ジュネーヴ近郊やレマン湖畔の街を観光したい方に是非おすすめしたいレマン湖1周の旅。レマン湖畔には有名スポットが沢山あります。
- オードリー・ヘップバーンが晩年を過ごした安らぎの地、トロシュナ村
- オリンピック博物館のあるローザンヌ
- チャップリンが晩年を過ごしたブベー
- レマン湖上に浮かぶような佇まいのシヨン城
- ミネラルウォーターで有名なエヴィアン
- フランス花の村コンテストで入賞常連のイヴォワール
旅慣れた方でもドライブ以外の手段でレマン湖を1周するのは難しいと思います。しかし、
- 行き方・行程表
- 発着場所の地図
- 時刻表
などを添付しましたのでスムーズな旅となるでしょう。それでは1泊2日レマン湖一周の旅を詳しく紹介しましょう。
ジュネーヴ起点レマン湖1周の旅の概要
1日目
- ジュネーヴをスタート
- ロシュナ村へ
- ローザンヌに移動しオリンピック博物館見学
- ブベーへ移動し湖畔散策
- モントルーへ移動しシヨン城見学
- ローザンヌへ戻り旧市街観光
2日目
- ローザンヌから豪華客船?でエヴィアンへ
- エヴィアンでカシャの泉(無料で飲める)とカジノ満喫?
- イヴォワールへ移動しフランスの最も美しい村(第5位)散策
- ジュネーヴへ
行き方・行程表 1日目 スイス・レマン湖畔の街
列車でオードリー・ヘップバーンのお墓があるトロシュナ村へ
ジュネーブ ⇒ モルジュ駅
- ジュネーヴGeneve駅07:30発 IR90-1711
- モルジュ駅Morges08:00着
- 18.6CHF
- モルジュ駅08:08発
モルジュ駅 ⇒ トロシュナ村
- トロシュナ村オードリー・バス停Tolochenaz,pl.Audrey Hepburn08:14着
- 3.0CHF
- ヘップバーンが晩年を過ごした家と彼女が眠るお墓見学
- 添付の「トロシュナ村地図」参照
トロシュナ村 ⇒ モルジュ駅
- オードリー・バス停09:24発
- モルジュ駅09:37着
- 3.0CHF
(オリンピック博物館)
列車でモルジュからローザンヌのオリンピック博物館へ
- モルジュ駅09:46発 S4-24427
- ローザンヌLausanne駅10:01着
- 14.8CHF
- 徒歩でローザンヌ駅からオリンピック博物館へ
- 1.5km
- 17分
- 添付の「ローザンヌ地図」参照
(チャップリンと私)
列車でローザンヌからブベーへ
- ローザンヌ駅12:17発 IR90-1719
- ブベーVevey駅12:30着
- 11.2CHF
- チャップリン銅像やレマン湖畔のフォークなど見ながら散策
- 添付の「ブベー地図」参照
(シヨン城)
列車でブベーからモントルーのシヨン城へ
- ブベー駅14:22発 S2-24247
- ベェトー・シヨンVeytaux-Chillon駅14:34着
- 5.6CHF
- シヨン城見学
- 添付の「シヨン城周辺地図」参照
列車でモントルーからローザンヌ旧市街観光へ
シヨン駅 ⇒ ローザンヌ駅
(フェリーでも戻れるよ!)
- ベェトー・シヨン駅16:21発 S2-24262
- ローザンヌ駅16:58着
- 14.8CHF
ローザンヌ旧市街観光
- ローザンヌ大聖堂
- マルシェ階段
- サン・メール城(州庁舎)
- パレ・ド・リュミーヌなど見学
- 添付の「ローザンヌ旧市街地図」参照
行き方・行程表2日目 フランス・レマン湖畔の街
ローザンヌからフェリーでエヴィアンへ
ローザンヌ ⇒ エヴィアン
- 乗船前にウシ―城(ホテル)の外観見学
- CG運行Lausanne-Ouchy09:25発
- エヴィアン・レ・バン港Evian-les-Bains 10:00着
- 21CHF
- 添付の「CGN フェリー時刻表」参照
(カシャの泉)
エヴィアン観光
- カシャの泉見学(ペットボトルを持参して水を汲みましょう)
- エヴィアン・ウォーター・ミュージアム
- 市庁舎
- カジノなど見学
- 添付の「エヴィアン地図」参照
列車と路線バスでエヴィアンからイヴォワールへ
エヴィアン ⇒ トノン
エヴィアン ⇒ トノン
- 徒歩でエヴィアン駅へ
- 1.2km
- 16分
- 添付の「エヴィアンからトノンへの列車時刻表」参照
- エヴィアン駅14:21発TER 884578
- トノン駅Thonon-les-Bains 14:29着
- 2.7€
- 乗換
- 添付の「152路線バス時刻表」参照
- 添付の「トノン地図」参照
トノン ⇒ イヴァワール
- トノン・バスターミナルThonon-les-Bains-Place des Arts 15:00発
- イヴォワールバス停Yvoire Pré Ponce 15:27着
- 3.5€
(美しい花の村:イヴォワール)
イヴァワール観光
- イヴォワール城
- 五感の庭
- イヴォワール教会
- 桟橋など見学
- 添付の「イヴォワール地図」参照
バスでイヴォワールからジュネーブヘ戻る
- イヴォワールバス停17:38発 Line152
