命きらめいて☆馬、犬、猫など動物に関する理不尽な事件や心温まる出来事の記録

円山動物園マレーグマ虐待死亡事件/脱走シマウマ水死事件/動物虐殺事件/宮古馬放置死事件/上げ馬神事

ウッチーが受けた虐待について

2015年10月05日 11時12分54秒 | 事件
虐待は身体、心、性、世話の放置放棄(ネグレクト)、経済に関わるものに分類されている。経済的な虐待とは金品を搾取することなので、何も持たないウッチーには当てはまらないので除外する。
立ち入り検査の結果、危険な目に合ってるにも関わらず助けなかったこと、治療をしなかったことによるネグレクト型の虐待と判定された。初めはよく言ってくれたと喜んでいたが、法令と照らし合わせるうち、ちょっと違うのではないかと思うようになった。

関心をはらわず、放置することによって、いつの間にか死んでいたという虐待死事件は餌や水を与えず餓死というパターンが多い。ウッチーの場合はいつも通り飼育していれば死ぬことはなく、平和も健康も与えられていたのだ。より積極的な人間の関与によって第三者(若い雄熊)による虐待の状況が作り上げられ、そこに何度も放り込まれ、致命傷を負ったにもかかわらず放っておかれたことにより、無駄に命を失うことになったのだ。

実際は職員によるネグレクトだけではなく、若熊を仕向ける方法によって、身体的、心的、性的な虐待も受けている。報告書で隠ぺいされている大ケガの数々は身体的であり、何度も繰り返されて心的ダメージも大きかった。発情もなくなった90~100歳相当の小柄で力が弱く、歯もかなり抜けてしまっているおばあちゃん熊に性成熟したばかりの若い雄熊との繁殖を期待され?二頭きりにさせられたのだから、性的には暴行未遂でもあるが、同種の熊による性的な虐待を受けたとも言えるのではないかと思う。そうなると心身に関わる虐待の全てを一ヶ月に渡って受け続けたことになる。

下線部分が札幌市動物管理センターが線を引いて、文書(別紙2,3)で指摘した抵触部分であるが、赤字で示した部分も抵触しているのではないかと思う。


動物の愛護及び管理に関する法律(抄)
第四十四条2

愛護動物に対し、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、又はそ
の健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱
させること、


自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、
又は負傷したものの適切な保護を行わないこと

排せつ物の堆積した施設
又は他の愛護動物の死体が放置された施設であつて自己の管理するもの
において飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、

100万円
以下の罰金に処する。



動物の愛護及び管理に関する法律施行規則(抄)
(第一種動物取扱業者の遵守基準)
- 3 -
第一種動物取扱業者が遵守すべき動物の管理の方法等の細目(抄)

第五条 動物の管理は、次に掲げるところにより行うものとする。

一 動物の飼養又は保管は、次に掲げる方法により行うこと。

異種又は複数の動物の飼養又は保管をする場合には、ケージ等の構造
若しくは配置又は同一のケージ等内に入れる動物の組み合わせを考慮
し、過度な動物間の闘争等が発生することを避けること。


ヲ 展示業者及び訓練業者にあっては、動物に演芸をさせ、又は訓練をす
る等の場合には、動物の生理、生態、習性等に配慮し、演芸、訓練等が
過酷なものとならないようにすること。


二 飼養施設における動物の疾病等に係る措置は、次に掲げる方法により行
うこと。

動物が疾病にかかり、又は傷害を負った場合には、速やかに必要な処
置を行うとともに、必要に応じて獣医師による診療を受けさせること。




展示動物の飼養及び保管に関する基準(環境省告示第33号)(抄)
第3 共通基準

1 動物の健康及び安全の保持

飼養及び保管の方法
管理者及び飼養保管者は、動物の飼養及び保管に当たっては、次に掲げ
る事項に留意しつつ、展示動物に必要な運動、休息及び睡眠を確保すると
ともに、健全に成長し、かつ、本来の習性が発現できるように努めること。

イ 動物の疾病及び負傷の予防等日常の健康管理に努めるとともに、疾
病にかかり、若しくは負傷し、又は死亡した動物に対しては、その原
因究明を含めて、獣医師による適切な措置が講じられるようにするこ
と。
また、みだりに、疾病にかかり、又は負傷した動物の適切な保護
を行わないことは、動物の虐待となるおそれがあることを
十分認識す
ること。

