団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説キャナルタウン 113 バナナ埠頭にカボチャ 冷蔵コンテナ船KAKARIKI   

2023-04-28 06:24:38 | 日記
  神戸港のバナナ埠頭については

     小説キャナルタウン 73 神戸港バナナ埠頭とバナナボート(2021.5.14)があります。

  

 少しクラッシックな立派なデッキクレーンを持つバナナボートが着岸して、

  カゴ

 バナナを積むケースをクルクル回す(実際は、二本のアームを逆ハの字型に固定し、二本のアームのロープ繋いで中間にカゴを

吊します。各々のアームのロープを出し入れすることにより、上げる➡平行移動➡下げるの繰り返しで回っているわけではありま

せんが)職人技で次々にバナナを陸揚げします。

 神戸港はバナナの輸入量日本一の座をこの職人技で支えてきたわけですが、令和元年には大消費地を控えた東京港にその座を明

け渡します。近年では冷蔵コンテナによるバナナの輸入が増えているようです。

 令和3年11月28日博多港で、神戸に向かうパナマ船籍のバナナコンテナ船LADY ROSEMARY、9576総トンが

防波堤に乗り上げる事故がありました。神戸港もいよいよバナナ輸送も冷蔵コンテナの時代でしょうか。

  

 バナナ埠頭に冷蔵コンテナ船です。通常バナナボートが着岸するのはこの先を直角に曲がった岸壁です。

  

 船尾にコンテナを積む形式ではありませんがコンテナ船の船尾です。

   

 冷蔵コンテナの専用船です。冷蔵コンテナはそれぞれのコンテナに冷凍機が付いていて-30℃~∔30℃に調整することが出

来ます。船に積まれている時は船から、コンテナヤードでは専用のコンセントから電気を取ります。

  

 昼休みが終わって作業員の方が乗船します。

   

 あれ、木箱が下りてきます。

  

 ドンドン下りてきます。

   

 フォークリフトでトラックに積み込みます。

 これはコンテナ船のはずですが。バナナ埠頭には巨大なガントリークレーンは有りませんが、船に備え付けられた立派なクレー

ンがあります。40フィートコンテナの総重量の国際規格は30480kgですので十分降ろすことが出来ると思うのですが。

   

 ここからは見えませんがコンテナの扉を開いて下しているのでしょうか。足場は有るのでしょうか。コンテナ間の狭い隙間で作

業は出来るのでしょうか。

   

 謎だらけですが木箱はドンドン下されてトラックに積み込まれて行きます。バナナボートのバナナは段ボール箱に入ってました

がこの木箱の中身はなんでしょうか。

       KAKARIKI

         コンテナ船          総トン数  13014トン         船籍国  パナマ

         全長  158m

       KAKARIKIとは緑の意味だそうです。ニュージーランドと日本・韓国の間でキウイフルーツを運搬

       するために建造されたそうです。  

  

 木箱の中身はキウイフルーツでしょうか。隙間から落ちそうな気がします。過去の画像を見ていたら同じような木箱がありまし

た。後ろの船はバナナボートです。中身はかぼちゃです。日本の輸入かぼちゃの55パーセントがニュージーランド産です。


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