宮間利之:指揮
山木幸三郎:ギター、田畑貞一:ドラム、山本五郎:ベース、今城嘉信:ピアノ
高見弘:アルトサックス、中山進治:アルトサックス、市原宏祐:テナーサックス、
前田章ニ:テナーサックス、砂原俊三:バリトンサックス、
片岡輝彦:トロンボーン、上高政通:トロンボーン、戸倉誠一:トロンボーン、
青木武:トロンボーン、羽鳥幸次:トランペット、村田文治:トランペット
佐野健一:トランペット、藤崎邦夫:トランペット、
桜井英顕:琴
日本がほこる最強ジャズビッグバンド、宮間利之とニューハードが日本文化を題材に
4人の作曲家の元、演奏された意欲作。1970年録音で、作曲家は佐藤允彦、高見弘、
前田憲男、山木幸三郎が選ばれています。宮間利之とニューハードはビッグバンドであり
ながらも、いわゆるオーソドックスなモダンジャズを演奏するだけではなく、前衛色をとり
入れたりもしていて、非常に興味深い演奏が多いです。
桜井英顕の琴が前衛的で狂気を感じさせるA-1無明頌、サックスのメロディーが優美でに
浮遊するかと思いきやダイナミックなドラムブレイクが絡むJazz Rock A-2 白拍子、ギター
が和楽器のような音色を出すB-1 生霊、イントロのドラムが和太鼓のように響き次第に
Jazz Rockと展開していくB-2 千秋楽と一枚を通して楽しめます。