旅行とサッカーとブログで「余生を楽しく」

なでしこジャパン、フランス旅行、ヨーグルト手作り、ホストファミリー体験談、英語・TOEIC、血糖値改善体験談などの紹介

見てよし!食べてよし! 抹茶入りカッテージチーズの手作り

2023-01-12 23:02:16 | 健康食品・飲料
はじめに
いつかチャレンジしよう、と思っていた手作りの抹茶入りカッテージチーズ。抹茶味と鮮やかな緑色が楽しめる、「見てよし!食べてよし!」の抹茶入りカッテージチーズは手作りできるのだろうか?
ネットで抹茶入りカッテージチーズの作り方を調べた。「まず、カッテージチーズを作り、次に、完成したカッテージチーズに抹茶を混ぜる」という作り方しか見つからなかった。
私がトライしたいのは、牛乳に抹茶を混ぜてからカッテージチーズを作る方法。失敗覚悟で試作してみたが、結果はいかに?

抹茶の効果
お茶のポリフェノールであるカテキンが豊富に含まれている。
このカテキンの効果は、
  • 体脂肪を効率よく燃焼させるため肥満の予防やダイエット
  • 老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあり動脈硬化などアンチエイジング
その他の効果としては、
  • 認知症予防
  • リラクゼーション効果
  • 美肌効果
  • 虫歯予防
 
カッテージチーズの効果
 
ダイエットや筋トレに効果的ですが、詳細はこちらの記事をご覧ください。
 
準備と材料
 
準備するもの
  • ヨーグルトメーカー( Ideal Label )
  • 専用容器
  • こし器
  • ペーパータオル(水切り)
  • 保存容器
材料
  • 抹茶 小さじ2杯
  • 牛乳 成分無調整 400ml
  • レモンジュース 30ml
作り方は簡単
 
失敗するかもしれないので牛乳は400mlだけ使用。
レモンジュースは牛乳200mlにつき15ml使用なので30ml。
 
手順
  • 専用容器に成分無調整牛乳を入れる
  • 牛乳を入れた専用容器にレモンジュースを入れてよくかき混ぜる
  • 次に抹茶(小さじ2杯)を入れてよくかき混ぜる
  • ヨーグルトメーカーにセット
  • ヨーグルトメーカーの加熱温度65℃、加熱時間1時間に設定
  • 1時間経過後、1時間の水切り
なお、この作り方は抹茶を混ぜるのが違うだけで、カッテージチーズの作り方と変わりません。
 
水切り直後の試作品の写真
 
見た目は抹茶アイスクリームと変わりませんね!


因みに、400mlの牛乳で作れたカッテージチーズは125g(3割)。タンパク質は13.2g(牛乳には通常100gあたり3.3g含まれている)ほど。すごい!
カッテージチーズの市販価格は1g2円。125gできたので手作りカッテージチーズは250円の価値あり。
材料費はおよそ125円。
  • 成分無調整牛乳 80円
  • 抹茶 30円
  • レモンジュース 15円
 その後も何回か試作したがいずれも大成功。
 
おわりに
 
抹茶と牛乳がうまく混ざるかどうかが心配だった。パッケージの裏面をみたら、水でもシェイクすれば抹茶が出来上がる例が記載してあったので「大丈夫だろう」と判断して試作にチャレンジ。
期待以上に上手くできた。見た目は抹茶アイスクリームと見分けがつかない。普通の抹茶の苦味がする。甘さを求めるなら食べる時にハチミツなどを入れるのもいいでしょう。
次は抹茶入りヨーグルトにチャレンジしたい。ただ、抹茶を混ぜると乳酸菌が増えないかも?
いかがでしたか?「見てよし!食べてよし!」の健康食品だと思います。
本記事で紹介した作り方はネットで検索できなかった。こんなバカなことをする人はいないので、ひょっとすると世界初?皆さんもバカをやって楽しんでみませんか?