オ 異種又は複数の展示動物を同一施設内で飼養及び保管する場合には、
展示動物の組合せを考慮した収容を行うこと。
- 4 -
キ 疾病にかかり、若しくは負傷した動物、妊娠中の若しくは幼齢の動
物を育成中の動物又は高齢の動物については、隔離し、又は治療する
等の必要な措置を講ずるとともに、
適切な給餌及び給水を行い、並び
休息を与えること。

第4 個別基準
1 動物園等における展示
管理者及び飼養保管者は、動物園動物又は触れ合い動物を飼養及び保管
する動物園等における展示については、次に掲げる事項に留意するように
努めること。

展示方法
動物園動物又は触れ合い動物の展示に当たっては、次に掲げる事項に
留意しつつ、動物本来の形態、生態及び習性を観覧できるようにするこ
と。
ア 障害を持つ動物又は治療中の動物を展示する場合は、観覧者に対し
て展示に至った経緯等に関する十分な説明を行うとともに、残酷な印
象を与えないように配慮すること。



参考文書
●立ち入り検査後発表した文書/動物管理センターの対応について(動物管理センター)2015.8.21
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201508/documents/mareguma-kaizenkankoku.pdf

(動物管理センターとは一般的に保健所と言われている機関で、地域によっては呼び名が違い
動物愛護センターとか動物保護センターなどと呼ばれているものである。検査した所長は元円山動物園職員であり、頻繁に人事交流がある。)

詳しく読んでみたが、驚くべきことにこの二つの赤字部分こそ、しっかりとアンダーラインを引いて注意を促すべきものであるはずなのだが、スルーされているのだ。

ウッチーの受けた虐待は虐待全部の要素を含んだれっきとした、紛れもない「虐待」なのだ。
それも残虐な方法で時間をかけて苦しめて殺した虐待死なのである。あまりにも衝撃的な内容なので政令指定都市の公立動物園で起きたことだと公にしたくない気持ちもわからないことはないが、捜査はするべきだし、違反者は処罰されるべきだと思う。


発表された「ネグレクト・放置型虐待」は印象的には間接的で軽いものになる。同じ市の機関同士の立ち入り検査では甘いものとなることは想定内だったが、やはり厳しく追及されることはなかったということは否めない。

改善(結果)報告書に関する新聞記事

2015年10月02日 20時03分09秒 | 事件
改善報告書、実効性どこまで 札幌・円山動物園

10/01 16:00 北海道新聞 どうしんウェブ
 マレーグマなどの急死が相次いだ札幌市円山動物園が30日、同市動物管理センターに改善報告書を提出した。公募市民らによる市民動物園会議で組織改革の議論も始まり、同園の再生に向けた取り組みが本格的にスタートした。ただ、飼育管理体制をめぐっては、実現が簡単ではない課題が山積している。一定の方向性を出すとしている年内までに、具体的内容をどこまで詰められるのか、検討の実効性が問われる。

 「(動物の死を予防するための)実効性を担保することは難しいが、専門家の意見を聞きながら運営に生かしていきたい」。30日に、改善結果などを報告した後、夜に記者会見した田中俊成(としなり)園長は神妙に語った。

 同園は報告書に、獣医師の増員や職員の教育、飼育マニュアルの整備など5項目の改善結果を盛り込んだ。今後の中期的な検討課題として、飼育管理などの組織強化や人材の確保と育成、開園時間と休園日のあり方の3項目を挙げた。旭山動物園(旭川市)の小菅正夫前園長を環境局参与(仮称)に起用し、助言役となってもらうほか、有識者の外部アドバイザー3人から意見をもらい、検討するとした。

 この中で、特に調整が難しいのは組織改革に絡む課題だ。現在は他の部署への異動がある園長、獣医師のあり方が検討される。

 ただ、園長については、獣医師ら衛生職のポストだったが、05年に「動物の餌に」と寄贈されたコメなどを複数の職員が持ち帰る不祥事が発覚し、動物園以外の発想を取り入れるため、06年に事務職に変更した経緯がある。獣医師のポストに戻すなど、専門性を高める場合、過去の見直しとの整合性が問われる。

