発掘姫路モノレールと言っても姫路モノレールの遺構を発掘するのではありません。
今も活躍する姫路のモノレールを探します。
太陽公園
パンフレットに「観光と福祉の融合」とあります。 以下はホームページからの引用です。
1.世界旅行が難しい障害者の方に世界旅行の気分を体験していただく。
単なるミニチュアではなく、実際に歩いてみたり触れてみたり体験できるような大きさと規模にしております。
2.観光客や地域社会とのつながり
観光地とすることによって、色々な方々に来ていただき、社会福祉・障害者福祉を身近に感じていただく。逆に利用者様に
とっては、閉塞しがちな福祉施設に外部の風を常に取り入れ、人の目に触れることにより、社会性の維持と生活のハリを感
じることができる。
3.障害者の就労の場
「働く」ということは、経済活動に参加することと共に「生きがい」でもあるとおもいます。
だから・・・観光地という、働く場所ごと作りました。
ウエルカムハウス「スワン」の奥から白鳥城行のモノレールがあります。
立派な門柱には「太陽王国 白鳥城」、正面には「完全参加と平等」・「国際福祉都市 太陽」・「愛の貫徹」と書かれた三つ
の黒御影石の立派な石碑があります。裏面には生涯を社会福祉に捧げ太陽公園を造った門口堅蔵氏(昭和2年ー平成27年)の熱
い言葉が刻まれていますが省略させていただきます。
姫路モノレール白鳥城線
嘉穂製作所製 登録商標 スロープカー 法律上はエレベーターに分類さていれます。 平成21年完成
レール長 183m 60m/秒 傾斜 19度 40人乗り×2 片道3分
もう一つの多聞小唄(花山東団地)3 日本初の斜行エレベーター ここは花山東城?(2019.4.26)をご覧ください。
ウエルカムハウス「スワン」の奥から出発します。駅にホームドアがあります。下の車両に乗る場合は階段があります。
出発します。白鳥城行のモノレールは、上り 10 30 50 下り 00 20 40 混雑時はピストン運転。
東側からの撮影です。モノレールは有人運転で下の車両で運転運転します。
西側からの撮影です。間もなく白鳥城に到着です。
白鳥城の駅になります。
レールのホームの反対側にモノレールの動輪の歯車を受けるラックがあります。レール側に黄色の暖衝機があります。レール
のホーム側に3本の集電用のレールがあります。
ラック部分の拡大と正面からの写真です。横方向の導輪と集電装置のようなものが見えます。
白鳥城は南ドイツのイノシュヴァンシュタイン(直訳すれば新しい白鳥地区の石城)城を3分の2サイズで建設、7階建て高さ
は45mあります。イノシュヴァンシュタイン城はディズニーランドのシンデレラ城のモデルとも言われ世界一美しい城として年
間100万人もの観光客が訪れます。しかしお城としては新しく日本では明治の初めに18年の歳月をかけて造られた鉄骨組コン
クリートのお城です。お城を作ったバイエルン王ルートヴィヒ2世は「狂王」「メルヘン王」とも呼ばれ謎の死を遂げます。
お城の周辺にはいくつかのドイツ風の建物がありますがいずれも太陽グループの福祉関係の建物です。海外から技術者を
招き障害者に技術を習得させ社会復帰・社会参加を目指す500棟の城下町「匠の街レインボー」の計画もあったそうです。
石のエリア
石のエリアの入り口は兵馬俑の皆さんが隊列を離れて談笑する平和な光景です。
取材費は、賽銭と図書館のコピー代のみが経営方針の当ブログでは白鳥城内やモノレールの内部、石のエリア内の写真は有りま