「英語の動詞の使い分け」クイズで自己診断

2022-12-13 15:34:37 | 英語学習
はじめに
英語の動詞の使い分けに迷いませんか? 私も迷う一人です。そこでセイン先生の本「英語の動詞の使い分け」を前編と後編にわけてその一部を紹介しましたが、お読みになった方、いかがでしたか?
関心の高い方がいらっしゃると勝手に判断。紹介記事を追加することにしました。これまで紹介したのは、35グループの内の4グループ(17動詞)。残りのグループを全て紹介する訳にはいきません。
そこで思いついたのが、興味にある方がチャレンジできるよう、各グループから例文を一つ、全部で20問選んで動詞の使い分けを試してもらうアイデア。興味のある方、自己診断してみて下さい。
なお、英語タイトルは「Natural Verb Usage for Advanced Learners」と書いてある通り、初級者向けではありませんので予めご了承ください。  
 
「英語の動詞の使い分け」本の紹介 
  • ネイティブが教える英語の動詞の使い分け
  • デイビット・セイン著
  • 271ページ
  • 一通り読むのに4時間+
「英語の動詞の使い分け」本では152個の動詞を35のグループ(思う・考える、手に入れる、探す、行う、作る、手に入れる、話す、見る、など)に分け、グループ毎に類似動詞4~5個の解説と使い方を例文を使って詳しく説明しています。 
詳しい解説や例文など、もっと知りたい方、是非、本をご覧ください。また、購入希望の方はこちらをどうぞ! 

ネイティブが教える英語の動詞の使い分け [ ディビッド・セイン ]
  • 価格: 2200 円
  • 楽天で詳細を見る

 
動詞の使い分け判定方法
動詞を入れる部分が空白となっている例文に最も適切な動詞を類似動詞4~5個の中から選んで文を完成させます。どの動詞が最も適切かどうかは英語教育に関わっているネイティブが判定。判定は”解〇△×”の4種類。
  • 解 一番多くのネイティブが選んだ動詞。最も自然な英語に聞こえる最適な表現
  • 〇 2番目にネイティブが選ぶ動詞。状況的には最適とは言えない
  • △ 文法的には正しいが、ちょっと不自然な英語表現になる
  • × ネイティブはまず使わない表現(文法的に不適な場合も含む)
 
使い分けクイズ20問
必要に応じて動詞を変形して下さい。解答は使い分けチェックの後にまとめて掲載。解答の解説はありません(解説は本をご覧ください)。
 
集める・集まる 
accumulate / assemble / collect / gather
She  ________ a lot of experience in dealing with difficult clients.
 
操る
control / direct / handle / manage
She wasn't able to ________ two tasks at the same time.
 
行く・移動する
go / move / proceed / travel
We need to ________ to the bank before the meeting starts.
 
疑う
challenge / doubt / mistrust / question / suspect
Someone stole the confidential files, and I ________ it's him. He's not loyal.
 
大きくする
enlarge / expand / extend / increase
He had to ________ his visit to Japan to meet with all his clients.
 
驚く
alarm / amaze / shock / stun / surprise
He ________ everyone with his ability to understand difficult technology and make quick decisions.
 
思い出す
recall / recollect / remember / remind
I was ________ of when I first joined this company.
  
期待する
anticipate / expect / hope / look forward to 
No one ________ that the project would suddenly be canceled.
 
強制する・強要する
coerce / force / influence / pressure / urge
Mary's debts ________ her to sell her car.
 
議論する
argue / debate / fight / quarrel
I ________ for changing the name of the company.
  
させる
force / get / have / let / make
How can we ________ Mr. Smith to come to the opening ceremony.
  
示す
demonstrate / indicate / reveal / show
His sloppy clothes ________ his lack of motivation.
 
注意する
advise / alert / caution / warn
I ________ the company that I would stop working if they didn't pay me.
 
作る
create / fabricate / make / maufacture / produce
It took 20 artists to ________ this enormous masterpiece.
 
手に入れる
aquire / earn / gain / get / obtain
It took him three months to ________ a work permit in Canada.
 
探す
hunt for / look for / search for / seek
He move to the city to ________ wealth and fame.
 
否定する・拒否する
deny / decline / refuse / reject
Thank you for your kind offer, but I will have to ________ .
 
見つける
discover / find / locate / track down 
I ________ a new way to make yogurt.
 
要求する
demand / insist on / request / require / stipulate
Throughout the trial, he ________ his innocence.
 
分ける
disconnect / divide / separate / split 
He ________ the apples among the hungry children.
 
