医療経営士のブログ

医療経営士1級の勉強、事務長職の仕事、日々のできごと…を

コミュニティの存続

2024-07-10 | 日記

みなさま、こんにちは。

先日、副町長さんと地元の町会議員さんが、クリニックにお見えになりました。

 

           

 

それは、以前、院長がお墓参りに行った帰り、線路踏切の手前で地面に座り込んでいる高齢女性を見かけた時のこと。

人気がない田舎の踏切そばに、一人で座り込んでいるなんて尋常ではない、とすぐに車を停めて駆け寄りました。

聞くと、町の健康センターに行く巡回バスを待っているのだが、なかなか来ないから、

いつも待っている場所から離れ、踏切を渡ろうとしたところ、足がよたよたして…と。

 

健康センターに連絡すると、バスが遅れているわけではなく、高齢者は早目に行動するため、勘違いだったよう。

家は近くなのだけど、ご家族は誰も家にいないとか。

そこで、院長は、その方がバスに無事に乗るまでを見届けましたが…。

 

           

 

バスが停車する場所と待つ場所には少し距離があり、しかもその間には踏切があって、

「バスが到着した」と、高齢者が急いで行くと危ない状況です。

しかも、待っている場所には、朽ちたスチールの簡単な椅子が一脚あるだけ。

院長にとっては自分の地元でもあり、なんだか寂しさを感じたのもあったよう。

 

そこで院長、直ぐに行動!

「健康センターの循環バスが停車する、町内全ての場所にベンチを寄付するので、設置するように手配してほしい」

と、町会議員さんに連絡しました。

副町長さんと議員さんは、そのお話で来られたのでした。

 

            

 

私も時々、高齢者がバスを待っているのをお見かけします。

ある日、少し広い駐車場の一画で、急に降ってきた冷たい雨の中、傘もささず立っている方がいました。

車にあった傘を持って、「要らなかったらその辺に置いといてください」とお渡ししたことがあります。

きっと、早めに家を出発されたのでしょう、だから待ってる間に雨が降ってきたのでしょうね。

 

交通手段がない高齢者の方にとっては、健康センターバスが唯一の足です。

「せめて、椅子に座って待てるように…」という院長の思いを、実現してくださるお話でした。

しかし、現実はなかなか厳しい!

道路交通法とやらで、設置できる場所は限られているとのこと。

 

道路設置が無理ならば、みんなが少しの場所を提供し合って、

1脚のベンチだけでも、置けるようにしたらどうでしょう?

町中にそのベンチが設置されることで、そこはただバスを待つだけの場所ではなく、

散歩の途中で休む場所、高齢者だけでなく誰もが利用できる、

人が集う、ちょっとしたコミュニケーションの場になるかもしれない、と思ったりします。

 

              TURNS

                       イタリアの風景

 

わが町も、人口減少、高齢化が確実に進んでいます。

まずは、高齢者の方たちが、安全に健康センターに通えるようにと!


力を与えてくれるもの!

2024-07-09 | 日記

みなさま、こんにちは。

今日は、この夏初めて、セミの第一声を聞きました。

夏休みが近づいて、子供たちはわくわくする時期ですね。

 

        

 

それに引き換え、だんだんとブログの話題が尽きてきそうだ~と、音を上げそうな私です。

いやいや、私の苦手「継続!継続!」と、自分に叱咤激励しながら、なんとか書いています。

日々、きちんと意識して暮らしていれば、小さな気付きもいっぱいあるはずなのに…。

それを、暑さのせいにしてはいけませんよね?!

 

  

                    食べログより

 

今日は、〇〇に旅行に行きました、〇〇の美味しいお料理、おしゃれなカフェ…、

などをブログ話題にできればいいのですが…。

我が家は、コロナ以降、外食は、どうしても出かけなければならなかった時ぐらいで、しかも個室オンリー。

3年ぐらい前、すぐ近所にオープンした、SNSでも人気のうどん屋さんにも、一度も行ったことがありません。

 

出先からいっしょに戻ってからの夕食って、主婦にはしんどい。

以前なら「何か食べて帰ろう~」ができたのに、今やその選択肢は我が家にはない! ない!

