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議論 de 資格取得

資格勉強を始めて早10年以上。様々な資格にどう向き合うか綴ります。

【H14年度】事例Ⅰ 採点基準

2021-09-28 23:28:59 | H14年度

テーマ

 

第1問(10点)経営環境分析(外部環境)

         中小企業の経営への影響

   <採点基準>

    【影響】

    ・競合との技術競争がグローバル化(4点)

    ・顧客からの価格面での圧力(4点)

    ・顧客からの幅広い対応力を求めれる(4点)

    【結果】

    ・競合と差別化し顧客を獲得するための経営革新が求められる。(2点)

第2問 (20点×2)オペレーション(人的資源管理)

    人的資源管理上の課題

    <採点基準>

    【課題】顧客先に常駐する社員の管理・評価・育成方法の見直し。(5点)

    【対応策】①定期的に出勤させて報告書を提出。(5点)

         ②目標管理制度の導入。(5点)

         ③顧客先からの意見の取り入れ。(5点)

    【課題】SEのモチベーション向上。(5点)

    【対応策】①業績を給料に連動させる評価システム導入(5点)

         ②成績優秀者への表彰制度(5点)

         ③資格支援制度(5点)

第3問 (25点)経営戦略(事業構造)オペレーション(組織構造)

    組織構造と事業構造の問題点

    <採点基準>

    【問題点】

     ①地域別・顧客別・製品別が混在している組織構造である。(5点)

     ②開発と運用が複数の事業部で重複している。(5点)

     ③アウトソーシング事業が事業として独立していない。(5点)

    【改善策】

     ①3事業部制にする(5点)

     ②地域の事業所は営業本部に統合(2点)

    【効果】

     ・非効率な部分を解消し、アウトソーシング事業部の強化で収益力の向上(3点)

第4問 (25点)経営戦略(事業展開や事業構造)

    今後の戦略的事業展開の可能性

     <採点基準>

     【戦略的事業展開】

      ①付加価値の高い商品・サービスの提供(5点)

      ②エンドユーザー系の企業を中心に営業活動(5点)

      ③1社当たりの取引額が5000万円を超える取引先の増加(5点)

     【効果】

      ①1人当たりの売上高や営業利益率を高める(5点)

      ②収益構造を改善できる(5点)


【H14年度】事例Ⅱ採点基準

2021-08-24 18:14:11 | H14年度

テーマ

業績の維持・拡大のための新小売店のマーケティング戦略

第1問(10点) 内部環境(弱み)小売店を2年間で撤退しなくてないけなかった最も重要な理由

        最も重要な理由:収益があがらなかったから(5点)

        なぜ:顧客からの期待に応えられずに信用を失ったから(3点)

        なぜ:調理法や調理器具への質問に対して回答できる人材がいない(3点)

第2問(15点) 外部環境(脅威)・内部環境(弱み)新規事業開発でレストラン事業への進出を断念した最も重要な理由

       理由:レストラン事業の経験(ノウハウ)がなかったから(8点)

       弱み:B社の強みが輸入高級食材の調達であるから(3点)

       脅威:高級レストラン市場が縮小している(4点)

       脅威:他社が苦戦している市場だから(4点)       

第3問(40点)(設問1)(15点)オペレーション(ターゲット、商品)

        新しい小売店のターゲットと品揃え戦略

        対象①:日常簡便なクッキングする人向け(2点)

        何を①:素材にこだわった中食の充実(3点)

        対象②:趣味でクッキングをする人向け(2点)

        何を②:珍しい食材や調味料の確保(3点)

        対象③:遠方からの人向け(2点)

        何を③:問い合わせに応える商品の強化(3点)   

       (設問2)(15点)オペレーション(ターゲット、サービス)

        新しい小売店のターゲットとサービス

        実施サービス①:専門知識をもつ店員による接客で顧客の質問に的確に応える(5点)

        実施サービス②:食材に合う料理法の提案(5点)

        実施サービス③:HPに取扱商品のカタログを載せ、インターネット販売もできるようにする(5点)

       (設問3)(10点)内部環境(経営資源)

        Mシェフの活用方法

        活用方法:Mシェフのブランド力を生かし、B社の広告塔(認知度アップ)として活用する。(5点)

        具体策:HPやマスコミなどで紹介する(3点)

        具体策:「Mシェフのご推薦」という内容の記事を用いる(3点)

        具体策:B社の食材を使ったレシピづくり(3点)

第4問(35点)(設問1)(15点)オペレーション(応用マーケティング)

        顧客管理のためのどのような情報をどのように収集し、どのように活用するのか?