 
使い分けクイズ(解答)  
最適の動詞(◎)を下線付きで文中に挿入。
 
集める・集まる
accumulate / assemble / collect / gather
She  accumulated a lot of experience in dealing with difficult clients.
他は全て X
 
操る
control / direct / handle / manage
She wasn't able to handle two tasks at the same time.
manage 〇
 
行く・移動する
go / move / proceed / travel
We need to go to the bank before the meeting starts.
他は全て X
 
疑う
challenge / doubt / mistrust / question / suspect
Someone stole the confidential files, and I suspect it's him. He's not loyal.
他は全て X
 
大きくする
enlarge / expand / extend / increase
He had to extend his visit to Japan to meet with all his clients.
他は全て X
  
驚く
alarm / amaze / shock / stun / surprise
He amazed everyone with his ability to understand difficult technology and make quick decisions.
surprised 〇
shocked △
stunned △ 
 
思い出す
recall / recollect / remember / remind
I was reminded of when I first joined this company.
他は全て X  
 
期待する
anticipate / expect / hope / look forward to 
No one anticipated that the project would suddenly be canceled.
expected 〇
 
強制する・強要する
coerce / force / influence / pressure / urge
Mary's debts forced her to sell her car.
coerced △
influenced △
 
議論する
argue / debate / fight / quarrel
I argued for changing the name of the company.
fought 〇
 
  
させる
force / get / have / let / make
How can we get Mr. Smith to come to the opening ceremony.
force △
  
示す
demonstrate / indicate / reveal / show
His sloppy clothes showed his lack of motivation.
revealed 〇
demonstrated △
indicated △
 
注意する
advise / alert / caution / warn
I warned the company that I would stop working if they didn't pay me.
他は全て △
 
作る
create / fabricate / make / maufacture / produce
It took 20 artists to create this enormous masterpiece.
make 〇
fabricate △
  
手に入れる
aquire / earn / gain / get / obtain
It took him three months to obtain a work permit in Canada.
get 〇
acquire △
 
探す
hunt for / look for / search for / seek
He move to the city to seek wealth and fame.
look for 〇 
search for △
  
否定する・拒否する
deny / decline / refuse / reject
Thank you for your kind offer, but I will have to decline.
他は全て ×
  
見つける
discover / find / locate / track down 
I discoverd a new way to make yogurt.
found 〇
 
要求する
demand / insist on / request / require / stipulate
Throughout the trial, he insisted on his innocence.
他は全て ×
 
分ける
disconnect / divide / separate / split 
He divided the apples among the hungry children.
split 〇
 
おわりに  
トライした方、お疲れ様でした。自己診断の結果はいかがでしたか?
何の根拠もありません。ただの勘ですが、結果はTOEICの実力に比例するのではないかな? 例えば、TOEICスコアが700点の方なら、この結果が70点くらい。
全部で20問ありますので、
  • 解 5点
  • 〇   3点
  • △   1点
全部ネイティブと同じ表現(◎)を選んだ方は100点になりますね。なお、スコアに納得がいかなくても、本を読んで使い方を覚えるだけで間違いの半分くらいは正解になります。 
いかがでしたか? 少しでもお役に立てたなら幸いです。


記事一覧(著者は全てデイビッド・セイン先生)

英会話

ビジネス・英文法

復習&クイズ

その他

「英語の動詞の使い分け」本で似たもの動詞をマスター(後編)

2022-11-22 08:55:24 | 英語学習
はじめに
英語の動詞の使い分けに迷っていませんか? 私も迷う一人です。そこでセイン先生の本を「英語の動詞の使い分け」本で似たもの動詞をマスター(前編)で紹介しました。お読みになった方、いかがでしたか?
今回も2つのグループ、「思う・考える」と「行う」を後編として紹介。
セイン先生によると”臨機応変に使い分けるには、それぞれの言葉が持つ「イメージ」や「どのような場面で使われるのか」を理解することが大切とのこと。数をこなせば理解につながると思います。興味のある方、「英語の動詞の使い分け」本でマスターして下さい。
なお、英語タイトルは「Natural Verb Usage for Advanced Learners」と書いてある通り、初級者向けではありませんので予めご了承ください。  

「英語の動詞の使い分け」本の紹介
  • ネイティブが教える英語の動詞の使い分け
  • デイビット・セイン著
  • 271ページ
  • 一通り読むのに4時間+ 
152個の動詞を35のグループ(思う・考える、手に入れる、探す、行う、作る、手に入れる、話す、見る、など)に分け、グループ毎に類似動詞4~5個の解説と使い方を例文を使って詳しく説明。
前編ではそのうち2つのグループ、「話す」と「見る」の一部を取り上げて紹介しました。
 
