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私の師

2024-07-13 | 音楽・絵画

みなさま、こんにちは。

私の師は、2週間に一度お会いする方。

実は、私の娘と言ってもいいぐらいお若い、ピアノの先生、いやピアニストです。

 

               珍しいフォルテピアノ

 

小柄なのに、演奏するとパワフルなその先生、すごい方なのです。

ご主人ともども、留学先のオランダから帰国されて、後進の指導とご自身のコンサートを行っています。

他県からも、ピアノの先生がレッスンを受けに来られるほどの方で、コンサートを開くとその演目は超本格派。

(私は、ただの趣味で習ってるだけの生徒です)

そして、よくクラシックの音楽番組に出ている、指揮者・作曲家の鈴木優人さんと同級生とかで、

その方を、”ゆうじんさん、ゆうじんさん” と呼んで、楽しいエピソードを話してくださいます。

 

                ゆうじんさん

 

お会いするたび、「こんにちは~」の美しい声で、最初の印象はいつも天使のよう。

そんなにすごい先生なのに、人として謙虚で、考え方や生きる姿勢に学ぶところが非常に多い。

人生について、貴重なヒントをくださる、私の大事な先生=師なのです!

本来なら、私の方が諭し教えるはずの年齢なのに…。

やはり海外で暮らし、数々のシビアな経験もされているので、視野が広く、かつ人の分析力が鋭いです。

 

レッスンの半分は、私の話を聞いて下さる時間で、

いつも、いつも、帰るときには、不思議と自信が持てて、元気になって先生宅を後にしています。

 

この前のお話で印象的だったのが、何かに合格したり成功し、すごくいいことになった時は、

「必ず、自分をいったん落とすのです」と。

いい気にならないために、つまりは謙虚になるためということ。

独特のいい方ですが、なんともわかりやすい、しかし、本当に大事です。

また、それによって、満足することなく、さらに研鑽深めていくという気持ちに、エネルギーになるのだとか?

ただ、あまりにも落ちすぎて鬱っぽくなって、周囲に迷惑をかけたりも…と笑っていらっしゃいました。

 

ほとんど練習せずにお伺いしても、先生は全然お叱りになりません。

じっくり、気長に、その人の個性を大事に指導をしてくださいます。(これも勉強になります)

なので、1曲を仕上げるのに、半年以上かかるのが普通。

今の課題曲、超長~い。今年中に完成するといいなあ…。

 

        

     素人なので、有名な曲しか知らない私ですが、いつも素敵な曲を教えてくださいます

 

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