 また、同園は来年夏に新施設・アフリカゾーンの全面開業、17年度にホッキョクグマ館の新設などを控える。業務が拡大する中で、限られた財源で人手をどう確保するかも、検討課題となりそうだ。

 市民動物園会議のこの日の会合では、これらの重い課題を前に「最終目標をどこに置くのかが見えない」「新施設を造った他の動物園で、(業務拡大により)動物の事故が増えた例はないのか」などの厳しい指摘が相次いだ。

 「市民の声を検討し、行政に伝えるのが私たちの責務」。同会議の金子正美委員長(酪農学園大教授)は険しい表情で、この日の議論を締めくくった。

画像付き新聞記事(そのうちリンク切れます)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0185648.html

☆市民動物園会議では対等に意見を言える人材を集めること
☆動物たちへメロンの寄付があったら、自分で食べようと思うのではなく、動物がご馳走喜ぶだろうなと思え、病気の時は残業もいとわない動物思いの人材を採用すること

この二つはお金もかからないし、効果的に改善できる方法だと思うのだが…。


前々回の市民動物園会議におけるウッチー事件の説明

2015年10月02日 12時51分17秒 | 事件
●第24回市民動物園会議2015.8.26の会議録 2015.9.30
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/documents/24kaigiroku.pdf

事件から約一ヶ月後の8月26日、円山動物園にて市民動物園会議が行われた。9月30日ようやくその会議録が発表されたので、その中から腑に落ちない部分を書き出してみた。有識者や委員、傍聴人などの出席者約数十人には以下の資料が配布された。ウッチーに関しては報告書を見ながら柴田飼育展示課長が説明をした。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/documents/kaigishiryou.pdf


①春の課内会議でマレーグマの繁殖をすることに決めたが詳細は決めていなかったという
「同居訓練をしていたのはウメキチという雄とハッピイという雌でございます。」

ウッチーは訓練の対象ではなかったということか?
ではなぜ混ぜたのか?


②なぜマレーグマ三頭の同居家訓練をはじめたかについて
「6月に同居を開始する当たって年齢的はウメキチの繁殖相手ハッピイとしておりましたけれども、同居方法について、さまざま考えた中で3頭同居を進めてきてしまった次第です。」

「さまざま考えた」ことを説明する責任があるのだが、説明はこれでおしまいなのだ。

③原因について
「飼育担当者一人に任せてしまっていたからです。」
「獣医師の措置ですが…抗生剤の処方を 行いましたけれども、実際に口する部分が確認できませんでした。こういう手薄さが結果的にウッチーを死亡至らしめたことと大きくかかわっております。」

一人だったからと言って、動物の飼育を長年続けてきたベテランの飼育員があの動画の状態を危険だと思わないはずがないし、大がかりな手術をしない限りウッチーは助かるはずのない瀕死の重傷だったことくらい新米獣医でもわかる状態だったのに、これですまそうとは本当にすごいと思う。結局飼育員と獣医がボンクラだったからウッチーは死んだということにしたいようだ。罪の擦り付け合いは合意のようだからそれはそれでいいと思う。事実だし。問題の計画したのはだれかについてはあやふやだ。

④死亡原因の腸管の横隔膜ヘルニアとはどういう状況なのかという質問について
「下ほうの肋骨3本先端が5センチメートルほど折れていたことが確認されております。それは闘争によって起されたものと思いますけれども、その骨端により穴をあけたことで腸がそこから出ました。 それによってさまざな内臓負傷の状況が引き起こされたということです。…例えば肺に影響があったことによって呼吸ができない状況が引起こされ、死亡に至ったということでございます。」「 肋骨の折は、4本です。(田中園長)」「闘争によって骨折し、横隔膜に穴があきましてそこから腸管(腸の医学用語)が出てしまったために内臓の異常が発生したと言うことです。」

折れた肋骨が4本だとも知らなかった柴田飼育展示課長は獣医でもある。横隔膜に穴があけば、肺はしぼんですぐに呼吸困難になるという。3時間半後飼育員が帰った時間まで生きていられるのだろうか?獣医が最期に見た5時でさえ危ういのではないだろうか?