動詞の使い分け判定方法
動詞を入れる部分が空白となっている例文に最も適切な動詞を類似動詞4~5個の中から選んで文を完成させます。どの動詞が最も適切かどうかは英語教育に関わっているネイティブが判定。判定は◎〇△×の4種類。
  • ◎ 一番多くのネイティブが選んだ動詞。最も自然な英語に聞こえる最適な表現
  • 〇 2番目にネイティブが選ぶ動詞。状況的には最適とは言えない
  • △ 文法的には正しいが、ちょっと不自然な英語表現になる
  • × ネイティブはまず使わない表現(文法的に不適な場合も含む)
それでは、まず、軽い気持ちで動詞の使い分けチェックを行って下さい。類似動詞の解説と例文はその後に続きます。 
 
思う・考える 
 
believe / feel / imagine / think
 
使い分けチェック1
believe / feel / imagine / think の中から最も適切な動詞を選んでください。
I'm not sure, but I ________ the proposal has already been submitted.
(確かではないが、提案は既に出されたと思う)
 
解答
  • believe ◎
  • feel ×
  • imagine △
  • think ◎
  
使い分けチェック2
believe / feel / imagine / think の中から最も適切な動詞を選んでください。
We ________ this isn't a good time to embark on an enormous project.
(確かではないが、提案は既に出されたと思う)
 
解答
  • believe △
  • feel ◎
  • imagine △
  • think 〇
 
使い分けチェック3
believe / feel / imagine / think の中から最も適切な動詞を選んでください。
I haven't talked to her yet, but I ________ she's no longer interested in our proposal.
(私はまだ彼女に話していないが、彼女はもはや我々の提案に興味がないと思う)
 
解答
  • believe △
  • feel △
  • imagine ◎
  • think 〇
 
使い分けチェック4
believe / feel / imagine / think の中から最も適切な動詞を選んでください。
We ________ that we'll need 37 workdays to finish this project..
(このプロジェクトを仕上げるには、37日かかると思います)
 
解答
  • believe 〇
  • feel △
  • imagine 〇
  • think ◎
  
believe 「正しいと思う」
「信じる」「思う」「確か・・・と思う」など、自分が正しいと思ったことに対して使う。
例1:believe a fortune teller(預言者を信じる)
例2:I believe that this is the best way to increase efficiency.(これが効率を上げる最善の方法だと私は確信している)
 
feel 「感じる」
 「触れる」「手探りで進む」「思う」「自覚する」。
論理的に何かを考えるよりは、感覚的に何かを感じ取るようなイメージ。ただ、真剣に考えた末の考えを表現することもできる。
例1:feel something bad is going to happen
(何か悪いことが起こる気がする)
例2:I feel we have done our best to make sure this merger works.
(この合併を確実に成功させるために、弊社は最善を尽くしてきたと思っています)
 
imagine 「想像する」
「(証拠もなく)・・・と思う」「推察する」。自分の頭の中で空想を思い浮かべたり、証拠もなく何かを考えるような表現。 使われるのはほとんど会話で特に未来の可能性について話す場合。
例1:imagine what will happen
 (どうなるかを想像する)
例2:I imagine they'll be disappointed with the results when they get them .(彼らは結果を知ったらがっかりすると思う)
 
think 「思う」
「考える」「(・・・する)つもりである」「予期する」。感覚的なものでなく頭で考えたもの。あらゆる思考に使える。「思う」の意味があれば、いつ、どこでも使える。
例1:think about a problem(問題について考える)
例2:I think she likes our idea, but I'm not sure.(彼女は私たちのアイデアを好きだと思うが、確信はしていない)
 
行う
 
carry out / conduct / do / execute
  
使い分けチェック1
carry out / conduct / do / execute の中から最も適切な動詞を選んでください。
I have to ________ my duty even if it costs me my life.
(私は命に代えても自分の業務をはたさねばならない)
 
解答
  • carry out ◎
  • conduct ×
  • do △
  • execute 〇
 
使い分けチェック2
carrying out / conducting / doing / executing の中から最も適切な動詞を選んでください。
ABC has been ________ business in Russia for more than 50 years.
(ABC社は50年以上ロシアで商取引を行っている)
 
解答
  • carrying out 〇
  • conducting ◎
  • doing 〇
  • executing ×
 
使い分けチェック3
carried out / conducted / did / executed の中から最も適切な動詞を選んでください。
We ________ a market study to test some ideas for a new product.
(私たちは新製品に対する意見を聞くため市場調査を行った)
 
