3月30日
ここにアップした兜をかぶる少年です。
コマ送りの作図ですが定形図形と曲線を使っています。
兜は見てお分かりいただけると思います。
順番よく作っては配置して色を付けています。
この程度の作図ならそう難しいものではありません。
兜の下に隠れる頭の部分は本当はありません。
顔ができれば兜を載せてもよいのです。
説明のない兜の緒と首下の飾り、耳の部分は曲線です。
目の表情、眉毛の描き方で可愛いのか、悲しいのかが決まります。
描き方、色の付け方で表情が幾通りにも変わることができます。
これは専門のイラストの本などを参考にすればよいでしょう。
絵のセンスの有無をいわれることがあるがそれは練習次第だと思います。
どのような描き方をするのかは努力次第だと言えます。
次に「こいのぼり」を例にします。
作品と、コイの分解図を見てください。
特に頭部はいくつかのパーツが重ねて作られています。
これは、てるてるに聞いて分解して分かったことです。
微妙な表現を苦心して作り上げたと言えるものです。
描くテーマを観察してパーツ(部品)として見極めることです。
いろいろなパーツを作りながら組み立てることです。
簡単そうですが表現することは意外と奥深いものだそうです。
後日、学習する4日間には簡単な自作する宿題が出ます。
同じ学習でも出来てくる同僚の作品とは相当違います。
それを見て、新しい発見と工夫があることに気づかされます。
一概に「習ったから出来る」には違いありません。
が、大きな作品の差があることがきっとわかるでしょう。
納得できる作品は気持ちと時間を掛けることです。
最初からそう簡単にできたらそれは素晴らしいでしょう。
しかし、そんなに甘く考えないでください。
納得できる自信作を描いて施設へ届けたいですね。
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