        情報内容(どのような情報を)顧客情報(使命、年齢など)、購入情報(内容、時期、金額など)(5点)

                              情報収集方法(何をどのように)①:顧客情報を顧客カード作成時に入手する(5点)

           情報収集方法(何をどのように)②:顧客の購買履歴情報をPOS情報と顧客カードを連動させる(5点)

        活用方法:売上に貢献してくれる顧客を選別し、より効果的な販売促進活動に活かしていく。(5点)

       (設問2)(10点)オペレーション(ターゲット、プロモーション)

        新しい小売店のターゲットとプロモーション戦略

        ターゲット:全国の消費者対象(3点)

        活用資源:顧客データベース(3点)

        プロモーション①優待割引券やお得な商品・珍しい商品等の案内を入れたDMの定期配信(2点)

        プロモーション②:友人紹介制度(2点)

       (設問3)(10点)オペレーション(応用マーケティング)

        ポイント制度を活用する場合のプレゼント特典

        特典①Mシェフのレストランへ招待(5点)

        特典②B社主催の料理教室への招待(5点)

        特典③Mシェフの出張サービス(5点)


【H14年度】事例Ⅳ 採点基準

2021-02-19 21:45:47 | H14年度

テーマ

収益性が高い、財務的にも健全な経営体質への改善

第1問(30点)内部環境分析(経営分析)

   ①(a)売上高営業利益率(1点)

                       ※売上高対人件費比率(1点)

    (b)1.97%(1点)

           ※11.99%(1点)

     (c)売上がX社より低いのに、人件費が高い。(2点)

      (利息が多い)

                       収益性が低い。(2点)

    (d)曜日・時間帯ごとの売上実績に合わせた人員配置(2点)

      人員整理などで人件費を減らす。(2点)

      役員報酬を業績連動型にし、従業員の賞与をストックオプション(2点)   

      借入金を早く返済し支払利息を減らす(2点)

   ②(a)棚卸資産回転率(1点)

       ※商品回転率(1点)

    (b)3.83回(1点)

    (c)売上がX社より少ないのに、商品在庫が多い(2点)

      資本効率がX社に比べて悪い点である。(2点)

    (d)売上把握だけではなく、売筋、死筋の分析を行う(2点)

                      在庫水準の適正化を図る。(2点)

   ③(a)有形固定資産回転率(1点)

       ※固定資産回転率(1点)

       (b)6.89回(1点)

       ※5.91回(1点)

       (c)自社ビルが一部倉庫に使われているので(2点)

                       固定資産が有効に活用されていなく効率性が低い。(2点)

     (d)自社ビルの倉庫部分を縮小(売却)する。(2点)

      販売スペースを拡大して売上の増加を図る。(2点)

第2問(30点)内部環境分析(キャッシュフロー計算書)

   (設問1)(13点)営業活動CF

   (設問2)(7点)営業CFの状態

                   ①商品の在庫の増加分を仕入債務で補填している状況(3点)

                   ②本業で稼いでいる状況でなく、好ましい状況ではない。(4点)

第3問(15点)オペレーション(為替リスク)

   (設問1)(5点)為替リスク回避の方法

     ①仕入時点での為替レートで。(2点)

     ②為替予約を行う。(3点) 

   (設問2)(1)(5点)どのようなオプションを手にいれるべきか?

         ①現地通貨の(2点)

         ②コールオプションの買い(3点)

        (2)(5点)オプションの満期日での対処方法

         ①行使価格より高い(円安)ならば行使価格で決済する。(3点)

         ②行使価格より安い(円高)ならば権利(オプション)を行使せず、満期日のレートで決済する。(3点)

第4問(20点)オペレーション(期待値)

   (設問1)(10点)期待値で評価した場合、有望な事業。

                      ①期待値が4%で最も高い(5点)

      ②中古本販売が今後有望である(5点)

   (設問2)(10点)設問1にプラスしてリスクも考慮した事業評価

      ①リスクが15.6%が最も高いのは中古本販売。(5点)

      ②リターンが3でリスクが3.16%の書籍インターネット販売が有望。(5点)

      ③中古本販売はハイリスク・ハイリターン事業である。(5点)