推測していた通り、肺の損傷もあってウッチーは苦しんで死んだのだ。「闘争」という言葉は事実ではないがあくまで動物同士のケンカですませたいようである。ある参加者が言ってくれたように一般人にはわかりにくいので死因や死亡場所を図に書いてもっと詳しく説明してくれれば誠意が伝わると思うのだが報告書にも数行の説明しかない。


⑤マレーグマの三頭同居は前例があるのか
「事例としては確認できておりません。…一般的ではないものでございます。」
ではなぜ実施したのか?「さまざま考えた」ことをお話ししてほしいものだ。

⑥なぜ若い二頭はうまく行っていたはずなのに、しばらくして24日にまたウッチーを入れたのかについて
「そもそも三頭同居の手法を考えた時点で雌二頭がずっと一緒にいたということにとらわれていた部分があったのかと思います。」

他人事のような言い方がひっかかる。では、二回もウッチーをウメキチと二頭だけにした理由はな何なんだ?!それに対する説明はどこにも、どの文書にもないのだが?!

⑦じゃれ合いと闘争の違いについて飼育員だったらわかるものなのか
「監視体制の手薄さがありました。複数の目、もしくは獣医により見ることでそれが良い判断なることはございます。」


担当の動物を見る時間の長さは判断力に比例するはずで、獣医師よりも飼育員の方が見分けられると考えるのが一般的ではないだろうか。

⑧その間の20分間について
「実際には組み合ったり、手を上げたり、後ろに回ったり、 そういう流れでしたが、今回は30歳以上のウッチーにとっては苛酷な負担が生じたものというふうに認識しております。」


咬みついて振り回したり、力任せにねじ伏せたり、体当たりをしたり雌に対する求愛行動ではないことは明らか。2~4回目も短時間らしいが、襲撃される様子は変わらないのに、同居を繰り返したのはなぜなのか。最後の日はなぜ長時間闘わせたのか。謎のままだ。動画を見ているはずなのにそんな表現しかできないのが不思議でならない。


これらのことからもわかるように、人に説明できるようなたいした理由もなく、ウッチーは血気盛んな「破壊王}と名付けられてるほどわんぱくでまだ分別もない若い雄熊と一緒のスペースに入れられ致命傷を負わされ、検査どころか治療さえもされず、殺された。

深く調べれば調べるほど、年をとり発情もしない、不要となった力の弱い小さな雌熊を咬ませ犬にし、餌を取り合う駆逐対象として排除しようとする習性を利用し口減らしをしたというシナリオしかどうにも思い描くことができない。

なぜこんなことが起こり得るのかと考えてみると、北海道では動物の命が軽いからかもしれないとも思う。動物園に対する抗議も北海道外からが多いらしい。なぜなのだろうか?馬や牛をはじめとする家畜が多い北海道、土佐犬の闘犬も認められている。また、イオマンテというヒグマを育てて殺して食べる熊送りの祭りがある。イオマンテが認められているのだからということはこの事件を正当化できる理由にはならない。

何度も苦しめながら見殺しにしている点だ。走れない、走れなくなった競走馬が肉になるのは日常茶飯事で彼らは安楽死ではなく殺処分されているが、長時間、長期にわたり、何度も苦しみを与えられて殺されることはない。

ウッチーは28年間も円山動物園に貢献してきた個体であり、そんなひどい虐待を受けて、なぶり殺しにされて送り出されるようなことは決して許されることではないと思う。これが赦されたのなら愛護精神のかけらもない国として世界中に有名になってしまうに違いない。

「咬ませ」と「間引き」がセットだった衝撃を決して忘れない。特に「咬ませ」の部分を赦すことができない。どう言い訳をしようとも、苦しめて殺したことに間違いはないのだ。告発と法の厳正な裁きを望みます。






一連の流れ(6月~9月30日)