せんのでご了承ください。入場料はモノレール代込みで大人(高校以上)1300円小人(小中学生)600円です。
イノシュヴァンシュタイン城とパリの凱旋門が見える不思議な光景です。ネットの情報ですが白鳥城の建設費が40億円、総建
築費は160億円だそうです。社会福祉に隠れて営利事業を行っているようでもありませんし、社会福祉の補助金を流用している
わけでもないようで巨額の建設費はどこからと考えてしまいますが太陽公園のホームページでは
太陽公園 ~それは、一人の男の夢から始まった~ とあります。夢には夢を実現させる力があるのかもしれません。
パリの凱旋門とグアムのラッテ・ストーン。ラッテ・ストーンはキノコの様に石が積んでありますが転がったままです。
白鳥城のいわれ
姫路城は白鷺城、白鳥城とはまさかまぎらわしい名前で観光客を勘違いで誘導する目的?そんなことも100年前なら出来たか
もしれませんが、由緒正しいいわれがあります。
「希望の像 白鳥台」があります。白鳥台は高度成長期に造られは大規模なニュータウンです。ちなみにローソンは姫路白鳥
店、ローソンの前の信号は白鳥台三丁目になります。
白鳥台の名前は白鳥池に由来します。池の周辺の住宅地は高原リゾートぽく造成され高級な雰囲気です。白鳥池の名は白鳥明神
に由来します。「播磨鑑によると天文11年河内国より白鳥明神を勧進、5月5日の鶏合わせの神事が有名であっとある」と書か
れています。河内国の大阪府羽曳野市には白鳥陵古墳と白鳥神社があります。これが白鳥伝説の日本武尊をお祀りした白鳥明神で
あります。白鳥の名は日本武尊の白鳥伝説に由来するものです。なお、白鳥明神・白鳥池は「しらとり」と読み、白鳥台は「はく
ちょう」と読みます。また「しらとり」が「はくちょう」と変わった最初の例は昭和29年、姫路市に合併を機に校名を変更した
「白鳥小学校」だと思います。白鳥台の郵便局は昔の村名のままの姫路打越簡易郵便局です。
ドイツの古城といえば
番外編 9 解体進む高尾団地・姫路モノレール大将軍駅 船場本徳寺とその界隈(2017.6.9)
番外編 13 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅 解体完了まとめ(2018.1.26)
で船場本徳寺に残る、第1次世界大戦でのドイツ人捕虜が故郷をしのんで作った古城の模型を紹介しました。
大正3年8月25日、日英同盟のもと日本は英国の要請を受け第1次世界大戦に参戦、青島要塞を攻撃、11月7日青島要塞は
降伏約4700人が捕虜となります。東洋での戦いは早々に終わりますがヨーロッパでの戦いは延々と大正7年まで続きます。本
格的な捕虜収容所が出来るまでの間、お寺などに分散して収容されます。模型には1915(大正4年)の文字がありこの間に制
作されたと思われます。噴水として造られたそうで是非とも復元してほしいものです。
山麓の城門から道が続いてアーチ橋やトンネルなどを通って山頂のお城に至ります。お城からビー玉を転がせば山麓の城門に
まで転がるようなリアルさ、精巧さがあります。(実際は転がりません)
山頂のお城は丸い城壁が一重の単純は形ですが城壁の断面まで精密に作ってあります。水盤になっていたのかもしれません。
ルートヴィヒ2世がロマンと妄想で造ったイノシュヴァンシュタイン城、ドイツ人捕虜が故郷を偲んで作った城、思いに重なる
部分があるのかもしれません。どこか似ている気がします。
モノレールは北西をめざす!?
