忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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続・これはどう見てもLT。「ポータブルモニター IPS LCD PCエンジン」12月23日発売

2022年12月17日 | 瓦版


▼楽天大感謝祭、19日20時スタート


12月19日20時〜26日1時59分★楽天大感謝祭

予想通りに来た大感謝祭。
楽天の大規模セールは年内これが最後なので、年越し用の買い物忘れや
年明けの用意がまだ済んでいない方、年末年始にかけて旅行計画を立てている方、
ふるさと納税を考えている方などはこれがラストチャンス。
現在事前登録を受け付け中。私も早速登録した。

発売中■Switch:amiibo オクトリング
発売中■Switch:amiibo コジャケ

インクリングは完売したが、17日現在オクトリングとコジャケが在庫あり。



▼これはどう見てもLT。「ポータブルモニター IPS LCD」12月23日発売


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10月22日発売■ETC:PCE用 ポータブルモニター IPS LCD - PCエンジン
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10月22日発売■ETC:PCE用 ポータブルモニター IPS LCD - PCエンジン

あれ?これは以前に紹介したのでは?とデジャヴュを感じながら
過去記事を漁ったら2020年10月にコロンバスサークルからほぼ同じ商品が発売されていた。
要するに少しだけ機能を改善しパッケージをリニューアルした再発商品ということか。
というわけで、以降は2020年10月にアップした

【関連記事】これはどう見てもLT。「ポータブルモニターLCD PCエンジン」10月22日発売

がベースになっている。

なんと2022年も暮れようというタイミングで、PCエンジンの背面にある拡張バスに接続して
使用するLCDモニターがコロンバスサークルから発売される。
エンジン愛好家のジジィゲーマーの9割が、この写真を見てすぐに「LTじゃないか」
突っ込みを入れたであろうことは想像に難くない。
2020年10月から2年と2ヶ月が経過し、初代モデルも綺麗に完売したところで
商品名に『IPS』を追加しての再発売。

PCエンジンと言えば、当時のウリのひとつが『コア構想』と言われる拡張性の高さだった。
初代ホワイトエンジンの後に発売されたコアグラフィックスのコアとは、
まさにこのコア構想のコアである。
CDロムやカラオケアンプなど様々な周辺機器をドッキングして
どんどん遊びをゲームの外にまで広げますよ、との触れ込みだったが
結局エンジンは初期にぶち上げたコア構想をうまく活かし切れず、
行き場を失ったハードや周辺機器の多くをまとめて「コア構想の墓場」などと揶揄する声も多かった。

今更なんの自慢にもならないが、CDと切り離した哀しきシャトルも、
ゲームボーイを小指で弾き飛ばすほどの高画質だったGTも、
不恰好なスーパーCDロム2も、ROMROMカラオケまで我が家にはあった。
しかしLTだけは、LTだけは無かったのである。


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発売中■書籍:CONTINUE SPECIAL PCエンジン

「PCエンジンLT」の「LT」とは「ラップトップ」の略であり、
その後「PSone COMBO」などにも受け継がれたモニター一体型のゲーム機である。
4インチTFT液晶を採用し、価格も99,800円と
ゲーマーの財布の中身を無視した価格設定に悔し泣きをしたゲーマーも多かろう。
LTとCDロムロムを合体させた時の勇姿は
メガドライブにメガCDと32Xを乗せた時に匹敵するインパクトを持っていた。

今回再販される「ポータブルモニター IPS LCD PCエンジン」は
1万円でLTを擬似再現できる夢のマシン。
2020年モデルからの変更点は、視野角が広くより鮮明なIPS液晶バネルを採用しているところ。
通常のACアダプタだけでなくポータブルバッテリー給電にも対応しているため外出先でのプレイも楽しめる。
画面比率切り替えスイッチを装備し、
「スタンダード(4:3)」と「ワイド(16:9)」の切り替えが可能になっていたり、
「HDMIケーブル」経由でテレビへの出力にも対応するなど、痒い所に手が届く仕様になっている。

