・北斗市)市渡(いちのわたり)小学校。
在職中に東前地区の農家に嫁ぎ、現在まで農業を続けてきているんです。

ふる里を大切に、そして大事にしている気持ちが伝わってきます。

 商品名 山の子の詩 柚子ジャム  内容量130g
        柚子果皮・果汁 砂糖 蜂蜜 

 商品名 山の子の詩 柚子みそ   内容量130g
        柚子皮 砂糖 大豆みそ(遺伝子組み換えでない)
        米 食塩 発酵調整剤(アルコール・ビタミンB1) 

山本宮子さんの、「私がつくりました」というパンフレットをご紹介します。

  タイトル 私のふる里「木頭」への想い

 私のふる里は、高知と徳島の県境にある「林道」と「柚子の里」木頭村(きとうむら)です
 
 「木頭の子と言えば、田舎者の代名詞」と言える程の山奥です。
 そこで育った子供達は、義務教育を終えると進学・就職と親元から離れ村を出て下宿生活をします。

 そして街に出て、環境に付いて行けず横道にそれる子も多くいたものです。
そんな山の子供達が村外に出ても負けないで、引けを取らず生きて行けるようにと村の大人達は、子供達の教育へ大きな力を注いでくれました。

 私の世代も8割以上は、村外へと出ていきます。
 でも、やっぱり木頭が大好きです。
 私は、ふる里からずい分と遠く離れてしまったせいか、人一倍ふる里への思い入れが強いのかも知れません。

 柚子の香りは、木頭の香りです。
 そんなふる里の柚子をジャムにしました。

 タイトル 「山の子の詩」

       歌声があの小道に響けば
       あの森陰あの谷間
       山の子の詩
       山の子は みんな仲良し

       雨が降りてるてる坊主が泣いても
       私達は泣かないで
       山を見つめる
       山の子は みんな強いよ

       雨が止み青い美空が見られれば
       歌いましょう山鳩の
       兄と妹
       山の子は 歌が好きだよ
       

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