非常に汚い写真になってしまいましたが地図は
番外編 5 高尾団地解体 姫路モノレール延伸計画と船場ビル群(前編)(2017.3.10)
番外編 6 姫路モノレール延伸計画船場ビル群(後編)ついでに復活計画(2017.3.17)で使用したものです。
「ついでに復活計画」で私は、もしモノレールが名古山・書写山の方向を向いて作られていたら、その後の市街化を考えれば
交通機関として生き残れたたかもしれないと書きましたが、男山八幡宮線と白鳥城線を地図に書き込めば姫路モノレールが北西
に向かおうとする地下のマグマ活動は今も続いていると思われるのですが。
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今も活躍する姫路のモノレールを探します。
太陽公園
パンフレットに「観光と福祉の融合」とあります。 以下はホームページからの引用です。
1.世界旅行が難しい障害者の方に世界旅行の気分を体験していただく。
単なるミニチュアではなく、実際に歩いてみたり触れてみたり体験できるような大きさと規模にしております。
2.観光客や地域社会とのつながり
観光地とすることによって、色々な方々に来ていただき、社会福祉・障害者福祉を身近に感じていただく。逆に利用者様に
とっては、閉塞しがちな福祉施設に外部の風を常に取り入れ、人の目に触れることにより、社会性の維持と生活のハリを感
じることができる。
3.障害者の就労の場
「働く」ということは、経済活動に参加することと共に「生きがい」でもあるとおもいます。
だから・・・観光地という、働く場所ごと作りました。
ウエルカムハウス「スワン」の奥から白鳥城行のモノレールがあります。
立派な門柱には「太陽王国 白鳥城」、正面には「完全参加と平等」・「国際福祉都市 太陽」・「愛の貫徹」と書かれた三つ
の黒御影石の立派な石碑があります。裏面には生涯を社会福祉に捧げ太陽公園を造った門口堅蔵氏(昭和2年ー平成27年)の熱
い言葉が刻まれていますが省略させていただきます。
姫路モノレール白鳥城線
嘉穂製作所製 登録商標 スロープカー 法律上はエレベーターに分類さていれます。 平成21年完成
レール長 183m 60m/秒 傾斜 19度 40人乗り×2 片道3分
もう一つの多聞小唄(花山東団地)3 日本初の斜行エレベーター ここは花山東城?(2019.4.26)をご覧ください。
ウエルカムハウス「スワン」の奥から出発します。駅にホームドアがあります。下の車両に乗る場合は階段があります。
出発します。白鳥城行のモノレールは、上り 10 30 50 下り 00 20 40 混雑時はピストン運転。
東側からの撮影です。モノレールは有人運転で下の車両で運転運転します。
西側からの撮影です。間もなく白鳥城に到着です。
白鳥城の駅になります。
レールのホームの反対側にモノレールの動輪の歯車を受けるラックがあります。レール側に黄色の暖衝機があります。レール
のホーム側に3本の集電用のレールがあります。
ラック部分の拡大と正面からの写真です。横方向の導輪と集電装置のようなものが見えます。
白鳥城は南ドイツのイノシュヴァンシュタイン(直訳すれば新しい白鳥地区の石城)城を3分の2サイズで建設、7階建て高さ
は45mあります。イノシュヴァンシュタイン城はディズニーランドのシンデレラ城のモデルとも言われ世界一美しい城として年
間100万人もの観光客が訪れます。しかしお城としては新しく日本では明治の初めに18年の歳月をかけて造られた鉄骨組コン
クリートのお城です。お城を作ったバイエルン王ルートヴィヒ2世は「狂王」「メルヘン王」とも呼ばれ謎の死を遂げます。
お城の周辺にはいくつかのドイツ風の建物がありますがいずれも太陽グループの福祉関係の建物です。海外から技術者を
招き障害者に技術を習得させ社会復帰・社会参加を目指す500棟の城下町「匠の街レインボー」の計画もあったそうです。
石のエリア
石のエリアの入り口は兵馬俑の皆さんが隊列を離れて談笑する平和な光景です。
取材費は、賽銭と図書館のコピー代のみが経営方針の当ブログでは白鳥城内やモノレールの内部、石のエリア内の写真は有りま