解答
  • carried out 〇 
  • conducted 〇
  • did ◎
  • executed △
 
使い分けチェック4
carried out / conducted / did / executed の中から最も適切な動詞を選んでください。
The soldiers ________ the plan according to the general's instructions.
(兵士らは将軍の指示により計画を遂行した)
 
解答
  • carried out 〇 
  • conducted ×
  • did ×
  • executed ◎
 
carry out 「実行に移す」
計画などを「成し遂げる」「実行する」。大掛かりなことを行うイメージ。短時間の仕事や簡単な仕事には、あまり使わない。 
例1:carry out a bank robbery (銀行強盗を実行する)
例2:The military operation was carried out in secret. (作戦は秘密裏に実行された)
 
conduct 「率先して行う」
「指揮する」「(業務などを)行う」「案内する」「処理する」などの意味。陣頭で指揮を執って物事に対処するようなイメージ。
 
例1:conduct an audit(会計監査を行う)
例2:Our company conducts business research and risk assessment of Chinese companies.(弊社は中国企業の業務調査やリスク分析を行っている)
 
do 「やる」

「・・・する」「行う」「(業務などを)遂行する」などの意味。「する」の意味で最も一般的な動詞。
例1:do lots of things(たくさんのことをやる)
例2:I'll do the report as soon as I have time.(時間ができ次第、すぐにレポートに取り掛かります)
 
execute 「決められたことを実行する」
「(命令などを)実行する」「(法律などを)施行する」「処刑する」「演ずる」。命令や判決など、あらかじめきめられていることを実行に移す際に用いる。
例1:execute an order(命令を実行する)
例2:The judge ordered that a research be executed to find the evidence.(裁判官は証拠発見のために捜索を行うべきと命じた)
 
おわりに
   
この本の付録として使い分け問題が35問(グループ毎に1問)掲載されている。前編でトライした10問を除いた残り25問に直感で解答してみた。
結果は、
  • ◎  16問
  • 〇 6問
  • △     3問
結局、前編で紹介した結果と大差はない。ネイティブと同じチョイスができたのは聞き慣れている表現ばかり。「聞いて慣れる」ことが最強の学習方法のようだ。
ただ、使い方を覚えるだけでもレベルアップするに違いない。「英語の動詞の使い分け」本をじっくり読みたい。
いかがでしたか? 少しでもお役に立てたなら幸いです。
なお、英語関連記事の多くはこちらに掲載していますのでご覧いただければ幸いです。

人生100年時代:簡易生命表で知る「私の健康寿命は何歳まで?」

2022-11-07 13:27:51 | 健康食品・飲料
はじめに
私たちは厚生労働省の政府統計:簡易生命表で、毎年、平均寿命や平均余命を知ることができる。平成30年7月30日の:簡易生命表によると、
  1. 男子の平均寿命:81.25歳(平成29年度:81.09歳、+0.16)
  2. 女子の平均寿命:87.32歳(平成29年度:87.26歳、+0.06)
これはあくまで0歳児の平均寿命(=0歳児の平均余命)であり、私には当てはまらない。
私が最も知りたいのは平均寿命そのものよりも、
  1. あと何年生きられるのか(私個人の平均余命)
  2. 平均寿命が延びたらどのくらい平均余命が伸びる?
  3. 人生100年時代:何歳まで健康?(私個人の健康寿命)
そして皆さんのために「年金は何歳から受給したらお得?」、これらの点について20歳以上を対象にざっくり紹介します。 

平均寿命と健康寿命
平均寿命とは「0歳の平均余命」のこと。つまり、平均寿命が80歳だとしても、今79歳の人が平均してあと1年しか生きられないということではない。平成30年度の簡易生命表では80歳まで生きた男性の場合の平均余命は約9年。つまり89歳まで生きられる。
一方、健康寿命とは「日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間」のこと。
平均寿命が長くなるのは結構なことだが、それよりも旅行や趣味などを思う存分楽しめる元気な時間が長くなって欲しいですね。 