2015年10月01日 19時15分36秒 | 事件

「ウッチー高齢だけどダメモトで繁殖にも期待してますから。」
         ↓
「初めての日、ウメキチが雌たちから逃げ回り
ハッピィがウメキチを咬んでしまったので同居は40分で中止しました。」6月16日
         ↓
「力比べしてるだけだから心配しないように。」
         ↓
「ハッピィには順位をはっきりわからせないといけない。」
         ↓
「死にはしないから大丈夫。」「素人は口出すな!」
         ↓
「訓練中はケンカになるかもしれないけど、慣れるまでは裏でこっそり見てますのでご安心ください。」
         ↓
「(仲良くなってほしいから今日は特別にご馳走並べとくね。ウッチー、ウメキチさあ、お食べ。)」6月20日
         ↓
「このままでは舐められちゃうとウメキチが学習したみたいだね。」
         ↓
「やめさせなくても大丈夫。客は黙ってろ!」7月24日
         ↓
「朝9時に飼育員が見に行ったら死んでいました。熊同士の闘争のせいだと思いますが、
高い所から落ちた可能性もあります。」7月25日
         ↓
「寝室に収容した後、はじめは息が荒かったけど、獣医が最期に見に行った
5時には落ち着いた様子でした。」
         ↓
「ハッピィも一緒にして帰る7時までちょくちょく見に行ったけど
置いておいたリンゴは食べられてなくなってました。」
         ↓
「前日は餌も普通に食べたし骨折などのケガをしてるそぶりもなかったですよ。」
「じゃれ合いか攻撃か判断できなかったので引き離さなかった。」
         ↓
「ウッチーはウメキチとハッピィの仲介役、なだめ役として同居させてました。」

「24日以前のケガについては右後肢の跛行(ひきずり)だけ気になっていた。(右第12~15肋骨を)骨折していたことは気が付かなかった。解剖したら折れた肋骨が中で刺さって右脇腹を損傷しヘルニアになっていました。」
         ↓
「リンゴはハッピィが食べたかもしれません。」
         ↓
「7月24日には右脚甲部に咬傷出血が続いていたので、薬を混ぜたハチミツをパンに塗って置いておいたけどほとんど食べてなかった。」
         ↓
「ウッチーの首などの急所を狙ったり、正面から襲うことはなかったので大丈夫だと思った。」
「外観所見に異状はなかった。」
         ↓
「意志の疎通もなく無計画でした。あんな同居訓練も必要ありませんでしたね。
すべて判断ミスです。監視体制がしっかりしてればこんなことは起きませんでした。」
         ↓
「獣医と動物の専門家を増やして体制の不備を改善していきます。」
         ↓
「動物のストレス対策もします。」
         ↓
「元旭山動物園長の小菅さんにアドバイザーとして来てもらうことになりました。」
         ↓    
「園内の設備も50ヶ所補修するし、市民動物会議を開いて市民の意見もちゃんと聞きます。」

20015年
6/16①ウメキチ、ハッピィ、ウッチー(ケガなし)
6/19 ウメキチ、ハッピィ
6/20②ウメキチ、ウッチー(右後肢ひどい咬傷、肋骨骨折?)
6/21 ウメキチ、ハッピィ
6/22 ウメキチ、ハッピィ
6/23 ウメキチ、ハッピィ
6/26③ウメキチ、ウッチー(咬傷)
6/27 ウメキチ、ハッピィ
6/28 ウメキチ、ハッピィ
7/3  ウメキチ、ハッピィ
7/4  ウメキチ、ハッピィ
7/5  ウメキチ、ハッピィ
7/6 ④ウメキチ、ハッピィ、ウッチー(咬傷、左後肢にひどい裂傷)
(7/10 ウメキチ、ハッピィ報告書に記録はないが目撃情報あり)
7/11 ウメキチ、ハッピィ
7/12 ウメキチ、ハッピィ
7/13 ウメキチ、ハッピィ
7/14 ウメキチ、ハッピィ
7/17 ウメキチ、ハッピィ
7/18 ウメキチ、ハッピィ
(7/19 ウメキチ、ハッピィ報告書に記録はないが目撃情報あり)
7/20 ウメキチ、ハッピィ
7/21 ウメキチ、ハッピィ
7/24⑤ウメキチ、ハッピィ、ウッチー(右脚甲部咬傷、4本の肋骨骨折による内臓損傷の致命傷)
7/25 ウッチー死体で発見される(午前9時)