- トノン・バスターミナル18:00着
- 3.5€
- 乗換
- トノン・バスターミナル18:30発
- ジュネーヴ・バスターミナル19:30着
- 12.6€
- 添付の「T71路線バス時刻表」参照
途中のシエバス停Sciez-Chef Lieuでジュネーヴ行のバスへ乗り継ぎできるがトノン発ジュネーヴ行きバスと同じバスなのでより安全を見てトノンまで戻るルートにしました。
総旅費 400€~600€(2泊)
- 宿泊費~360€(2泊分)
- 移動費~105€
- 食費 120€(2日分)
- 観光料 42€
- その他 15€
2泊で600€(最大)は高いが、これよりも200€下げる裏ワザがある。
2泊ともジュネーブの隣のフランスの街、アンヌマス(Annemasse)宿泊で少なくても180€節約可能。後で触れるがSaver Day Passを買えばスイス国内の交通費が52CHFで済むのでおよそ20€安くなる。
フランス・スイス国境の小さな村、Saint-Gingolph
最初はSaint-Gingolphという小さな国境の村へ宿泊するルートを考えていた。ここには半分スイス・半分フランスという部屋のある宿屋があると聞いている。そんな部屋に泊まれたらすごくレアな経験。さらにフランスに宿泊すれば宿泊費がおよそ半分、即ち、100CHFほどの節約になる。
このブログではシヨン城見学の後ローザンヌへ戻るが、シヨン城からSaint-Gingolphに行くことは可能。フェリーが運航しない時はこの選択肢しかない。今回そうしなかった理由はローザンヌ旧市街地観光時間が取れなくなるから。
ローザンヌの旧市街地観光をしない方は、シヨン城見学後、列車(17:21発か18:21発)でSaint-Gingolphへ。1時間45分。なお、翌朝のエヴィアン行バスは07:45なので乗り遅れたら大変。確かお昼まで次のバスはないはず。
国境なので検問所がある。1度だけ不法入国者の捜索か何かで役人を見ましたが、普段は誰もいないでしょう。ただ、パスポート必携。
【関連情報】
列車・バス情報検察ツールはRome2rio
いつもはComparaBUSやOmioを利用するがスイス国内の中距離移動では役立たず。そこでRome2rioを使ったがこれが大正解。運行会社のサイトへのリンクがある。しかも、発着場所を地図付。ただ、料金は最低~最高の範囲で表示されるので実際の料金は運行会社のサイトで確認要。
SBB(スイス国鉄)の列車検索
CGN フェリー時刻表
エヴィアンからトノンへの列車時刻表
https://en.oui.sncf/en/
トノンからイヴォワール行き152路線バス時刻表
file:///C:/Users/PCUser/Downloads/Ligne-152-horaires-2019%20(4).pdf
トノンからジュネーヴ行きT71路線バス時刻表
列車・バス・船の交通機関割引カード
このブログに掲載している料金は全て割引前のもの。
スイスは交通機関料金と宿泊費がメチャ高い。ところが、割引カードを利用すればかなり安くなる。2日以上スイス国内を旅行する方に割引カードの購入をおすすめ。
レマン湖一周の旅では1日目はSaver Day Passがおすすめ
Saver Day Pass
日本人にはあまり知られていない一日割引乗車券。多分、外国人は利用できないと思い込んでいるようだ。利用規約と条件を見てみたが、外国人はダメとは一切書いてない。
- 早ければ早いほど安くなる
- 曜日によって料金が異なることもある
- 2カ月先まで購入可能
- 当日購入当日利用は不可(翌日から使用可能)
- バス、列車が乗り放題
- 翌日5時まで有効な1日パス
- 52CHS~
Saver Day Passの詳細はこちら
ハーフフェア(半額)カード
- スイス国鉄、バスなど大半の交通機関の料金が半額
- 有効期間1ヶ月
- 価格は115€/2等
スイストラベルパス
- スイス国鉄(SBB)など公共交通機関が乗り放題
- 470以上の美術館・博物館が無料入場
- 設定日数は連続した3日/4日/8日/15日
- 価格は221€/3日間2等
ハーフフェアカードとラベルパスの詳細はこちら!
【関連地図】
トロシュナ村地図
ローザンヌ地図
ブベー地図
シヨン城周辺地図
エヴィアン地図
トノン地図
イヴォワール地図
おわりに
レマン湖1周ルートを検索・確定するだけで丸1日費やした。たぶん、こんなルートは誰も考えないだろう。しかし、列車・船・路線バスを利用した旅はドライブ旅行よりも旅情あふれる思い出の1ページとなるでしょう。
道を尋ねたり見知らぬ人と隣り合わせになったり、いい意味での想定外のトラブルに遭遇するかもしれません。
このルートでレマン湖を1周したい、と一人でも思って下されば幸いです。
なお、観光地の見どころについては旅行ガイドブックで調べてくださいね!
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