第5問(15点)オペレーション(情報システム)

   (設問1)(7点)書籍店舗販売を促進できる方策

      ①売れ筋・死に筋情報をもとに売れ筋を強化する。(4点)

                      ②曜日ごとの客層に合わせて、特設コーナーやPOPを設置する。(4点)

   (設問2)(8点)仕入発注業務の改善のための方策

      ①自動化により業務の効率化を図る。(4点)

      ②在庫水準の適正化のための在庫管理の徹底に役立てる。(4点)


【H14年度】事例Ⅲ 採点基準

2020-10-11 09:34:01 | H14年度

テーマ

業績低迷を打破するためのセールスポイントの見直し、生産面での改善計画 

第1問(20点)環境経営分析(外部環境、内部環境)、企業戦略(セールスポイント)

   環境分析、及び、そこから導かれるセールスポイント

   <採点基準>

   強み:4点、①立地の良さ(2点)、②高品質な製本技術(2点)

   弱み:4点、①従業員の高齢化(2点)、②労働分配率の高さ(2点)

   機会:4点、①短納期要請(2点)、②小ロット(2点)

   脅威:4点、①製本需要の低迷(2点)、②価格競争(2点)

   セールスポイント:MAX4点、①高品質な上製品(2点)、②小ロット受注(2点)、③短納期(2点)

第2問(60点)(設問1)(20点)オペレーション(生産計画)

        最も重要だと考える提案

        <採点基準>

        ・重要な提案:毎週木曜日に翌週の計画を立てるのをやめて(4点)

               毎日、生産実績と計画を対比させて計画を見直すように変更する。(4点)

               前工程から後工程までトータルで生産計画・管理(4点)

        ・現状:飛び込み受注や設備不調によるラインの停止、重要な得意先からの飛び込み注文の優先で

            生産計画通りに進まない。(4点)

            前工程から本工程に投入するまで時間的に余裕がある。(4点)

            工程の混乱が起きている(2点)

            納期遅れが生じている(2点)

       (設問2)(20点)オペレーション(生産の実施)

        (a)(4点)改善強化すべき工程

          <採点基準>

           本工程(4点)

        (b)(16点)その工程を選んだ根拠

          <採点基準>

           段取り替えによる時間や生産スピードにばらつきがあるから(4点)

           設備不調によるラインの停止が起こらないようにすべきだから(4点)

           飛び込み注文を残業対応してコストがアップしているから(4点)

           重要顧客を優先するので工程が混乱して納期に影響が出ているから(4点)

       (設問3)(20点)オペレーション(生産統制)

         作業管理上の改善案(具体的な改善手順とともに)

                               問題点:①本工程の段取り作業が1回につき45分間かかっていて、1日の生産量を大きく減らしている。 (4点)

            ②各ロットの使用によって段取り替えに要する時間や生産スピードにばらつきがある。(4点)

         改善手順案:①内段取りの外段取り化を可能な限り実施する(4点)

               ②外段取りは作業手順の明確化し時間短縮を図る。(4点)

               ③内段取りは10分未満の実施を目標に作業手順や人員配置を見直す。(4点)

               ④ばらつきをなくすために、各ロット仕様に合わせた標準マニュアルを作成する(4点)

               ⑤作業員全員に教育を行うことで作業スピードを高める(4点)

         今後:生産量を増やすことで短納期対応ができる段取り体制を作る(4点)

 

第3問(20点)オペレーション(情報システム)

       顧客へのサービス向上、利便性提供の観点から考えられる支援システム

       <採点基準>

       支援システムの概要:生産情報をリアルタイムで営業担当者が利用できる情報システムの開発。(5点)

       具体的に:営業担当者にパソコンを携帯させて顧客先へ持っていく(5点)

            営業担当者は客先でパソコンにより生産に関する情報をリアルタイムで受け取る(5点)

            その場で納品予定日を顧客に伝えて満足度を高める(5点)


H14事例Ⅱを終えて

2017-05-04 23:33:52 | H14年度

食品卸メーカーの話であって、結構理解はしやすかったと思う。第一問は通常通り顧客サービスの低下があったことをいえば、よかったのかと思った。第二問はレストランノウハウがないことと意外に簡単にできた。第三問がいよいよ山場であるが、機会を見つけるのに一つしかみていなかった。本当にそこでよかったのだろうか。。。同じ文章を品揃えとサービスに置き換えているので、やりずらかった。