あと何年生きられるのか(個人の平均余命)
平成30年度の簡易生命表は下記の通り。
現在70歳の男性ならば平均余命は15.84年。ほぼ86歳まで長生きできるので私たちが知っている平均寿命よりも4.6年も増える。
この表は、単純に「年齢」+「簡易生命表の年齢別平均余命」であり、今〇〇歳の私が何歳まで生きられるか、その目安として見て下さい。
年齢
男子
平均
余命
何歳まで
生きられるか
女子
平均
余命
何歳まで
生きられるか
0
81.25
81.25
87.32
87.32
20
61.61
81.61
67.63
87.63
25
56.74
81.74
62.70
87.70
30
51.88
81.84
57.77
87.77
35
47.03
82.03
52.86
87.86
40
42.20
82.20
47.97
87.97
45
37.42
82.42
43.13
88.13
50
32.74
82.74
38.36
88.36
55
28.21
83.21
33.66
88.66
60
23.84
83.84
29.04
89.04
65
19.70
84.70
24.50
89.50
70
15.84
85.84
20.10
90.10
75
12.29
87.29
15.86
90.86
80
9.06
89.06
11.91
91.91
85
6.35
91.35
8.44
93.44
90
4.33
94.33
5.66
95.66
  
平均寿命が延びると私の余命はどのくらい延びる?
女子の場合、平均寿命の延びがかなり少なくなりました。平成29年度比+0.06年ですね。表にはしていませんが一カ月も増えていませんので、余命の伸び≒平均寿命の延び、と考えてください。
男子の場合、平均寿命は平成29年度比+0.16年。約2カ月延びました。例えば、現在50歳の方なら+0.13年延びたことになり約+1.5ヵ月(平均寿命の延びの8割)。どの年齢でも少なくても毎年1カ月くらい伸びています。
年齢
H30男子
平均余命
H29男子
平均余命
0
81.25
81.09
0.16
20
61.61
61.45
0.16
25
56.74
56.59
0.15
30
51.88
51.73
0.15
35
47.03
46.88
0.15
40
42.20
42.05
0.15
45
37.42
37.28
0.14
50
32.74
32.61
0.13
55
28.21
28.08
0.13
60
23.84
23.72
0.12
65
19.70
19.57
0.13
70
15.84
15.73
0.11
75
12.29
12.18
0.11
80
9.06
8.95
0.11
85
6.35
6.26
0.09
90
4.33
4.25
0.08
  
人生100年時代:何歳まで健康?(個人の健康寿命)
2016年における平均寿命と健康寿命の差は
  • 男性は8.84歳(健康寿命:72.14歳)
  • 女性は12.34歳(健康寿命: 74.79歳)
乱暴ではあるがこの差を「何歳まで生きられるか」から差し引くと次の表になる(なお、年齢別の健康寿命は見当たらない)。
見方としては、今50歳の男子なら74歳までは元気で暮らせる。そして70歳になっても元気ならもう7年元気で暮らせることになるので健康寿命が3年延びることになる。嬉しい!人生100年時代を謳歌するためにも健康寿命が延びるよう、頑張る価値はありますね。 
年齢
男子:何歳まで生きられるか
健康期間
女子:何歳まで生きられるか
健康期間
0
81.25
72.41
87.32
74.79
20
81.61
72.77
87.63
75.29
25
81.74
72.90
87.70
75.36
30
81.84
73.00
87.77
75.52
35
82.03
73.19
87.86
75.63
40
82.20
73.36
87.97
75.79
45
82.42
73.58
88.13
76.02
50
82.74
73.90
88.36
76.32
55
83.21
74.37
88.66
76.70
60
83.84
75.00
89.04
77.16
65
84.70
75.86
89.50
77.76
70
85.84
77.00
90.10
78.52
75
87.29
78.45
90.86
78.57
80
89.06
80.22
91.91
79.56
85
91.35
82.51
93.44
81.10
90
94.33
85.49
95.66
83.32
 
公的年金は何歳からもらえばお得?
ご存じのように、老齢基礎年金は65歳からの受給が原則。しかし、66歳~70歳で受給を開始する「繰り下げ受給」を選べば、年金額は最大42%加算(70歳)される。
現時点での平均寿命を考えると、
  • 65歳で退職する男子はほぼ85歳まで長生きできる
  • 65歳で退職する女子はほぼ90歳まで長生きできる
年金受給開始年齢を65歳と70歳で比較すると
  • 65歳からの受給と70歳からの繰り下げ受給では82歳が分岐点
  • 82歳よりも長生きすれば70歳から受給したほうが受給総額が増える
この表から分かるように退職金などで余裕のある方は受給年齢を繰り下げた方が受給総額は大きくなる可能性が高くなる。ただし、あくまで平均的に言えること。
何歳から年金をもらうかは自分の健康や貯蓄などと相談して決めるしかないですね。そしてなによりも人生100年時代を謳歌するために現役中に退職後の人生設計を考えましょう。
  