●事故報告書(円山動物園)2015.8.10
https://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/jikohoukokusyo.pdf

●動物管理センターの立ち入り検査結果/改善勧告書(秋元市長)2015.8.21
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/documents/kaizenkankoku.pdf

●立ち入り検査後発表した文書/動物管理センターの対応について(動物管理センター)2015.8.21
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201508/documents/mareguma-kaizenkankoku.pdf

●改善計画書(円山動物園)2015.8.28
http://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kaizen-keikaku.pdf

●改善計画書補足(円山動物園)2015.9.11
https://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kaisetsuhosoku.pdf

●改善結果報告書(円山動物園)2015.9.30
http://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kaizen-kekka.pdf
(いつの間にか削除されていた)

市役所の方のページ
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201509/documents/kaizenhoukoku.pdf
http://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kongo-torikumi.pdf

●第24回市民動物園会議2015.8.26の会議録 2015.9.30
http://www.city.sapporo.jp/zoo/topics/documents/24kaigiroku.pdf

市民動物園会議

2015年10月01日 16時23分30秒 | 事件

HBC newsi / 道内ニュース
9月30日(水)18時00分

動物園の運営に市民や有識者の意見を反映させるための「市民動物園会議」が30日札幌の円山動物園で開かれ、マレーグマの死を受けて提出された改善計画について、意見が交わされました。「市民動物園会議」は公募の市民と大学の教員や企業の経営者などが円山動物園の運営について意見交換する場で年に2、3回開催されます。
円山動物園は飼育中のマレーグマが死んだ問題で、8月に、飼育体制の強化を内容とした改善計画を市に提出しました。30日開かれた会議ではこの改善計画のうち、飼育員の確保や開園時間の短縮など、来年春の解決を目指した検討課題について、委員が意見を述べました。
動物園は会議での意見も踏まえ、30日、札幌市に改善結果と検討課題について、報告します。
動画付きテレビニュースあり(そのうちリンク切れます)
http://www.hbc.co.jp/news/hbc-newsi.html?article=09301803&time=1443607424350

毎回言いたいけど、ウッチーの動画を見てない人がいて、真剣な討論ができるのだろうか?行きたくても遠くて行けない人がたくさんいるのだから会議を全部録画してサイトで流すくらいの誠意を見せてほしい。が、そんな勇気はないのだろうね。

改善結果報告書

2015年10月01日 15時48分57秒 | 事件
9月30日の期限が来たので前回の改善報告書発表時からどのように改善したのか、今後どのように改善するのかが円山動物園のサイトで発表された。質問や意見に対する回答書その3も発表されたがその1、その2ともに読む価値がないほどのものだった。

●改善結果報告書(円山動物園)2015.9.30
http://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kaizen-kekka.pdf
いつの間にか削除されていた
市役所の方のページ
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201509/documents/kaizenhoukoku.pdf

●報告書概要及び今後の取組について 2015.9.30
http://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kongo-torikumi.pdf

●回答書その3 2015.9.30
http://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/qa.pdf

表マニュアルをいくら整えても、裏マニュアルが存在するのであれば根本的には何も変わらない訳で…。

拡散のお願い(固定記事)<m(__)m>

2015年10月01日 15時00分02秒 | 事件
【札幌市円山動物園のマレーグマ虐待死事件について】

元気で穏やかに暮らしていた超高齢マレーグマ、ウッチーが円山動物園に何度も
見殺しにされました。動画を見るまではとても信じられないと思っていました。

非常に残酷ですが実際の映像をご覧になってください。(グロくはないですが
トラウマにご注意ください。)#3の3分後から暴行場面はありませんが、
ウッチーの肋骨骨折などのダメージがよくわかります。

札幌市円山動物園でのマレーグマ虐待の映像#1~3 (2015.7.24)英語&日本語説明文付
The Abuse of a Sun Bear at Maruyama Zoo, Sapporo, Japan. Very Severe
#1https://youtu.be/uS_r9b51m9o
#2https://youtu.be/KZY3jyjx40E
#3https://youtu.be/AZr3VazoqJ8