なので、帰り道にあるコンビニで買って帰るのが常です。

 

           

 

私にとっては、人が作ってくださった食事は、コンビニと言えど、「おいしい~ありがたい~」のです。

(コンビニさんには失礼ですが…)

コロナ感染が少し増加…の情報が入ると、「はい、外食はなしね!」と自分で洗脳し、

「不平を言いません」と気を引き締めていますが…。

 

ところで、ブログを書き始めたころ、システムがあまりわかっていなくて、ひどく落ち込んだことがあります。

何人の方が訪問したか、サイト内のどこを見てくださったかがわかる、PVとかUUとかがあります。

今でも、どっちがどっちか定かでなく迷うのですが…。

それら前日分が表示されるページがあるのです。

 

最近は、だいたい夜中の12時頃、つまり1日のスタートにアップできるように予約していますが、

始めた当初、夜中12時過ぎにその表示を見ると、前日のブログはどちらもゼロ!

誰にも見られていな~い!

「あ~、やっぱり難しいのね、仕方ないわ」 と意気消沈して寝ました。

             

ところが、その日の夕方、次の日のブログを書こうとそのページを経由すると、

どちらもゼロではなく、ちゃんと数字が表示されていました。

集計に時間を要しているからゼロだった?ことが判明し、俄然やる気に。

 

そうです、私のつたないブログを、時々でも、また一人でも、読んでくださっている方がいるというのが、

私の毎日の励みになっています。

本当にありがとうございます!

これからも、継続できるようがんばります!

 

                   

 

ちょっと、愚痴をこぼさせていただきました…。

 

*PVとUUについて(私、何度見ても、はっきり覚えられません…)

  • PVはPage Viewの略で、1人のサイト訪問者がサイト内のページを何ページ閲覧したかを表す。
  • UUはUnique Userの略で、何人の訪問者があったかを表す。
  • PVは同じユーザーが同日内など計測の期間内にサイトを何度も訪問した場合でもカウントされるが、UUは同じユーザーが同じドメイン上では1UU以上カウントされない。
  • PV数とUU数はそれぞれ表現され、再度訪問してもUUの要素は1人とカウントするため、人数に変化は起きない。

どうなるの、この猛暑?

2024-07-08 | 日記

みなさま、こんにちは。

暑さで頭がくらくらする中、日経新聞のこんな記事に、はっとさせられました。

国連機関が、「2030年には、暑さで働けなくなることで、8000万人分の労働力が失われる」と試算。

2030年と言えば、今から5年半ぐらいしかありません。

 

          日本経済新聞

 

温暖化対策の国際ルール「パリ協定」では、産業革命以前からの気温上昇を1.5℃以内に抑えるのが目標。

しかし、去年6月から今年5月までの1年間の世界平均気温は、産業革命以前の平均を1.63℃上回ったそう。

すでに…!

            

ドイツの大学の研究では、去年の北半球の夏が、過去2000年間で最も暑かったと。

それは、最長約2700年生きた樹木の年輪を分析して、2000年前からの気温を復元した結果から明らかになったとか。

 

                        日本経済新聞

 

また、干ばつや洪水の被害が年々大きくなり、山火事が相次ぐ米カリフォルニア州では、

火災保険が次々と停止に追い込まれたそう。

先進国のアメリカで、保険が成り立たなくなってしまった、という事実に驚きますが、

日本でも、震災や水害の被害が今以上に頻度が多くなり、想像以上に被害も大きくなってくると、ひょっとして…。

 

気温上昇は、暑さだけでなく、農業の収穫量や漁獲量減少による食糧不足、感染症の増加… 

などをもたらすのは自明の理。

労働力の喪失は、食糧不足などを加速させる恐れがあります。

すでに、コロナ感染症で世界中が大パニックになったのを、私たちは経験しました。

もう二度と、あんな苦しい思いは、嫌ですよね!

 

でも、地球温暖化対策で、庶民の私たちにできることって、ほんのわずかです。(が、ちりも積もれば…?)

我が家では、太陽光発電、台所で出る生ごみはコンポストに、買い物では必ずマイバック、ぐらいでしょうか。

車はまだ、化石燃料使用ですし…。

この前修理が終わって、まだまだ乗る気満々なので、電気自動車は当分ないですから。

 

             日本経済新聞

 

しかし、このグラフを見ると、2050年には「世界の二酸化炭素排出量は実質ゼロ」を実現しなければならないとか。

あと、26年!

その時、みなさまは何歳になられていますか?

私は、〇〇歳ですから、すでに運転免許証は返納しているであろう年齢です。

いや、家族に反対されても、しつこく乗っているかも…。

その時こそ、ついに電気自動車?!


