田舎都会からの便り

北海道新幹線・新函館北斗駅のある北斗市から発信してます

11/21 モミガラ薫炭 

2010年11月21日 04時00分00秒 | 農業の話

    田舎の色彩 田舎都会通信

昨日の夕暮れは きれいだった

こういう落陽の時 翌日は晴れ

西の空は 当たる天気予報士です

 

夜空も日章旗のようでした

(21日 朝4時30分 星空の快晴)

大石の沼

北斗市中山 毛無山・中腹・標高400mにある「大石の沼」

春にミズバショウが咲き誇る沼は 晩秋の雰囲気が漂う

背後の山からの絞り水が 沼の満水を保つ

国道から約1.1km 徒歩で1時間弱で着く散策路です

沼の広さは約0.2ha  一周できる散策路が整備されている

一帯は クマさんがウロチョロしているので 身の安全のために笛などの鳴り物を持参することをおすすめします

 

 雲南省・雪華郷・たんか村  
イ族の住む村 挿花節(さっかせつ)の祭りが有名

標高が2500m~3000mに自給自足で暮らす

大姚(だいおう)の町から約60キロ バスで約2時間

たん=上に「日」下に「云」 か=上に「化」下に「十」

祭り会場の入口 会場となる広場は歩いて15分ほどの森の中にある

平地が少なく 広場を造ることは難儀するようです 

イ族の女性衣装は華やかですが 男性は・・・・・

モミガラ薫炭 
 

北海道北斗市・大野平野の真中・開発地区

午前5時 凍てつく中 初冬の定番作業が始まった

オイルの空き缶で作ったストーブを並べ

火種にガソリンを含ませる 

一個一個に煙突を付ける 

 着火

 ストーブにモミガラを被せる

北海道は煙を出すことに厳しい

地球の空気を汚さないためです

しかし この薫炭づくりは自家用に限りOKです  

夜明けの白煙は 田舎の風物詩 

無風だと 白煙は直立不動

風があると 新幹線の車両のように 地を這う 

 

 

96本の煙突からの煙は圧巻

油断すると煙に巻かれる 

変色したらモミガラを被せる 

火柱が上がると モミガラが燃えてしまう 

午前5時から午後3時まで 休まず同じ作業を繰り返す

煙が喉にささり 辛い仕事です

煙が衣服や体に染み付き 嫌な仕事です

でも 消費者に喜ばれる野菜作りには 大事な作業のようです 

午後3時 水を撒いて完全消化

火が残っていると また燃え上がり 元も子もなくす

育苗培土用モミガラ薫炭を作る農家は多いわけではない 

農家の土作りは それぞれの家に伝統の作りかたがあり いろいろです

                      この共同作業は4日間続く 

 


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