二頭を引き離そうともせず、大ケガの治療もせず放置(ネグレクト)した
円山動物園は「じゃれてるのか攻撃なのか判断できなかった。」
「ケガをしているそぶりなど変化はなかった。」と言っています。
また驚くことに、ペアリングの失敗により熊同士が「闘争」して死亡した事故だと
ミスリードされているのが現状で、市の立ち入り検査で虐待だと認定されても、
なぜかまだ誰も責任をとっていません。

あの悲惨な動画を見た人は必ず「見ない限り本当のことは絶対わからない」
と言っています。そしてあまりの理不尽さに怒り、哀しみ、彼女の無念をはらして
あげたいと多くの人たちが動いて下さっています。この動画が証する彼女に起こった
「本当のこと」を広めていただけないでしょうか? これ以上不幸な動物が
増えないためにもご協力よろしくお願い致します。

♪じゃれ合うマレーグマ ウッチーとハッピィ~Malayan Sun Bear
https://www.youtube.com/watch?v=ly41ZVhPLNo
♪マレーグマのウッチー「眠れる円山の美女」Utchy the sun bear, sleeping beauty
https://www.youtube.com/watch?v=USbYDe35GNU
♪室内で穏やかに過ごすウッチー(つかの間の安らぎa short-lived peace of mind)
https://www.youtube.com/watch?v=Q0g7SkZxXvk

==========================================

【海外に送る場合】

A female sun bear (Helarctos malayanus) was abused and found dead next morning at the Maruyama Zoo in Sapporo,Japan.

These are the videos with an long English explanation ↓

The Abuse of a Sun Bear at Maruyama Zoo, Sapporo, Japan. Very Severe
#1https://youtu.be/uS_r9b51m9o
#2https://youtu.be/KZY3jyjx40E
#3https://youtu.be/AZr3VazoqJ8

♪~Malayan Sun Bear Ucchi and Happi are playing each other
https://www.youtube.com/watch?v=ly41ZVhPLNo
♪Utchy (Ucchi)the sun bear, sleeping beauty
https://www.youtube.com/watch?v=USbYDe35GNU
♪Ucchi is spending calmly in a room(a short-lived peace of mind)
https://www.youtube.com/watch?v=Q0g7SkZxXvk

==========================================

【恐怖と絶望と激痛の中で】

★28年間のウッチーの功労を無視して
恐怖と絶望と激痛を与えつつ何回も見殺しにしたことは
簡単に赦されることではありません。

札幌市立円山動物園でのマレーグマ虐待映像#1~3(2015.7.24)英語&日本語説明文付
The Abuse of a Sun Bear at Maruyama Zoo, Sapporo, Japan. Very Severe
#1https://youtu.be/uS_r9b51m9o
#2https://youtu.be/KZY3jyjx40E
#3https://youtu.be/AZr3VazoqJ8

♪じゃれ合うマレーグマ ウッチーとハッピィ
https://www.youtube.com/watch?v=ly41ZVhPLNo
♪マレーグマのウッチー「眠れる円山の美女」
https://www.youtube.com/watch?v=USbYDe35GNU
♪室内で穏やかに過ごすウッチー(つかの間の安らぎ2015年7月)
https://www.youtube.com/watch?v=Q0g7SkZxXvk

●事故報告書(円山動物園)2015.8.10
https://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/jikohoukokusyo.pdf
●動物管理センターの立ち入り検査結果/改善勧告書(秋元市長)2015.8.21
http://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/documents/kaizenkankoku.pdf
●立ち入り検査後発表した文書/動物管理センターの対応について(動物管理センター)2015.8.21
http://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201508/documents/mareguma-kaizenkankoku.pdf
●改善計画書(円山動物園)2015.8.28
https://www.city.sapporo.jp/zoo/documents/kaizen-keikaku.pdf


体制の改善だけではなく、厳正な捜査と法に違反した関係者の処罰を求めます。

動物園の全ての動物たちがウッチーのように苦しむことがなく、
最期まで穏やかに安心して暮らせることを心から願っています。

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☆参考までに
ブログ「命きらめいて」【円山動物園マレーグマ虐待死事件について】↓
http://blog.goo.ne.jp/inochikirameite/e/19f94e170df08b422be815d7e4419532