明暗のブドウ

2024-07-07 | 日記

みなさま、こんにちは。

あれだけ、暑熱順化と言われていたのに、この急激な暑さは想像を超えています。

「夏って、こんなに暑かったっけ?!」と、毎年同じことを繰り返し、何十年経っても学習できない私です。

 

6月に植えたポットのお花が、長雨の湿気と急な暑さに耐えられなくなったのか、枯れ始めたものが出てきました。

植物は素直ですからね。

エリザベスもこの調子で、日中はダレダレです。

 

                                        向こうに見えるのは、ウ〇チではありません!

 

ところが、クリニック北側玄関のブドウたちは、元気いっぱい。

袋掛けをしたものは、7月末か8月には大きくなって収穫できると思います。

ブドウの下で、寛いでいただけたら幸いですが、この暑さ、それどころではありませんね。

 

                         

 

これとは真逆で、以前お話しした、高齢になられた方の農園のブドウたち

黒とう病にかかったものは、すべてカットして廃棄処分となりました。

スタッフが、全部を袋詰めにしてくれて(ほかに伝染しないように)、ごみ焼却場に。

悲しい~。

 

      

          これが黒とう病              キャリーボックスに12箱分、もったいない~

 

ところで、5月の終わり頃、郵便局のチラシに、丸まるとした大きな「さくらんぼ」が載っていました。

あの可愛いフォルムを見て、思わず注文したのですが、待てど暮らせどなかなか来ない。

 

                      

 

すると、ニュースで、山形県のサクランボ農家の男性が、

しわしわになってしまったサクランボを前に、涙していらっしゃる映像が流れていました。

自然相手の現実は、ほんとに厳しいです。

 

返金などしなくてもいいので、そのまま寄付にすれば…と思っていたところ、昨日「お詫び」の通知が届きました。

郵便局さんが機転を利かして、返金か寄付かの選択でもできるようにしたら、いいのでは?

と思いましたが、難しいのでしょうね…。

来年に向かって、元気を出して、頑張ってほしいです!


1年に一度のチャンス と…

2024-07-06 | 日記

みなさま、こんにちは。

明日は七夕、1年に一度「ひこ星さんと織姫さん」が、会える日ですね。

 

           

 

小学生の頃は、七夕が近づく図工の時間は、折り紙で短冊や飾りを作るのが恒例でした。

半世紀以上も前、懐かしい~!

どなたが採ってきてくださっていたのか、わかりませんが、ちゃんと一人に1本短い笹が用意されていました。

飾り付けた笹を家に持って帰って、軒に飾ったものです。

どんな願い事をしてたのでしょうね…?

 

ところで、七夕の日は、そうめんを食べる日。

年中行事というものを、何気なく意識している我が家です。

ちなみに、1月7日は七草がゆ、3月3日は草餅、5月5日はちまき、7月7日はそうめん、9月9日は菊酒。

無病息災と邪気払い?でしょうか。

 

そして、特に、2月3日節分の豆まき行事は必須。

我が家の保護犬エリザベスにとっては、なぜか天から”おやつ”が降って来る、嬉しい日なのであります。

 

1年に一度、天の川を見て「ひこ星さんと織姫さん」の二人に思いを馳せる…。

(きれいな空なら、天の川がクリアで、無数の星が見られるのでしょうけど…)

それはそうと、天を見上げるなら、なんと今年は80年に一度のチャンス到来の星があるとか。

 

 

         うしかい座の東側に位置するかんむり座        日本変光星研究会

 

それは、今年9月ごろまでに、約80年ぶりの爆発を起こすと予想されている「かんむり座T星」。

前回の爆発が1946年2月、さらにその前が1866年5月だったことから、この天体は周期80年の再帰新星と呼ばれ、

爆発すると、北極星ほどの明るさになることから、肉眼でも観測できるそうです。

 

          かんむり座  日本変光星研究会

 

みなさんも、時々夜空を見上げてみてください。

ちょっと素敵じゃないですか~?!

 

でも現実は、「暑さと蚊との闘い…」なんて、ロマンチックぶちこわし!

 

PS. <用語説明> 勉強になりました

再帰新星(さいきしんせい)とは、新星と呼ばれる星の爆発現象が短い間隔で起こることが観測された星

新星とは、新しい星の誕生ではなく、普段は大人しくしていた天体 (白色矮星) の表面で突然核爆発が起こり、明るさが急激に増大する現象