せんのでご了承ください。入場料はモノレール代込みで大人(高校以上)1300円小人(小中学生)600円です。
イノシュヴァンシュタイン城とパリの凱旋門が見える不思議な光景です。ネットの情報ですが白鳥城の建設費が40億円、総建
築費は160億円だそうです。社会福祉に隠れて営利事業を行っているようでもありませんし、社会福祉の補助金を流用している
わけでもないようで巨額の建設費はどこからと考えてしまいますが太陽公園のホームページでは
太陽公園 ~それは、一人の男の夢から始まった~ とあります。夢には夢を実現させる力があるのかもしれません。
パリの凱旋門とグアムのラッテ・ストーン。ラッテ・ストーンはキノコの様に石が積んでありますが転がったままです。
白鳥城のいわれ
姫路城は白鷺城、白鳥城とはまさかまぎらわしい名前で観光客を勘違いで誘導する目的?そんなことも100年前なら出来たか
もしれませんが、由緒正しいいわれがあります。
「希望の像 白鳥台」があります。白鳥台は高度成長期に造られは大規模なニュータウンです。ちなみにローソンは姫路白鳥
店、ローソンの前の信号は白鳥台三丁目になります。
白鳥台の名前は白鳥池に由来します。池の周辺の住宅地は高原リゾートぽく造成され高級な雰囲気です。白鳥池の名は白鳥明神
に由来します。「播磨鑑によると天文11年河内国より白鳥明神を勧進、5月5日の鶏合わせの神事が有名であっとある」と書か
れています。河内国の大阪府羽曳野市には白鳥陵古墳と白鳥神社があります。これが白鳥伝説の日本武尊をお祀りした白鳥明神で
あります。白鳥の名は日本武尊の白鳥伝説に由来するものです。なお、白鳥明神・白鳥池は「しらとり」と読み、白鳥台は「はく
ちょう」と読みます。また「しらとり」が「はくちょう」と変わった最初の例は昭和29年、姫路市に合併を機に校名を変更した
「白鳥小学校」だと思います。白鳥台の郵便局は昔の村名のままの姫路打越簡易郵便局です。
ドイツの古城といえば
番外編 9 解体進む高尾団地・姫路モノレール大将軍駅 船場本徳寺とその界隈(2017.6.9)
番外編 13 高尾団地・姫路モノレール大将軍駅 解体完了まとめ(2018.1.26)
で船場本徳寺に残る、第1次世界大戦でのドイツ人捕虜が故郷をしのんで作った古城の模型を紹介しました。
大正3年8月25日、日英同盟のもと日本は英国の要請を受け第1次世界大戦に参戦、青島要塞を攻撃、11月7日青島要塞は
降伏約4700人が捕虜となります。東洋での戦いは早々に終わりますがヨーロッパでの戦いは延々と大正7年まで続きます。本
格的な捕虜収容所が出来るまでの間、お寺などに分散して収容されます。模型には1915(大正4年)の文字がありこの間に制
作されたと思われます。噴水として造られたそうで是非とも復元してほしいものです。
山麓の城門から道が続いてアーチ橋やトンネルなどを通って山頂のお城に至ります。お城からビー玉を転がせば山麓の城門に
まで転がるようなリアルさ、精巧さがあります。(実際は転がりません)
山頂のお城は丸い城壁が一重の単純は形ですが城壁の断面まで精密に作ってあります。水盤になっていたのかもしれません。
ルートヴィヒ2世がロマンと妄想で造ったイノシュヴァンシュタイン城、ドイツ人捕虜が故郷を偲んで作った城、思いに重なる
部分があるのかもしれません。どこか似ている気がします。
モノレールは北西をめざす!?
非常に汚い写真になってしまいましたが地図は
番外編 5 高尾団地解体 姫路モノレール延伸計画と船場ビル群(前編)(2017.3.10)
番外編 6 姫路モノレール延伸計画船場ビル群(後編)ついでに復活計画(2017.3.17)で使用したものです。
「ついでに復活計画」で私は、もしモノレールが名古山・書写山の方向を向いて作られていたら、その後の市街化を考えれば
交通機関として生き残れたたかもしれないと書きましたが、男山八幡宮線と白鳥城線を地図に書き込めば姫路モノレールが北西
に向かおうとする地下のマグマ活動は今も続いていると思われるのですが。
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