モニターを閉じた姿や表面のロゴまでそっくりでフフッと笑ってしまった。
「PCエンジンmini」が接続できれば文句なしだったが
接続可能なのは初期型PCエンジン(いわゆるホワイトエンジン、白色本体)、
PCエンジンコアグラフィックス、PCエンジンコアグラフィックスⅡの3機種のみ。
CDロムは動かなくてもHuカードは動くというレトロゲーマーは多かろうし
miniに未収録のソフトをHDMI出力でテレビで遊ぶチャンスと考えると良い買い物かもしれない。

現在レトロゲームの取引価格が天井知らずにになっていることもあり、
Yahoo!オークションでたまに見掛けても10万超えは当たり前、新品なら30万超えもあるLTは
まさにジジィゲーマーにとっては憧れの星のひとつと言えるだろう。
本家よりも機能の充実した本商品が1万強で手に入るならジジィゲーマーには安い買い物ではないか。

一度ならず二度までも擬似LT再現商品を発売してくれたコロンバスサークルに改めて感謝を。

コメント (2)
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新たな一歩を踏み出した「ソニックフロンティア」はシリーズの転換点

2022年12月17日 | 作品紹介(ゲーム)


▼新たな一歩を踏み出した「ソニックフロンティア」はシリーズの転換点


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Switch、PS4、PS5、Xbox Series X|S、Steamで発売中の「ソニックフロンティア」。
シリーズで初めてオープンワールドを導入し、タイトル通り新しいフィールドを開拓するソニックシリーズの最新作。
世間の波に乗り遅れることに焦りを感じなくなってきたジジィゲーマーにも目をかけてくださるセガ様から
有難くもソフトをいただいてしまった。いつもありがとうございます。
プレゼント用に予約していた分はそのままリクエスト主のもとに嫁いでいったので、
改めて私用にSwitch版をリクエストした。
選択肢にXbox版があればそれでも良かったのだが、やはり携帯モードのあるSwitchが手軽で良いと判断。
ちょうど昨日よりニンテンドーeショップにて無料体験版の配信も開始されたので
20時間ほどプレイしたところまでの感想をざっと書いておきたい。
なお、体験版はSwitch版のみで序盤(約15分間)のゲームプレイが可能となっている。



まず最初に、プロモを見た多くの人がぼんやりと感じているであろう
「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のソニック版なのかという疑問について。
これはYESともNOとも言える、非常に微妙なところを攻めた作品になっている。
眼前に広がる景色のどこにでもいける「ゼルダBotW」は緻密で膨大なデータの積み重ねの上に
世界が構築されているが、「ソニックフロンティア」はもっとゲーム然している。
ゼルダが大自然そのものだとすれば、本作は自然を切り崩して造ったテーマパークのような空間であり、
肝となるアクションは、メガドライブで発売された「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」がウリにしていた
『音速ネズミが駆け回るハイスピードアクション』を受け継いでいる。
謎を解明してマップの隠された部分を開示し、少しずつ核心に迫っていくストーリー部分を縦軸に、
レールや浮遊する床を使って楽しむアスレチック的な楽しさを横軸にして
「これまでのソニック」と「これからのソニック」をこの1本のソフトの中に共存させている。
そしてその大胆なチャレンジは、大筋において成功していると言っても良いのではないか。

