姫路城世界遺産登録30周年記念、平成中村座の姫路城公演です。令和5年5月3日から同27日まで姫路城三の丸広場で行わ
れました。
事業主の氏名は大嘉産業株式会社になっています。テント等の膜構造物の大手です。ホームページに平成中村座の移動歌舞伎小
屋を各地で施工とあります。注文者は関西テレビ放送株式会社ビジネス本部となっています。関西テレビ開局65周年記念事業で
もあるそうです。
写真は4月20日です。歌舞伎と当ブログは何の関連もありません。ただ巨大な仮設建物の建設を見たいと来てみましたが少々
遅かったようです。後ろに回ると工事中の内部を見ることが出来ました。(番外編の高尾団地所在地姫路関連と言う事でご了承を)
座席数は数えませんでしたが二階席もある巨大なものです。
平成中村座の賑わい
たくさんのお客様が来られています。各公演とも10時半から20枚程度の当日券の整理券が配られましたが即無くなり連日満
員御礼が続きました。
三十軒長屋は芝居小屋の前お土産物商店街です。
実は裏から少し観れます。
落語で芝居をタダで見る方法として。芝居小屋のむしろ(昔はテントなどありませんから芝居小屋はむしろ張り構造でした)
の隙間にお尻を突っ込んでいるとそんなところから出てはいけないと中に押し込んでくれる、と言う話が有りますが少しだけなら
タダで観れます。そう言えば昭和30年代まだお祭りに見世物小屋があった頃、呼び込みのおじさんが口上と共に幕を少し上げ中
をチッラと見せていました。最後の数分間、舞台後ろの幕が開きます。
客席のお客様からは姫路城の天守閣をバックにお芝居をしていることになります。小倉城公演でも同じような演出があったよう
です。昔の芝居小屋の伝統的な手法であったかはどうかは知りません。
どうかこの後は姫路でお泊りになってゆっくり観光をお楽しみくださいと姫路観光のPRに協力されていました。姫路の観光は
宿泊客が極端に少ないことが課題です。姫路の夜は姫路城のライトアップ以外何もありません。
幕が閉まった後、無料席にも挨拶してくださいました。。「中村屋」「日本一」の声が飛びます。
カーテンコールです。「ありがとうございました」のプラカードが見えます。学生さんの団体さんがあったようです。
全員総立ちです。眠かったと言っていた学生さんも本物の歌舞伎を観た体験は今後の人生できっとやくにたちますよ。
5月31日です。建設過程が見れませんでしたので解体過程を見ようと行ったのですが少し早かったようです。
テントを巻きとって、ボルトとナットを外して鉄骨を分解していきます。
6月8日です。他の取材や雨や通院で大屋根の解体には間に合いませんでした。手前に大屋根の部材があります。
写真左のH型鋼は基礎専門の仮設資材リース会社の名前があります。阪神淡路大震災で山陽新韓西明石駅の補修工事に集められ
た大量のH鋼を見て感心していましたが専門の会社まであるのですね。移動歌舞伎小屋セットもリースになります。歌舞伎小屋だ
けのための部材も多くありますが何回も公演してますので資金は回収できたかもしれません。
さくらサーカス姫路公演㏌姫路城
こちらも姫路城世界遺産登録30周年記念事業で令和5年2月11日から同6月4日まで開催されました、さくらサーカス姫路
公演㏌姫路城です。姫路城の内堀外側の南東角になります。
サーカス小屋は究極の移動に便利な建物です。
今回は企画倒れでまことに申し訳ございませんでした。
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