まとめ 
私が最も望むものは「元気で長生きできる」期間が少しでも長くなること。しかし、最近では平均寿命との差が広がるばかりで「不健康期間」が少しずつ長くなっている。
厚生労働省は「健康寿命」について目標を掲げた。2040年までに2016年比で男女とも3年以上延ばすと決めた。男性は75・14歳以上、女性は77・79歳以上。これは年平均で健康期間が1.5ヵ月延びる計算になる。
加齢に伴って心身の活力が低下する「フレイル」や認知症の予防対策を進める計画だが、それだけでは達成不可能な数値目標。達成するには個人の努力が必須。そのためか、厚生労働省は「健康需要を伸ばそう」ということで7つの実践事項を健康手帳で紹介している(なお、厚生労働省のホームページから健康手帳のダウンロード可)。       
  • 生活習慣病(飲酒、喫煙、運動、食事などが起因となる)を防ごう
  • バランスのとれた適切な量と質の食事
  • 適切な運動(65歳以上なら強度を問わず毎日40分の身体活動推奨)
  • 十分な睡眠
  • 禁煙
  • お酒と上手に付き合う(ビールなら中ビン1本)
  • 歯・口腔の健康を守る(虫歯・歯周病の予防など) 
いずれも始めるのは難しくはないが、続けるのが容易でない。ただ、人生100年時代を元気で満喫するためにはやり続けるしかありませんね。頑張りましょう! 

食品安全委員会:「いわゆる健康食品 について」の注意喚起事項

2022-10-15 17:32:28 | 健康食品・飲料
はじめに 
健康食品については全く無頓着な私だったが、年を重ねるにつれて「健康のまま長生きしたい」という願望から最近は健康食品を意識して求めるようになった。
実際、健康効果(例:血糖値上昇を抑制する)が期待できるヨーグルトを手作りして毎日食べている。さらに血糖値を上げる炭水化物の多い食品はかなり減らしている。
ところが食品安全委員会が平成27年12月に発行した報告書、「いわゆる健康食品 について」https://www.fsc.go.jp/osirase/kenkosyokuhin.data/kenkosyokuhin_pamphlet.pdf)の注意事項を読んで愕然とした。
この報告書が私たち一般の方にどの程度知られているか分からない。未だ読んだことのない方とその報告書の内容をシェアしたい。
[:contents]

食品安全委員会とは
内閣府の資料から抜粋
平成15年7月1日に内閣府に設置された機関で国民の健康の保護が最も重要であるという基本的認識の下、規制や指導等のリスク管理を行う関係行政機関から独立して、科学的知見に基づき客観的かつ中立公正にリスク評価を行う。

健康食品とは
厚生労働省の「健康食品」のホームページからの引用
法律上の定義は無く、広く健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの全般を指している。
具体的には、サプリメント、「健康への効果」をうたう成分を添加、増強した飲料、菓子、果物や野菜等を指す。
尚、国が定めた安全性や有効性に関する基準等を満たした「保健機能食品制度」があり、その制度に合致した健康食品は次の3つに分類される。
1.機能性表示食品(届け出制)
  • 企業等の責任において保健の機能表示可
  • 例:食後の血糖値の上昇を穏やかにする
2.栄養機能食品(自己認証制)
  • 栄養成分の機能表示可
  • 例:カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です
3.特定保健用食品(個別許可制)
  • 保健の機能表示可
  • 例:おなかの調子を整えます

報告書「いわゆる健康食品 について」の注意喚起事項
この報告書のサブタイトルは ” いわゆる「健康食品」に関する報告書のなかで19のメッセージ(注意喚起事項)を掲載しているが、そのうちのいくつかをほぼ原文のまま紹介します。