まず驚くのが、一部のタイトルを除きゲーマー向けの難度にチューニングされることの多い
セガのゲームにしては、初心者に対する細やかな配慮が行き届いていること。
難易度設定の細かさ、チュートリアルの丁寧さ、読み込み時間を使って
アクションの練習が好きなだけできる予習・復習のシステムなど、
オープンワールドになって戸惑うシリーズファンや、本作から初めてソニックに触れる
新規ユーザーのことを想定して可能な限り間口を広げようと努力している。
ただし本編に突入するや、それまで引いてくれていた手をすっと離し
「さぁどこへでも行きなさい」と言われて、ああやっぱりそうかと思い直したりもするのだが
本作におけるバランス調整と初心者救済の気遣いは、セガの新しい一面と言っていいかも知れない。
少し冷えたトーンのグラフィックやBGMでまとめられたフィールドを走り回っていると、
「ゼルダBotW」とはまた違う、新しいソニックの世界がわかってきてより楽しくなる。
じっくり探索するだけでは「らしさ」が足りないと思ったのか
意味もなくレールや跳ね返り台が出てきたりもするのだが、この無機質な世界に妙に似合っていて違和感はない。
一番近いのは何だろうと遊び続けてふと浮かんだのが、映画「ハンガーゲーム」だった。
わかる人にはわかるだろうか。

ひとつひとつのステージがそれほど広大ではなく、さらにエリアで区切られているので
私のようにオープンワールドに未だに慣れないジジィゲーマーでも楽しく遊ぶことが出来るのは嬉しい。
ゲームのボリュームについては上級者と初心者とで意見の分かれるところだろうが
今ソニックはハリウッドにも進出して2本の映画が大ヒット、今週からはNetflixで配信されるなど
マリオと双璧の人気を誇るゲームキャラクターからさらに一段階上に登ろうとしているところなので
最大公約数を狙ったチューニングで正解だと私は思う。
(下手っぴなのでこれ以上難しくならないでくれという気持ちもアリ)

ここからは少し気になった点を。
まず何と言ってもテキストの小ささ。
本作はSwitch、PS4、PS5、Xbox Series X|S、Steamと2022年現在の主力ゲーム機を
全て網羅したソフトになっていて、SteamやPS5あたりでは気にならないかも知れないが
Switchの、特に携帯モードで遊ぶとほぼ読めない。近づけても遠ざけてもほぼ読めない。有機ELでもほぼ読めない。
メガネ屋で新調する際に「遠近両用にしときますか?」がデフォの質問になっている私にとって
この文字の小ささはもはやイジメの域に達している。
多くのハードで発売されるソフトなのだから、そのハードの特性まで考えて最適化して欲しい。
ライト層やキッズ層も多いSwitchは、多少ゲーム画面のデザインを崩してでも文字を大きくするべきだった。

もうひとつはストーリー、というかテキストについて。
既に多くの方が指摘しているが、自動翻訳のような違和感の残る台詞が
いくつか出てきて、その都度興醒めしてしまったのが惜しい。
洋画を日本に持ってくる際に翻訳家とは別に字幕監修を付けることがあるが
ああいった監修役を誰かつけても良かったように思う。
もっと言えば、ストーリーはもっと淡白にして、ソニックもリンクやマリオのように
会話をしないキャラクターまで先祖返りした方が、このクールな世界観には合っていたのではないか。

ソニックの仕切り直しとしては上々の仕上がり。
11月8日の発売から約1ヶ月で世界販売本数は250万本を突破し順調のようだ。
2023年には無料の大型アップデートを順次提供予定で
その先駆けとして12月22日に「ソニックのクリスマスコスチューム」の無料配信も行われる予定。
この路線を極めていけば、マリオとゼルダの美味しいトコ取りをした傑作になる可能性も十分秘めている。
あまり急いで続編展開はせず、じっくり時間をかけて問題点をクリアした続編の登場を期待したい。

「ソニックフロンティア」は現在発売中。
ニンテンドーeショップでは15日より無料体験版を配信中なので、まずはそちらでお試しを。





12月15日より配信開始■洋アニ:Netflixオリジナル|ソニックプライム

映画にゲームに活躍するソニックの新たな舞台はNetflix。
完全新作・全24話構成のアニメシリーズ。
こちらもチェックを。




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「ソニックフロンティア」はXbox Series X|S版もあり。
ちょうど現在デラックス版がセール中で、通常版よりも安値になっているので
Xboxユーザーはチャンス。

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