1.「健康食品」でも安全とは限らない
  • 通常の食事で摂っている「通常の食品」も「健康食品」も、摂りすぎれば健康に良くない影響が出る
  • 体質によってアレルギーを起こすものもある
2.「健康食品」だからたくさん摂っても大丈夫と考えてはいけない
  • たとえ有害な物質を含む「通常食品」であっても、長年習慣としてきた方法で常識的な量を食べている範囲では健康被害を起こすことはほとんどない。何故ならその食品が長年にわたる試行錯誤の歴史を経て経験的に安全とわかっているから
  • 一方、「健康食品」だからと言って、長年摂られてきた経験(食経験)が乏しいものもあり、どの程度の量なら問題が起きないかなどわからないことが多いのが現状
3.長く続けて摂った場合の安全性は正確にはわかっていない
4.「健康食品」として販売されているからといって安全ということではない
  • 健康に良いと思われている「健康食品」も食品の一つで、安全性や有効性の評価はされていないものがほとんど
  • しかも、安全性や有効性が評価されているのは特定保健用食品など一部のみ。これらについてもある決まった量と摂り方と期間など、限られた条件のなかで効果と安全性が評価されているに過ぎない
摂取条件が生活実態にどの程度合致しているかがポイントですね。試験結果が悪ければその原因を取り除く(××の場合は除外)など、摂取条件をより限定するだけで企業にとって消費者ニーズを喚起するうたい文句(効果)が得られやすくなる点が大問題。
5.「天然」「自然」「ナチュラル」などのうたい文句は「安全」を連想させるが、科学的には「安全」を意味するものではない
8.ビタミンやミネラルのサプリメントによる過剰摂取のリスクに注意
  • 現在の日本人が通常の食事をしていて欠乏症を起こすビタミンやミネラルはあまりない
  • つまり、よほどの偏食をしない限りビタミンやミネラルの欠乏状態が起きない
つまり、目を引くキャッチコピーには注意! 例えば、〇〇〇50個分のビタミンC。
10.「健康食品」は多くの場合が「健康な成人」を対象
  • 高齢者、子ども、妊婦、病気の人が「健康食品」を摂る場合は注意
  • 特定保健用食品では健康な人で安全性試験を行っているが、高齢者、子ども、妊婦、病気の人での安全性は調べていない
14.ダイエットや筋力増強効果を期待させる食品には特に注意
  • 体重を減らす効果をうたう食品(いわゆるダイエット用食品)は人での安全性が実証されているものはほとんどない
  • 「運動や食事制限なしに痩せられる」といった類のうたい文句には注意が必要で多くは効果もないと思われる
  • 食べて痩せる食品は栄養状態を低下させる有害物といえる。
15.健康寿命の延伸(元気で長生き)効果が実証されている食品はない
  • 「健康寿命が延伸できる」ことを科学的に実証することは難しい
  • 食品のみならず医薬品を含めても、そのような効果を示している研究はほとんどない
  • また、効果があると期待されているものも、長期間の観察では効果がないことが確認されたり、逆に別の良くない影響がわかったりすることがしばしばある
16.知っていると思っている健康情報は本当に(科学的に)正しいものか、情報が確かなものかを見極めて、摂るかどうか判断
  • 体験談は、安全性・有効性を示す根拠にはならない
  • 効いたと言う事例がたくさん挙げられていても「安全・有効であることがわかった」とは言えない
  • 特定の研究者だけが主張している場合には、必ずしも安全性・有効性の証拠にはならない
  • 動物実験で有効であったとの結果をそのまま人に当てはめることはできない
  • 多くの人に効果があると言われている「健康食品」でも、誰がどのような目的で、どれだけの量をどれだけの期間に摂るかによって、製品の安全性や有効性は変わる
17.「健康食品」を摂るかどうかの選択は「わからない中での選択」
  • 「健康食品」は安全性、品質、有効性などいずれの点でもわかっていないまま販売されているものが少なくない
  • 効果についての情報だけではなく、健康被害についての情報も得て、自分の状況をよく考えた上で選択することが大切
自分では調べるとなると大変。情報が入手できなくても「健康食品に関してあまり”怖い”という意識がない」ことが一番恐ろしいですね!
 
おわりに 
この食品安全委員会の報告書の最後には「国民の皆様へ」と言う見出しで次の内容を掲載している。
「健康食品」については、多くの人での何年にも及ぶ長期間の科学的研究が少なく、安全性や有効性が確立しているとはいえません。「健康食品」を利用するかどうかはあなたの判断次第です。信頼のできる情報を基に、あなた自身の健康に役立つ選択をしてください。
なるほど、健康食品は自己責任で利用して下さい、という事ですね。私たちはよく知らないまま健康食品を利用しているのが実状。「健康食品」による健康被害に遭わないよう、祈ることしかないようだ。
最後に、おいしそうな料理を紹介しているブログをたくさん見かけるが、そんな写真を見ていると気持ちも健康になる。美味しい料理が一番の健康食品、そのような手作りの料理をバランスよく食べるのが最も健康的な食生活、と言えるでしょう。
なお、こちらの記事も合わせてご覧いただければ幸いです。